【こぶ平レポート】全日本選手権決勝戦|女子ラクロスの進化の衝突
2017年度最後のラクロス公式戦全日本選手権決勝を今週末12月17日(日)に迎えます。
始めに申し上げておきます。男女とも今年の全日本選手権決勝は今までと違う意味を持っています。ですから是非会場で歴史の検証人になって下さい。
大きなテーマは
男子ラクロス:FALCONSの10連覇を阻止するのはStealersなのか?
女子ラクロス:3年連続日本一から遠ざかるクラブチームの復権を賭けた、NeOの進化と慶應義塾大学の進化進行形ラクロスの衝突は日本ラクロスの行く末を占う?
見どころ、その他今回は女子から紹介します。
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歴史の検証
女子の慶應義塾大学は、ラクロスの日本創始校という立場からの苦悩苦闘をへて2012年に関東初優勝。全日本大学女王。
そしてその年には一気にクラブの壁を崩して本当の日本一にまで登り詰めます。しかし、翌年はクラブ(MISTRAL)に日本一の座を奪還され、翌年から明治の後塵を拝する形になります。その3年間をリアルに体感したのが慶應の今を支える4年生です。慶應の強さに憧れて入部したが3年間挫折を余儀なくされた世代のリベンジ欲が今年の慶應の進化を促進したのではないかと考えています。
一方、2012年2013年と慶應の後塵を拝した、明治大学の主要メンバーを始め、2011年のU-19代表、2013年ワールド杯代表が中心になり、世界と戦えるラクロスを目指してできたチームがNeOです。いわば2012年からの新しいラクロスを実行する2つの流れがここで、改めて邂逅したというのが歴史的見方です。
前回の全日本選手権準決勝の見方で以下のように書きました。
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