【Player Spotlight】篠原貴彦選手|VALENTIA LACROSSE CLUB
2018年5月28日更新|下記の情報は2017年時の情報です
ー
いま注目の選手を紹介するLACROSSE PLUSのPlayer Spotlight!
今回の選手は大御所!日本男子ラクロス界ゴーリーのレジェンドといえばこの方ですよね。
日本一になった経験は数多く、そしてW杯には3大会連続出場。この選手を目標に頑張っている選手も多いのではないでしょうか?
それではご覧ください!
篠原貴彦選手|VALENTIA LACROSSE CLUB
【名前】篠原貴彦 (しのはらたかひこ)
【所属】バレンティア
【所属チームの今期目標】日本一
【現在のチームの戦況】リーグ戦2勝4敗。現在プレーオフ真っ只中。次戦:9月30日(土)15:30〜 @大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
【プレー中に呼ばれる名前】しのさん
【年齢】39歳
【出身】東京大学
【出身地】神奈川県
【仕事・アルバイト】銀行員
【日本代表歴】W杯:2006年大会、2010年大会、2014年大会出場
【使っているクロスのブランド】STXゴーリークロス、eclipse
【ラクロスの前にやっていたスポーツ】バスケットボール
【ラクロスを始めたきっかけ】大学入学時にクラスメートに誘われて
【ラクロスの魅力とは?】大学入学から初めても日本代表に手が届く数少ないスポーツ
【ラクロスにおける目標】一試合毎、目の前の試合に勝つこと
LACROSSE PLUSの読者に一言
(写真左)
私は20年以上ゴーリーとして現役選手を続けているので、若いゴーリーの選手向けにメッセージを送りたいと思います。
ラクロスのゴールの面積は、アイスホッケーに次ぐ小ささで、本来得点機会は少なくなるはずですが、ラクロスは他の球技と比べても得点機会は圧倒的に多く、ゴーリーにとっては過酷な競技です。
シュートスピードが速い上にボールが小さいので、コーナーに来るシュートをセーブするのはゴーリーにとって困難です。ただし、1,2歩のステップでコーナーに届くゴールの大きさなので、ゴーリーが少しの工夫することで、そのシュートをセーブ出来る可能性が出てきます。
工夫すること、ここにラクロスのゴーリーの面白さがあります。ゴールが小さいラクロスのゴーリーにとって重要なことで、工夫し続けることがレベルアップへ一番の近道です。シューターに対するポジションの取り方、構えるスタンス、スティックの出し方、ステップの仕方、など自分自身で考えて工夫できることばかりです。他にも、シューターに自分の構えはどう映っているのか、どのようなポジショニングを撃ちにくいと感じるか、等普段の練習におけるシューターとの会話や、どの位置に立てばパスコースを消せるか、どういう指示が欲しいか等DFとの会話の中でも工夫出来る材料がいくつも出てきます。攻撃の起点となるために必要なパススキルや利用するスティックにも自分なりの工夫が出来ます。是非一度、自分のプレースタイルについて考えて工夫してみて下さい。先輩に教わることも大切ですが、教わったことを元に自分なりに考えて、工夫することがレベルアップに不可欠です。是非、自分のプレースタイルを自分自身で作り上げてみて下さい。
今回のPlayer Spotlightでご紹介した篠原貴彦選手が所属しているVALENTIAの次の試合は、
9月30日(土)15:30〜 @大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
ADVANCE-HANGLOOSE vs VALENTIA
となっております。
この試合はラクロス3大大会の一つである『全日本クラブ選手権大会』への出場をかけた大事な一戦です。
ぜひ会場に足を運び、選手と一緒に戦いましょう!
Player Spotlightにて紹介された選手一覧
1)FUSION|寺西 志保美選手
2)FALCONS|松下 立選手
3)神戸大学|権藤 眞美選手
4)岩本 海介選手|Stealers, MLL
5)陳野 クリス選手|ADVANCE-HANGLOOSE
6)杉原 暉徳選手|ADVANCE-HANGLOOSE
次回のPlayer Spotlightもお楽しみに!