【こぶ平レポート】先週のラクロス&Teen’sLacrosseの決勝戦告知
暑い日が続きます。6月18日に試合が始まったASPAC2017.初戦は男女とも勝利で飾り連覇へのスタートを切られましたね!
応援をしていきたいと思っています。
日本は先週末もラクロスの試合には暑い日となりましたが、全国で色々な試合が行われました、その中から観戦できた試合についてとそこから見えたもの。そして、関東‘Teen’sCup決勝&3位決定戦の告知をさせていただきます。
先週末のラクロス観戦は多様なラクロスをたのしめました。
土曜日は 東日本Teen’sCup 準決勝2試合に東日本クラブリーグ戦女子。 日曜日は同志社大学の遠征試合に東日本クラブリーグ男子の練習試合を観戦したわけですが、やはりラクロスは面白い。
① 東日本クラブリーグ女子1部 MISTRAL対 WISTERIA
WISTERIAさんにとっては、1部に返り咲いた今年、その力が試される初戦となったわけですが、戦力的には入れ替わりがあったものの、選手層の厚さがまだ足りない印象もあり前後半の戦いぶりに注目していました。
前半立ち上がりは、しつこいDFからなんとかMISTRALの攻撃をしのいだWISTERIAもMISTRALの新戦力#44の高さのある攻撃に先制されると、徐々に押し込まれる時間となり、ターンオーバーからの速攻で1点を返すことはできたものの、前半1対5でMISTRALがWISTERIAをリードする形で終了。MISTRALが最終的には11対2で勝利しています。
WISTERIA後半も顕著に運動量が落ちることもなく、選手の皆さんのタフさは見えましたが、1部のライドの厳しさへの対応が初戦でもあり厳しかったかもしれません。一方後半も運動量が落ちなかったMISTRAL戦力に厚さが増して開幕戦のFUSION戦に続き勝利し、昨年来の流動的なラクロスに核となるセンタープレーヤーが補強されて良い形のラクロスを展開しているように思います。
まずは2勝を挙げたMISTRAL中心に東日本のクラブリーグは動いて行きそうです。
そして、今週末から前年度クラブチャンピオンのNeOさんが登場します。そして早くもMISTRALとNeOが7月1日(土)駒沢オリンピック公園第二球技場にて11時半から戦います。
② 東日本クラブリーグ男子チャンピオンリーグ Stealers
先週関東学生リーグ1部の武蔵大学さんとのスクリメがあり観戦してきました。今年日本代表候補に9人を送り込んでいるStealersさんに注目し見させていただいたのですが。
チェックの厳しさやショットに至るプロセスに変化が見て取れて、活気もある好チームに映りました。実際代表練習もあったので、メンバーがフルではなかったのですが剛柔合わさった良さがあったように思います。
昨年VIKINGSにプレーオフで1点差の苦杯。全国クラブ選手権でFALCONSを追い上げるも苦杯。全日本選手権では慶應義塾大学にも苦杯を飲まされることになったStealersの、今年の日本一に賭ける本気度がよくわかるゲームでした。
そんな男子クラブチャンピオンリーグも7月1日開幕戦FALCONS対VIKINGS(昨年東日本総合2位)の試合を皮切りに始まります。どんな戦いになるのか大いに気になります。
③ 東日本Teen’s Cup Lacrosse 準決勝
1)横浜市立東高校(EastGirls)vs 県立伊奈学園総合高校(GrassHoppers)
いつも、厳しいグラボ、ライドでぶつかり合う両チームの戦いは前半から厳しいものでした。先制したのは伊奈学園。その後も#68キャプテンのサイドアタック中心に豊富な運動量から攻撃を組み立てますが要所は締めた東高二年生サウスポー#63の豪快なショットで追いつくと、徐々に中盤のライドが効きだして、ポゼッションを占めると#0,#9等のショットで点を重ねる展開。伊奈学園は1対2からの反撃#68のセンターからのアタックのリカバーをした#47のショットを東高ゴーリーのスーパーセーブで止められるとペースをつかめなくなった。
