【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 “SELL” (セル)をご紹介!

2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの?よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なんだろうと疑問をお持ちの方がたくさんいると思います。
今回は、このSELLという女子ラクロスの団体がどういう団体なのか、何を目指しているのかについて代表の柴田陽子さんにSELLについてをご紹介いただきました。

SELL – Second Era Leaders of Lacrosse –


始めまして。SELLの代表の柴田陽子です。

「SELL」という団体は2018年4月のある晩に創立メンバーの5名で集まったミーティングで誕生しました。あれから2年が経過し、まさかこんなにも色々な挑戦をし、こんなにも多くの素敵な出会いに恵まれるとは想像しておらず、本当にあのときに思い切った決断をしてよかったなと思っています。

と偉そうに言いながら、実は私はSELLの代表を今はやっていますが、最初にこの活動を考案したメンバーではないんです(笑)。
元々は、2017年のW杯を経て、当時社会人の若手メンバーだった鈴木(旧姓:松本)、廣瀬、寺西とラクプラ編集長で私のFUSIONの同期の小野寺がラクロス界を社会人から盛り上げたいって動き出していて、その話し合いに途中から声かけてもらって加わりました。

私が話し合いに加わった時、この活動の構想にはまだ名前もなく、明確なビジョンやミッションもなかった。次にどういうイベントをやりたいかという話を軸にしていたのですが、その話し合いの方向性を少し変えることから始めました。


マーケティング業界では、少し前に話題になった言葉でゴールデンサークル理論というものがあります。下図の絵のように「why・how・what」の3つの円で構成されていて、物事の本質を説明するために使われるものです。

・「why」 ・・・なぜそうするのか(信念、目的)
・「how 」・・・どのようにするのか(方法、理論)
・「what」・・・何をするのか(商品、サービス)

この中で、
「人は、【何を(what)】ではなく、【なぜ(why)】に心を動かされる」
ということがマーケティングにおいて非常に重要だ、と言われています。だからこそ、全てはwhatではなく、whyから考えるべき、だと。

詳しくはSimon Sinek氏のTEDの有名なプレゼンがあるのでそれを見ていただいたほうが伝わるかと思いますが、これはビジネス界だけでなく、どの業界にも通ずる本質的部分への言及であり、SELLという団体が生まれる上でも、まずこの「why」から考えることが非常に重要だと思っていました。

どんなイベントをやるか、というのはwhatです。だからwhatから話しても、人はそこに心動かされない。whatだけを話しても、私たちのために投資したい、私たちのやろうとしていることに力を貸したい、と思ってくれる人は見つからないんです。「なぜ」、そのイベントをやるのか。私たちが本当に達成したいことは何か。そういった「why」に当たる部分を話し合うための議論に方向転換を図りました。

そして、その先で出た結論が、「社会人ラクロスの価値向上」でした。

社会人になっても、なぜそこまで頑張ってラクロスをするのか。なぜ、土日を全て捧げるのか。それは、それが成長できる道だから。ワクワクする道だから。そうやって思える社会人ラクロス、もっといえば社会人女性、社会人アスリート、を目指したい。大学生がそんな人になりたいと憧れるようなロールモデルを輩出する社会人ラクロス界でありたい。私たちが共通で目指してたのは、そんな世界観でした。

つまり我々にとってのゴールデンサークルは、

why:社会人ラクロスの価値向上
how:勝利ではなく価値向上だけに特化した、リーグに参加しない新しい形の団体を創り、価値に共感してくれるスポンサーを募る
what:クラブの枠を超えた平日強化練の実施、定期クリニックの開催、SELL CAMP・SELL BATTLEなどの新しいラクロスイベントの考案、他

ということになります。

要するに、やりたいことは社会人ラクロスの現状を変えること。みんなが憧れて、「あの人たちのようになりたい」と思うような社会人ラクロス界をつくること。そのためにできるhowが新しい団体を創立し、スポンサー支援金で様々なwhatにチャレンジすることだったのです。

SELLの正式名「Second Era Leaders of Lacrosse」にはラクロス界において社会人で第二成長期を創り、ラクロス界のリーダーになるという想い、我々のwhyが込められています。

SELLではLEAD LACROSSE, LEAD BUSINESSのビジョンに基づき、下図の3つの活動目標を設けています。現在実施している事業は全て、立ち戻るとこれらの目標、そしてその先のwhyを達成するためにあると考えています。

実はロゴにも色々と意味があって、テーマカラーの3色はそれぞれ、ピンク:女性の象徴、ゴールド:リーダーの象徴、藍色:日本の象徴として入れています。そして、3つの星は、上述した3つの目標を表しています。SELLはそんな想いの詰まった団体です。

2年目に突入した今年は、下図のとおり、SELL所属者、ラクロス界内、ラクロス界外、の3つの対象者に向けた8つの事業に分かれて活動しています。それぞれの事業部は事業部長がリードしてくれています。すでにできていることも、まだできていないことも多々ありますが、一つずつできることを増やしていきたいと思います。


事業部長の高野、鈴木、寺西、高橋はクラブでのプレイ、日本代表活動、そして仕事やプライベートと両立しながら事業部長をやってくれています。森、図師はクラブ連盟の執行部もやりながらスタッフとしてSELLの普及部をけん引してくれてるバイタリティ―溢れるコンビです。そして、私の相方(ルームシェアしてました)小野寺がいろいろな広報関連の仕事もやりながら私が苦手な広報を全て受け持ってくれています。SELLではこの事業部長のボードMTGというものを定期的に開催していますが、集合はいつも朝の7時に丸の内(笑)それでも嫌な顔せずに早朝から頑張ってくれるみんなに力をもらいます。

SELLはリーグ戦にも出ませんし、あくまでみんなにとってプラスアルファの活動であり、負担になってはいけないので、SELLを優先してイベントをすることなどはありません。その中で新たな価値を発揮する試みを考えていくのは非常にチャレンジングな側面もありますが、SELLが切り拓いた未来の先で全国でクラブリーグの価値が上がり、「社会人ラクロスってかっこいい」って思ってもらえるような変化に少しでも寄与できれば幸いです。

まだまだ成長途中の若い団体ですが、これからも温かい目でSELLの新しいチャレンジを応援お願い致します!

SELL代表
柴田陽子


—–
SELLの熱い想いや活動意義などが伝わりましたね。
2021年には女子ラクロスの世界大会がアメリカで開催されます。そこに向けてSELLとしてどう活動をしていくかも注目したいところです!
これからも引き続きLACROSSE PLUSとしてもSELLに注目していきたいと思います。

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