【ラクロストレーニング】ビジョントレーニング|ラクロッサーに必要な『見る力』
一試合でも多く勝ちたい!良いプレーをしたい!
そんなラクロッサーにぜひ、取り入れてほしいのが「ビジョントレーニング」。
「ビジョントレーニング」は『見る力』を鍛えあなたのパフォーマンスアップにつながります。
ビジョントレーニングのきほんのき
「見る力」というと、視力や動体視力などが思い浮かぶのではないでしょうか?
ビジョントレーニングで鍛えられる「見る力」とは
①欲しい情報を眼で正確に入力 ≪入力≫
②情報を脳内で素早く正しく処理 ≪情報処理≫
③体で情報に対して反応する ≪出力≫
という①から③の一連の機能のことを言います。
日常の例でいえば
赤信号を見る
赤信号=止まる
白線の前で足を止める
といったような日常でも何気なく『見る力』は使っています。
この「見る力」を鍛えることによって
眼だけではなく脳や身体の動きまでも向上させることができる。
それがビジョントレーニングなのです!
見る力を鍛えることで得られる効果とは…?
ビジョントレーニングは見たものへの反応力を上げるだけではなく
以下のような効果も期待できます!
・空間把握能力が高まる
・素早いボールを見極めることができる
・集中力が上がる
・記憶力がよくなる
・視野が広くなる
ラクロスのプレー中でいえば、
☆広いフィールド内で敵のいないスペースをすぐに判断しパスを回せる
☆ボールや相手との距離感を正確につかむことができる
☆素早いボールでも反応することができる
などなど…
ビジョントレーニングを行うことでラクロスのプレーで得られるメリットはたくさんあります!ぜひ、日ごろの練習に取り入れてみてはいかがでしょう?
それでは、即実践できるトレーニング方法を紹介していきます!
ビジョントレーニング実践編!
① 眼のストレッチ
② ビジョンサーキット
③ 目と手の協調性トレーニング
① 眼のストレッチ
まずは、ウォーミングアップから。
顔は正面にまっすぐむけたまま、両目を八方向に動かします。
右・左・上・下・右上・右下・左上・左下
各方向に最大限動かし、5秒~10秒ずつキープしていきます。
【参考動画】
② ビジョンサーキット
ストレッチが終わったら、メトロノームの音に合わせて眼を動かしていきます。
正面を向いたまま親指を左右30cm間隔で顔の前に置きます。
メトロノームの音に合わせて右・左と交互に両眼で見ていきます。
上下・右上左下・左上右下も同様におこないます。
慣れてきたらメトロノームのテンポを上げ、素早い目の動きを手に入れましょう
【参考動画】
③ 目と手の協調性トレーニング
今度はボールを使って眼と手の協調性を上げるトレーニングをご紹介します。
二人一組でおこないます。向かい合わせになり、一人はボールを相手に投げます。
もう一人は投げられたボールをタッチしていきます。
様々な方向にボールを投げ、すべてタッチ出来るように反応していきましょう。
眼が慣れてきたら、出来るだけ顔は動かさずに周辺視野でボールを確認して反応できるようにトレーニングしていきましょう。
【参考動画】
まとめ
ビジョントレーニングは毎日少しずつでも実践することで効果が期待できます。
練習前に3分だけでも取り入れてみてください。
また、緊張している試合前は、特に視野が狭くなりがちです。そんな時には眼のストレッチを行うだけでも気持ちに余裕が持てます。
「見る力」を日頃から鍛え、パフォーマンスアップにつなげてみましょう!
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この記事を書いた人
☞馬渕加奈
順天堂大学スポーツ健康学部を卒業。大学剣道部での競技生活とトレーナー活動を経て飯田覚士ボクシング塾へ入社。飯田覚士氏の元で子ども達の発育発達に併せたビジョントレーニング、運動指導に励んでいる。
「ひたむきにおおらかに」をモットーに子ども達の気持ちに寄り添った指導を心掛けている。
飯田覚士ボクシング塾ボックスファイ→https://www.boxfai.com/