後半開始早々速攻から1点を返した伊奈学園も東高#63の圧倒的なランからのショットにペースを握られ盛り返す事ができなかった。
最終的には、11対4 最近では見ない大差がつく形で終わりました。悲願の決勝進出が又も妨げられた試合後の伊奈学園選手の号泣がこの試合に賭けた選手の気持ちを表していました。 切なかった。。。(この試合4点を挙げた、東高#63サウスポーから繰り出すショットは日本人離れの感。期待の選手です トミモリ ミホ 選手。記憶に留めておくべき選手の一人でし、伊奈学園キャプテンの#68のサイドだけではない、センターからも大きな体で狭いスペースを抜けてショットに行く技術も目に焼き付いています。)
2)東京成徳大高校(BRAVE YOUTH)vs 日大高校(AQUA)
以外なことに、春は初の準決勝進出の日大高。新チームも力がありながらもずっとベスト4に終わっていた選手たちのこの試合に賭ける物は伊奈学園同様だったでしょう。
開始早々から、技術を駆使した応酬からゴーリーが守る展開が10数分、拮抗が崩れたのは日大中高#40のライドからのボール奪取持ち前のスピードランからのクリアを#33へパス、ランフェイクからインサイド、フェイク入れてショット決めた。
しかし、その後は東京成徳のライドにランを断ち切られ、前半残り3分の同点弾を皮切りに一気にペースをつかまれ、前半は3対1と東京成徳リードに。
前回、前後半インターバルで立ち直った日大高校も、後半は思いがから回ったか#3、#40ブレイクから#33の攻撃と見せ場を作るも決めきれず、徐々に攻撃が単純になり追い詰められていく。
その間、東京成徳も#61二年生の得意のゴール裏からの仕掛けを決め点差を広げる。最後までひたむきなランを見せた日大高校も及ばず7対2で東京成徳高が勝利した。 やはり、この試合に賭けた日大高の3年生の放心したような姿は、伊奈学園とは逆の意味で切なかった。
(この試合今までになく、DF面でも素晴らしいチェックを見せた日大高1年生#40ココロ選手や、ラン、ドッジの切れが超高校級の日大高#3オクツ選手、素晴らしいセーブを見せた日大高#66のヒナ選手。東京成徳の褐色のハンター#61MJ二年生や#44の突破力も記憶に留めておくべき選手たちでした。)
決勝戦は 横浜市立東高校 vs 東京成徳大高校 秋から、新人戦、全国大会と常にぶつかり合った学校同士が本当に雌雄を決する戦い。
3位決定戦と合わせて東京大井臨海中央公園第2球技場 14時ドロー(決勝は16時)です。
この日は色々なラクロスあります。クラブリーグや大学の交流戦等々。でもおそらく高校の最高峰の試合になります。多くの皆さんに応援をしてもらいたい。是非、足を運んでください。
④ 立教大学 vs 同志社大学 女子交流戦(6/18 @立教新座)
この試合も、注目のゲームでした。両チーム日本代表を抱えて、フルのチームで戦えていなかったシーズン前で、代表練習がなかった関係でフルメンバーでの戦いが繰り広げられました。おそらく東西の優勝を狙う両校。年末の学生選手権決勝で合っても全く違和感がない対戦。
お互い、現時点での力をぶつけ合う試合は立教大学が新戦力の圧巻のパフォーマンスで快勝しています。この時点での力関係は参考にはなりませんが、それでも今年の行方を占う戦いになったかもしれません。
このように、先週のラクロスはとても、多様な楽しみ方ができたわけですが、今は毎週毎週どこかでラクロスをやっています。是非実際に会場で皆さんに楽しんで欲しいのです。とても日本代表が近くで試合をしています。その魅力を体感して欲しいのですが。
再度の告知 東日本中高ラクロス選手権Teen’s Cup 決勝&3位決定戦 6月24日(土)14時~ (雨でもありますよ。)
東京大井臨海中央公園第2球技場(大井野球場横) JR品川、大森、大井町(東急も)駅、から 八潮パークタウン行
八潮南、大井臨海中央公園前 下車。
例えば 東日本クラブリーグ女子の試合を見てから移動しても間に合います。(運賃は高い!)
Lacrosse 見てください。
こぶ平