【Referee Spotlight】原 拓輝さん|慶應義塾大学(男子ラクロス)

今注目のラクロス審判員を紹介するReferee Spotlight。

今回は関東学生ラクロスリーグ戦にて数多くの審判員の中から男子競技ゼブラ賞を受賞した慶應義塾大学男子ラクロス部のこの方にSpotlight!

選手であればMVPやベスト12を目標にしている方も多いと思いますが、実はゼブラ賞に選ばれる確率は数字的に見てみればベスト12よりも低い!?

150人以上の部員が所属し、2年連続で関東制覇を果たしたチームはプレーだけではありません!

「審判でも結果を残す」それを証明してくれました!


原 拓輝さん|慶應義塾大学(男子ラクロス)

【名前】原 拓輝(はら ひろき)
【大学・学年】慶應義塾大学 4年
【ラクロス中に呼ばれる名前】はら
【審判歴】3年
【審判をするラクロスの種目】男子ラクロス
【日本ラクロス協会における審判資格】2級
【出身地】東京都
【アルバイト】ラーメン屋
【趣味】スポーツ観戦

【ラクロスの審判を始めたきっかけ】

チームで資格試験を受けることがきっかけでしたが、審判活動に力を入れるようになったのはサマーステージ(新人戦)で一緒に吹いた方が魅力的だったからです。

【審判の面白み】

選手とは違った面から試合を作れることと、友人と”選手vs選手”ではない形でグラウンドで会えることです。

【審判のスキルアップのために行っていること】

自分が吹いた試合のビデオを見て反省をしています。また、いろんな人と吹くことで様々な考えに触れるようにしています。

【あなたにとっての『いい試合』とは】
“ラクロスの魅力”を見ている人に伝えられる試合だと思っています。

ラクロスの魅力はスピード感と激しさであると考えており、それを最大限発揮させることは審判の力量にかかっています。

しかしラクロスは重大な怪我を負う可能性のあるスポーツで、そこの線引きが審判をしていて一番難しいところだと思います。

一定の基準を持ってジャッジをすることで良いプレーと危ないプレーを選手に伝え、そうすることで見ていて迫力のある試合が作られると思っています。

【ゼブラ賞を受賞した感想】
チームとしては優勝を、個人としてはゼブラ賞を今年の目標にしていたので嬉しいです。



【審判としての今後の目標】
最終的な目標は将来ラクロスがオリンピック競技になった時に審判として出場したいです。

LACROSSE PLUSの読者に一言

審判は選手と違って勝利を目指して試合をしているわけではありません。

では何を目指して取り組んでいるのでしょうか?

答えは人それぞれですが

私は”ラクロスの魅力”を見ている人に伝えることです。

ラクロスはまだまだマイナースポーツで、全日本選手権の決勝でもスタンドが満員にはなりません。
初めて見た人が「ラクロスって面白い!」と思い、今度は友達を連れてまた見に来てくれる。

そうやってどんどんラクロスを面白いって思ってくれる人が増えることを願っています。

私はこの想いを選手として、そして審判として成し遂げたいと思います。

今回紹介した原さんが所属する慶應義塾大学男子ラクロス部の次戦は明後日開催の全日本大学選手権準決勝(名古屋会場)です!
11月18日(土)11:00- Face Off @ 愛知県名古屋市・港サッカー場

慶應義塾大学 vs 南山大学

(入場料:前売券 500円、当日券 1000円)

名古屋会場で2年ぶりのアベック対決が実現しました!(2年前の対戦カードは 南山大学 vs 東北大学)

日本一を目指し邁進する慶應か、打倒関東に燃える南山か、男女共に見逃せない試合になりそうです!!!

なお全学準決勝名古屋会場では、東海地区CPJ(Come On Project)のTwitter,Instagramアカウントにて随時試合情報が配信されるそうです。そちらもチェックしてみてください!

Twitter→@TOKAI_CPJ

Instagram→@tokai_cpj

Referee Spotlightにて紹介された審判員一覧

5)松井友梨さん|岐阜大学(女子ラクロス)

次回のReferee Spotlightもお楽しみに!


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