【こぶ平レポート】”大学男子ラクロス”どこより早い展望
先日の女子大学生ラクロスの展望に続いて、とっても気の早い男子大学ラクロスの展望をお伝えします。
1998年の慶應義塾大学を最後に日本一の座から遠ざかる事20年。毎年関東の大学のTop校が真の日本一を目指すことを標榜していますが、どうも大学リーグと大学日本一を戦い抜く事が意義のようになっている感が強いのですが、今年の男子大学チームはどこを目指していくのでしょうか?少し目線を上げた所から、今シーズンの男子学生ラクロスを展望してみました。
関西地区では第2回となるTop League ラクロスがGW中に行われ、5/26には決勝戦を迎えます。
京都大学vs関西学院大学 です。
Top Leagueは、関西の昨年1部7校に1部昇格校(自動的に1校は昇格するシステム/京都大学)を加えた8校でトーナメントを実施。優勝校は7月7日に京都で、関東の雄 早稲田大学と対戦する。
なぜ、こんな話から入ったかというと、男子の場合学生日本一はずっと関東の大学が学生日本一の座をキープし続けているが、昨年陰の日本一戦としてお伝えした、京都大学vsFALCONSの試合は魂をぶつけ合う試合として印象深く、それを演じた京都大学は学生日本一につけた可能性が高かったとの思いから、今年1部に再昇格した京都大学をフィーチャーしたくて関西地区の振り返りから入りました。
京都大学が不在の3年間に台頭をしたのは大阪大学なのですが、過去10年最多優勝は京都大学であり、昨年は万感の思いで戦った4回生の力でFALCONSと最高の戦いをしたのが京都大学。
今年はどうかと注目していましたが、やはりTopLeagueで決勝まで残りました。1年間公式試合出場禁止の屈辱を味わった、2015年入学の新入部員がその思いを刻み込む1年となる2018年への思いが、最タル4回生の魂のプレーが関西を勝ち抜く原動力となり、関西を引っ張ると見ています。
一方の関西学院は、昨年惜しくも関西一を逃したものの大阪大学に肉薄し、予選リーグでもフィジカル王者の立命館に唯一黒星を付けたチームです。そういう意味では、今年の関西リーグは京都と関西学院中心に動きそうな気配が漂っています。
ただ、準決勝では、神戸、大阪が肉薄をしていますから拮抗している模様です。
関東との比較は7月7日の早稲田との戦いにて確認できると思われます。
関東の大学はどういう状況でしょうか?
関東の男子大学は、非常にドライな考え方で、練習試合で本気の試合をすることはまず、少ないので何をして占うのか難しいのですが、直近の早慶戦を快勝した、早稲田大学と、東商戦で一橋に3対5と得点を取れなかった、東京大学との間には差がありそうです。
一方、昨年入れ替え戦を経験した日本体育大学は、屈辱をバネに、鍛えた姿はTop4を形成する可能性は高いと見ています。
昨年初の関東Final4に進出をした中央大学は、目標の定め方がうまく、長期計画でしっかりとしたチームに仕上げるKnowHowが高そうです。今年も安定した戦い方見せそうです。
昨年久々にFinal4に返り咲いた一橋大学は、昨年関東学生では最も良いラクロスをしたチームという記憶があります。そしてプレシーズンでも個の強さを高めている印象が強いので確実にTop4を形成するチームとの印象を持ちました。
一方で、成蹊、千葉、明治、法政、武蔵に再昇格となった立教については、明確な方針に従って作って来たチーム感がある、成蹊、千葉、武蔵、立教を上位と見ています。特に、サマーから、ウィンター、あすなろにかけて、チームの底上げを担う活躍をした、立教、武蔵の戦いぶりにい注目をすると面白いかもしれません。
昨年対法政戦で4Qに大量得点で大逆転を成し遂げた、成蹊は精力的なクラブとの練習も含め、昨年3位の実力は向上しています。Top6との戦いは激しくなる予感がします。
明治、法政については六大学戦や明法戦を通じた印象でしかありませんが、何をブレークスルーにしていくのかがまだ定まっていない印象です。
その辺で上位には厳しい戦いを強いられそうです。
という事で、リーグ戦の組分けです。
特にA組のFainal4を巡る戦いはし烈を極めそうです。B組については早稲田大学の優位は動かしようが無さそうです。その意味では今年は早稲田大学を巡る戦いとなりそうです。
クラブチームとも戦えるチームになる可能性もあると見ています。それ故に7月7日京都で行われる関西のプレシーズンTopとの戦いは必見となります。
ズバリ、関東男子リーグ戦の注目は、早稲田、立教、武蔵をあえてあげさせていただきます。
8月13日リーグ戦開幕まで80日まだまだ変化はありそうです。開幕直前にもう1度予想をしていきたいと思います。
Lacrosse makes friends!
次はキッズその他のラクロスのお話と、ラクロスの安全性に関して考察します。
こぶ平