日本のラクロスコーチの現状|アンケートから見えたコト④
LACROSSE PLUSでは昨年2017年に現役でラクロスコーチをやられていた方にアンケートをとり、日本におけるラクロスコーチの現状を把握しにいきました。
そのコーチアンケートの結果から見えたことを皆さんにご紹介したいと思います。
この日本ラクロスコーチの現状のまとめは全5記事にまとめました。
①日本のラクロスコーチの状況について&チームへの関わり
②コーチへの謝礼について
③コーチをやる上で重要なことについて
④これからコーチをやりたいと思っている人へ現役コーチからメッセージ
⑤クロス集計:LACROSSE PLUSまとめ
まずは、アンケートに答えていただいたコーチの皆様、ご協力を本当にありがとうございました。
今回ラクロスコーチのポジションや置かれている状況など現状が知れたことによってこれから改善できるポイントがみえてきたと思っています。
また皆様にご協力いただいたこのアンケート結果は、現役ラクロッサーだけでなく、実際にコーチをやられている方、そしてOBOG組織の方にも大変役立つ情報になったと思います。
ぜひこれからもみんなで日本ラクロス界を盛り上げていきましょう!
今回ご紹介するコーチ情報は ④これからコーチをやりたいと思っている人へ現役コーチからメッセージ ご紹介します。
こちらにまとめた全ての情報は2017年10月に行ったアンケート結果に基づいています。
2017年現役コーチからこれからコーチをやろうと思っている人にアドバイス&メッセージ
ラクロスの4年間だけでなく社会に出てからの生活に活かせるように指導していくことが選手にとっても大切だと思います。
コーチ自身も日々勉強だと思います。引退してもなお新しい発見を見つけられてとても充実した日々を送れてます。
仕事をしながらチームを見るのは大変で休みはほぼ潰れてしまうけど、それ以上に掛け替えのない経験や感動を学生たちから得ることができます。頑張って下さい!
時間は取られて大変ですが、自分が教えたことで現役の成長を見ることができ、とてもやりがいがあります。多くの人と関わることもできて、人脈も広がります。依頼される前はやりたくなかったのですが、今は本当にやってよかったと思っています!
初めは失敗して経験を積みながら成長していくのは、選手も指導者も同じだと思います。少しでもやってみたいと思ったら一歩を踏み出しましょう!
まずはその世界に飛び込んで経験を多く積むこと。最初から優秀なコーチなど存在しない。始めなければ多くの得られる感動も無い。
ラクロスが好きな気持ちがある方、一緒にラクロスを広め盛り上げていきましょう!!
常にある課題を試行錯誤を繰り返して1つ1つ潰していく日々を過ごしています。物事を考える能力をつけたい方には、オススメします。
時間がかかってもいいのでお互いが納得する方法を探してやりきること。
ラクロスの楽しさを伝えること、人間を育てる意識と自分も一緒に成長しようとする熱意があれば、選手は信頼してくれるはずです
社会人になって、これだけ夢中になれ、学生からエネルギーをもらえるものは中々ないと思います。
正直時間も相応に使うし、負荷はかかりますが、人間や組織の成長を近い距離で体感でき、自身の充実感にも大きく繋がると思います。
頑張ってください。
ラクロスが少しでも好きなら是非!自分の持っているラクロスの技術から社会に出てからの経験値を活かして、学生達の成長を身近で感じれる素敵な時間だと思います。難しい所も沢山ありますが、それも自分自身の成長にも必ず繋がります。なかなか出来ない経験だからこそチャンスがあるなら是非トライしてみてください。
プレーヤーとしては経験出来ない貴重な体験が出来る役割です。
人生のターニングポイントになる可能性もあると思います。
やるかやらないか迷われてるなら、ぜひチャレンジされるといいと思います。
選手1人1人に対してどのようにアプローチすれば成長でき、試合で実力を発揮できるのか、これを考え実行することがコーチの仕事であり責任ではないでしょうか。
様々な方法がある中でどのようなアプローチを選ぶのかは自由です。このマインドさえ忘れなければ、コーチとしての責任は果たせるはずです。
『教えてもらいたい』と思っているチーム、選手はたくさんいます。今まで培って来た経験が、必ず役に立ちます。
『何かを教える』と考えると、プレッシャーがかかると思います。私が一番大切だと思っている事は、チームと一緒に楽しむことだと思います。
ラクロスを通じて何を感じ、何を得てほしいのか、そのための信念せあれば、他のことはやり用はいくらでもあると思って、コーチをしています。
土日は完全に潰れますが、やってよかったと思っています。
ラクロスをメジャースポーツにしよう。
教えるというスタンスでなく、一緒に成長するというスタンスで臨むといいと思います。その方が選手も自分も成長できるし、強いチームになれると思います。教えるでは、自分を超える選手は育たないですから。
難しいことも多いけどその分得られるものも多くやりがいあります。興味があるならまずはやってみるのがいいと思います。
学生は客観的にチームを見てそれが正しいのかどうかを後押ししてほしいときがあるので、ラクロスに対する知識はもちろん重要ですが、それ以外の部分でも力になれることがあるんじゃないかなと思います!
