【女子ラクロスU19日本代表選手紹介】石井 柚奈選手|同志社大学所属
8月にカナダにて開催される第7回FIL女子19歳以下世界選手権大会(Women’s Lacrosse World Championship)に出場する女子ラクロスU19日本代表選手をご紹介します。
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石井 柚奈選手|同志社大学所属
【名前】石井 柚奈 (コートネーム:ユズナ)
【所属】同志社大学
【ポジション】AT
【利き手】右利き
【身長】159cm
【ラクロスを始めた理由】テニス以外で自慢の走力を活かせるスポーツを考え、それがラクロスだったから。
【スポーツ歴】テニス
こぶ平’s VIEW
「ラクロス以外の他のスポーツは全く苦手です」という石井選手。それでもラクロスにおけるシュート技術はとても高い。注目の選手だ。
今回の個人取材を通して、自分の強みを観て欲しいという想いが石井選手を動かしているのではないかと感じた。
その石井選手の姿や想いは今の女子ラクロス選手多くの姿とダブっているように見えた。だからこそ、頑張って突き詰めるとここまで上手くなれるんだという戦う姿をたくさんの人に示して欲しい。実に一般的な女子選手のロールモデルになる選手だと思っている。
実は石井選手が高校1年生の時、現FUSIONで前日本代表の佐藤智美選手が母校の教育実習に来られたことがあるという。「その時自分が将来U19でも日本代表になれると思っていなかったが、佐藤智美選手の存在は刺激になった」と石井選手は言う。
「高2時のキャプテンでとても辛かったから、ラクロスを続ける事も考えたくなかった事もあった。」
と石井選手は影の部分も見せてくれた。
2017年の自身高校最後の戦いになった全国大会で優勝を目標としていたが果たせない経験を持つ。ただその時優勝できなかったことよりも、1回戦で負けた同志社高校のラクロスが好きで、そして素晴らしかったことがとても印象に残り、そしてその日のうちに同志社大学のコーチでもあった、秋葉さんに 「これから同志社でラクロスをやらせてください」 と伝え、そこから同志社大学へ進んだという経緯がある。
やると決めたらやりきる石井選手、そんな彼女が今ひたすら前を向いて世界へと活躍の場を広げている。
自分の力 と 自信を持ちたい力 が原動力になる選手なのである。
世界選手権大会での活躍に期待をしたい。
Photo Gallery by Akie Umeda