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【コラム】 #4 大学スポーツとしてのラクロス

皆さんこんにちは!まっすーです。

今回のテーマは、「大学スポーツとしてのラクロス」です。大学スポーツはカレッジスポーツと言われ、アメリカの全米大学体育協会(National Collegiate Athletic Association、以下NCAA)を筆頭に、本格的なスポーツ活動が繰り広げられています。ラクロスについては、日本では「大学から始めるスポーツ」としての認識されている面があり、大学を中心に盛り上がりを見せています。

私自身も大学からラクロスを始めたわけですが、当初から感じている大学スポーツとしてのラクロスの2つの「可能性」について今回は伝えたいと思います。

1つ目は、「横の繋がりを広く深くできる」ということです。
ラクロスではチームの承諾さえあれば、シーズン中でも他大学の練習に参加できる文化があります。これは、大学のほかのチームスポーツではあまりない光景だと感じています。

他大学の練習に参加することで、様々な戦術や技術、練習方法や組織の考え方を知ることができ、個人の努力次第でスキルアップを図れます。また、新しい指導者や仲間との出会いもあります。井の中の蛙にならないためにも、外の世界で挑戦し自分磨きをすることは、チームにとっても良い影響をもたらします。

2つ目は、「大学教育の一環としてラクロス部での活動は有意義」ということです。
以前のコラムでも触れましたが、日本における大学というのは一般的に、社会人になる前の“最後の学校”です。そのタイミングで、学校に在籍していながら、ラクロス部での活動は、マイナースポーツであるが故に自主運営と自由度が比較的高いのが特徴です。私自身、振り返ると、まるで会社員時代の1-2年目もしくは企業立ち上げのような経験をしてきたように感じています。

初めてのことに挑戦するときに、限られた資源と人材で組織をつくり、目標達成のために自分で考え能動的に動く。ラクロス部に所属すると、この社会人になる前の最後の学生生活において、次のステップでの働き方を先取りするような経験を積めるからこそ、社会へ出てからの評価が高いとも聞きます。そこに、大学×ラクロスならではの可能性を感じてきましたし、これからもっと発展させたいと思うばかりです。

世界大会で男女ともに快挙を成し遂げた日本のラクロス!そこで活躍した多くの選手が大学からラクロスを初めており、アスリートとしての成長も見受けられ日本のラクロス界の発展がますます楽しみです!

今回は以上です。次回もお楽しみに!

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