まずは母校の練習に行くことから、初めましょう!
いかに自分(コーチ)がいなくても、練習や試合が上手く回るか?の仕組みをつくることかな。
母校をつよくしたい、貢献したい、ただ頼まれたから、ラクロス好きだから、きっかけの理由はなんでもいいと思います。ただ、ラクロスを通じてなにかを学びたい、学ぶべきだと思うきもちがあれば、立派な人間を育てることができる気がします。結果ラクロスでのチーム目標に繋がると最高です。
コーチは技術を教えるだけではありません。いかに学生達と向き合える時間を作れるかが大事だと思います。ラクロスが好きであれば、コーチをするのもひとつの選択です。
選手のことを第一に考えることが大切だと思います。選手が目標達成できるようにお手伝いすることが私の役目です。
どんな舞台のチームであれ、刺激的な現場です。ラクロスを通して、自分の働きかけで選手が変わり、自分も変わる。プレイヤー同様、やりがいがあります。
自分の経験を未来の人達に伝える事でラクロス全体の活性化に繋がると思うので頑張ってください。
何事もやってみないと分からない!合う合わないもあると思うけど、やってからじゃないとそれすら分からない。何事もチャレンジあるのみ!まずは一歩踏み出してみよう!
時間がなくても本気で学生に向き合えば学生は答えてくれます。また考え方ひとつでとてもよい経験になります。
自分も楽しむこと
楽しいので是非やってみましょう
自分の好きなスポーツに取り組んでいる学生達と接する事で改めてこのスポーツが好きだと実感出来ました。
自分と同じように社会人でもプレーを続けてくれる学生が一人でも多く出てくれると嬉しく思います。
そういった学生を多く作るためにもラクロス経験者が現役学生達と関わる事が必要だと感じています。
この素晴らしいスポーツを一人でも多くの人に伝えましょう。
私は廃部寸前のチームの再建を依頼され、17年ぶりにコーチ復帰しました。ブランクは関係ありません。大切なのは情熱と優先順位だと思います。
コーチを必要としているチームまだまだ多いと思います。
コーチはラクロスが好きで、人が好きであれば誰でもできると思います。
ぜひコーチを始めてみてください♪
コーチは大変なことももちろんありますが、それ以上に素晴らしい時間が過ごせる素晴らしい仕事だと思います。
全ては学生達の為に動けるかどうかだと思います。
ラクロスの技術や、知識はその想いがあれば、いくらでも後から収集できます。始める時は色々な不安があるかと思いますが、それ以上の感動が待っています!本当です!
誰かの言葉に助けられる学生は沢山います!その誰かになって、是非、学生達と一緒に目標に向かってください!
チームに携わるということは会社の組織をつくったり、自由な発想で商品開発をしたりすることにも役立ちます。自分のリソースを活かしながらチームメンバーのリソースを引き出して成果に繋げてください!
自分はラクロスが大好きだと伝えるだけでも意味はあります!
