【こぶ平レポート】関東学生ウィンターステージの結果から見えるもの
今年の女子ウインターステージから見えたモノ
<見えてきたのは、とにかく強くなるぞ という事>
今年の下馬評は、立教α(サマーステージで完璧な強さを見せた)の強さは上がっている(何故なら、リーグ戦ファイナル4の原動力の4分の1は1年生)
その他はどこが伸びて来るのかを楽しみましょう。という空気でした。
実際には、12人制2チーム出しとなった今回、立教はAチームベンチ入り5人の内2人がベータに回り多くのラクロス非経験者の体力あり、運動能力あり系をβに集めた事によりα、βの力は接近した物になっていました。
ただ、立教αのAチーム主力組3人の得点力、ゲームメーク力は強く他の1年生の育成が彼女たちとの競争凌駕をベースになっていることからの進化は高いものがありそうでした。
そして予選を経て分かったのが、サマーで優位の日体大が慶應に負けたように育成、進化に逆転が起こってきていたという事です。そして迎えた決勝トーナメント
12分ハーフのフルコート12名の戦いは、総合力と、個の強さが両方必要な非常にレベルの高い戦いの連続でした。
結果
立教αの優勝は多少の戦力の分散があったとはいえ、かなり接近したものとなりました。しかしショットを決めきる能力や、運動能力は高まっており、むしろ慶應義塾や立教βといったチームの進化が加速したと言えるのではないでしょうか?
特に立教βの戦いぶりは、1日4試合の戦いでも3位決定戦で、青学・東海チームの動きを上回った点などラクロス経験者以外の選手の活躍の余地が多いラクロスにおいても進化度の大きいチームだったと思います。
経験値が上がった時にαとの融合は新しいラクロスを形成する可能性の高い大学として記憶に留めるべき大学です。
準優勝の慶應義塾には、やはりAチームデビューを果たした選手がいました。しかしそれだけではない他の選手の運動量が現時点で他の大学より1段高いレベルにあったようです。もちろん全部の1年生が上級と同じレベルの練習をできているわけではないのですが、そのエッセンスは全員が共有し1部の選手は実践をしている様が目に浮かぶチーム力でした。
この両校に競り合った、明治、東洋・大東文化合同の3校も又確かな力を示していました。
これらのチームが今年慶應と戦い見た中から、慶應の強さをリファレンスとする事により3年後のチーム力は運動量だけでなく、シュートスピードから1on1の力まで、今年の慶應を越えていく事は間違いなさそうです。強いチームができる事は間違いないと確信しました。
いかがでしょう?関東のウィンターステージの今年は、将来大きな節目として見直されるべき物になったのかもしれません。
さて、関西のウィンターステージは今週末23日に 大阪 舞州 にて男女の決勝トーナメントが行われます。
しかし、8人同士のラクロックス形式で実施されるようです。つまり1年生のフルコートによるチーム戦の経験は来年5月?のあすなろリーグまでないのが実情です。この経験値の差は大きいと思うのですが。
未来予想図は
ラクロスの進化は偏りそう!!
こぶ平
PS. 上の意見と異なる事を天下に示す時ですよ。