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【こぶ平レポート】新人学生ラクロス2ndステージウィンターステージが熱い

2018年度最初のラクロス公式戦学生ウィンターステージ。関東の決勝トーナメントが12月16日(土)に行われます。
関東のウィンターステージは新人として、初めてのフルコート、フルメンバーでの戦い。サマーステージとはプレーの幅も異なるので、真のチーム力のポテンシャルが露呈するステージとなります。

今年のサマーステージの優勝は男女ラクロス立教大学で立教大学はしっかりウインターステージでも決勝リーグ、トーナメントに進出しています。
ある意味、育成も含めて立教大学の今後が楽しみになっているという事が言えます。まずは、この立教大学のラクロスがどんなものなのかを見るのも良いですね。

今回のウインターステージの大きなテーマは
☆男子ラクロス:ほぼ順当と言える勝ち上がりから、厳しい決勝リーグ。シュート技術の巧拙が勝敗を分ける?
☆女子ラクロス:立教を追い詰めるのは、立教なのか?

見どころ、その他今回は男子から紹介します。
【決勝トーナメント組み合わせ】

男子は、F,I,J組の1部の潰し合い以外は順当な1部(前1部)チームの勝ち上がりで来ています。その中D組は新1部の立教が
1部明治を破って堂々の1位通過。サマーでの優勝をそのまま進化へと結びつけている印象があります。Aチームも1部昇格を
決めた唯一のチームですが、トータルで進化している事が伺えます。この先新しい進化を遂げるかもしれない立教大学の決勝リーグ
トーナメントに注目するのも面白いかもしれません。
一方で、F組の日体大、J組の慶應義塾は夏以上の力を発揮できず東京、一橋に屈しています。もちろん強豪同士の潰し合いという
面もありますが。
結果的に、決勝リーグ4組とも接戦になる模様で、思い切ったショットをゴール枠内に撃てるかが勝敗を決めそうです。
立教の夏冬2冠制覇はフェイスオフに掛かっているかもしれません。

女子は先にお伝えした情報に少し誤りがあります。決勝トーナメントの試合時間は12分ハーフ(予選より2分伸びます)
【決勝トーナメント組み合わせ】

女子はK組4チームで、早稲田との得失点差で勝ち抜けた明治αや、A組で日体大を破って進出した慶應義塾の夏からの進化が
見られましたが、何といってもC組で強さを発揮した立教βに注目でしょう。
夏には玉川、青山学院との組で勝ち抜けなかった立教βですが、勢いのある駒澤に玉川・聖徳の予選リーグを圧倒して勝ち上が
る訳ですが、身長の高い選手、動ける選手、パス、ショット、ライドの個性が豊かで、全体の力が格段に高くなって来ていた印象
です。順調に勝ち進むと準決勝で立教αと当たります。立教αはサマーステージを圧倒的強さで勝ち切ったチームですが、その
チームを倒すのは立教βかもしれないと思わせる個性と連携です。
対するは慶應義塾を中心に東海・青学と成蹊・東京学芸のチーム力が絡む島ですが、慶應義塾は大学制覇から日本一を目指す
チームの勢いもあるでしょうから、準決勝での戦いをくぐり抜けそうな気配は漂います。
それでも、「立教を倒すのは立教」なのかもしれません。いずれにしても、予選リーグと違い前後半2分ずつ、合計4分の時間の
伸びを有効に使ったチームが勝ち抜ける事はまちがいありません。前後半2分ずつの伸びは結構堪えるかもしれませんよ。

あと、予選では隣のコートの笛で、プレーを止める選手が良く見られました。本当に止められるまでプレーを続ける姿勢が勝負を
分けるかもしれません。

試合は 12月16日(土) 9時(男女で異なるかも知れません)から 場所;江戸川区葛西臨海球技場

寒くなりそうですが、試合はHOT HOTとなります。是非たくさんのお客様に見ていただきたいと思っています。

関西地区は男子のウィンター予選リーグが行われる模様です。

こぶ平

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