やりたいならやるべき
社会人をしながらコーチをやるのって、結構もどかしいです。時間の使い方、育成班との意思の疎通が重要かなと感じます。どちらかというと、1年生と関係を構築するより、育成班と構築する方が難しいです。
自分の力を試すいい現場。自分の成長にも繋がる。やりたいならやるべき。
熱意が大事
始める前よりラクロスについて勉強しなければならない。また勉強しないといけないと思うシーンに何回も遭遇します。結果ラクロスについてなのか、何についてなのかはさておき、時間を創って考えるという経験は、必ず仕事(人生)に活かされると考えます。
勝つチームではなく人として成長出来るチームを目指す
育成コーチはラクロスに対する気持ちが良くも悪くも1年生に伝わりやすいと思います。
お金と時間は掛かりますが、自分がラクロスする上でもコーチの経験は役に立つと思います。
年齢が高くなって、激しいプレーが厳しくなっても頭脳や統率力という面でラクロスチームに貢献出来ると思うので、コーチという立場でもラクロスに関わる人が増えたら嬉しく思います。
どのコーチになるかにもよるので(HC.AC.Bコーチ育成コーチなど)一概にはいえませんが、ラクロスって楽しいってことを学生に教えたいとか学生・チームに愛があればなんだって力に変わると思います。
【学生コーチとして】学生からは学ぶことしかありません。自分の知識を伝えると共に、学生の可能性を一緒に広げましょう。ラクロスはコーチとしても日々成長できるスポーツなので、悩んでいたら即行動しましょう!
できる限りの手助けをすればいいと思います
本気になること
選手やチームが強くなることも大事ですが、ラクロスを通じて自分自身がさらに強くなれる手段だと思います。
ラクロス指導者はまだまだ足りない現状にあるのでまずはやってみるというスタンスでいいと感じます。
忙しいからできないではなくて、忙しくても自分の生活スタイルに合うように見れる頻度を決めたり、どの分野をコーチングするか決めたりすれば始められると思います。
まだまだラクロス界においてコーチングが確立されてるわけではないので、コーチもそれぞれのスタイルがあっていいように感じます。
正直、自分は向いてないなぁと思いながらやってるけど、コーチをすることである発見が自分のプレーにもたくさん返って来たし、学ぶこともたくさんあったから、選手やチームと一緒に成長しよう、という気持ちで飛び込んでみれば、きっと無駄にはならないと思います!為せば成る!
今年の1年間、初めて出身校ではない、しかも他地区のアシスタントコーチをさせていただきました。コーチをして感じたことは、自分自身の成長に繋がるということです。私自身クラブチームでプレーをしていますのでラクロスのプレー自体についてはもちろんのこと、人の成長の仕方や考え方を知れたことと、マネジメント面で頭をフルに使うという経験は貴重でした。
自分の成長にもなるのでぜひやってみて下さい!
自分が学ぶこともたくさんあるので、自分のスキルアップのためにもコーチをやることはいいことだと思います。
根本のところをクリアにしないと、何も伝わらないし伝えられないことが多いです!
教えるということはとても難しいですが、本当に自分の成長にも繋がるので、すごく楽しいです!自分に出来るかどうか、ではなくて、自分が何を伝えたいか、じゃないかなと実際にやってみて思いました。
全力で向き合えば向き合った分だけ、沢山の事が得られます!
やりがいと自分の成長があるから今でも仕事しながら続けてます。コーチをやってると「時間がないからやれない」のではなく、どうにかして「時間をつくる」ことを考えてスケジューリングするようになります。私はコーチしたことによって時間がなくなるのではなく、コーチしたことによって時間を作り出せるようになりました。そしてそれ以上にたくさんの元気と学びを学生からもらってます。ラクロスへの貢献とか大きいことでなくても、ぜひ自分のためにコーチに挑戦してみてください。
不安な分だけチームと意思共有ができるので良いと思います
最初は戸惑いますが、やってみたらなんとかなります。
選手だけでなく自分の成長にも繋がります。
大変なことの方が多いですが、学生のころとは違った関わり方ができるので、新たな気持ちで関わっていければいいと思います!
謝礼はもらっていきましょう。
選手を上手くさせたい、チームを勝たせてあげたいという想いが大切だと思います。
自分のプレーの幅も広がる!
練習は週に1.2回は行かないと、選手からの信頼は得られない。練習に行けない平日は、LINEやメールなどで気にかけてる雰囲気のやり取りを選手とする。
まずはやってみようの精神で良いかと思います。
現役コーチからのメッセージは想いが思っていて、素敵ですね。
2018年はラクロスコーチが少しでも増えていることを期待したいです。
みんなでラクロスを盛り上げていきましょう!