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【こぶ平レポート】2019年GWラクロスの振り返り②

関東地区では、毎年ゴールデンウィーク中に学生の新人戦最終ステージ“あすなろCup”が開催されます。あすなろカップは新2年生だけで戦う公式戦で、フルコートで実施されます。今年はリーグ戦に先駆けて、新ルールでの開催となりました。1年間の進化を示す機会となる戦いは白熱したものとなりました。その模様をレポートします。

5月1日(土)男女共催で東京江戸川区葛西臨海球技場にて早朝から実施された予選リーグは12月末に実施されたサマーステージからの成長を示すレベルの高い試合が繰り広げられた。


12月のウィンターステージでは男子は日本体育&城西の優勝、早稲田、立教の順位。
東京経済・中央、慶應義塾高、東京理科、神奈川・青山学院、東京農業・東洋の各チームが決勝トーナメントへ進出したが、あすなろカップでは、立教、日本体育・東海、青山学院・神奈川、東京経済・中央、早稲田、明治・横浜国立、一橋が決勝トーナメントに進出した。少し入れ替わりがあったが、これは日体大・東海合同と慶應義塾高が同じ組に、なるなどの組み分けの絡みが大きかった。

男子はディフェンスがアタックを凌駕するケースが多く、差のつかない試合が多いのが特徴だが、今季もAからG組まで差の無い試合が続いた。とりわけ、日体大・東海合同と慶應義塾高が同じ組になったB組は両チームが得失点差、得点とも並び抽選で日体・東海が勝ち上がる非情な展開となった。早稲田の入ったE組は成蹊合同、武蔵合同が同居する過酷な組となり、全ての試合が1点差の僅差の戦いとなった。とりわけ早稲田対 武蔵・東洋合同 は残り1分まで武蔵・東洋が支配的に進めていたが、最後に2マンダウンとなり早稲田がブレイクする際どいものだった。
最終的には、この熾烈な戦いを抜けた早稲田大学がウィンターステージの準優勝のリベンジを果たし、中央&東京経済が準優勝、日体&東海が複数のインフルエンザによるリタイアを克服し3位となった。

印象的だったのは、最後の3位決定戦まで試合を見続けた、慶應義塾高校の選手達の姿だった。

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