【デュアルキャリアラクロス】杜の都の星空ラクロス|星 奉博 #2
1、東北のラクロス普及
まずは知ってもらうこと
東北地区には、ラクロスというスポーツを見たことがない、聞いたことがないという人が大勢います。それはひとえに、東北地区にはチーム数やプレー人口が他の地区と比べて少ないからと思われます。
チーム数が少ないので必然的にラクロスの試合数も少ないですし、移動は公共交通機関よりも車やバイクを使うことが多いので、市民の方々にラクロスの道具すらも見てもらう機会が非常に少ないです。
ですから東北地区でのラクロス普及というのは
「ラクロス人口を増やすこと」
ではなく
「ラクロスを認知してもらうこと」
なのです。
ではどうすれば認知してもらうことができるのでしょうか。
一番簡単なのは、ラクロスを見てもらい、体験してもらうことですよね。
紛れろ!
では、いつ、どこで、ラクロスを見てもらったり、体験してもらったりすれば良いのでしょうか。
実際に私が取り組んだことがあるのは、地元企業・団体さんが企画運営する様々なイベントにラクロスを取り入れたり、様々な人が集まる場所で練習会を開いたりといった、「人が集まっている場所」にラクロスを紛れさせることです。
(前者は私が企画しているわけではなく、仙台にいるんですよ。そういう話を持ってくるラクロスに取り憑かれた人たちが(笑)。私はそのお手伝いをしています。)
また、教員という立場を利用して、授業でもラクロスを扱い、紛れさせたこともあります。(教科書に載っていない競技なのに取り組んでもいいのか、ということについては、後ほどお話しさせていただきます。)
正直、ラクロスだけの体験会を開催しても、ラクロスという正体不明のスポーツに対して「ラクロスだ!やってみたい!」と思ってわざわざ会場に足を運んでくれる人なんて仙台にはいません。
であるなら、たまたま居合わせた場所でラクロスというものが体験できる、という状況を作った方がよっぽどラクロスを知ってもらったり、体験してもらったりする確率が高くなります。
過去の取組
★地元野球団・企業さんのスポーツイベントに参加
⇒お客さんが訪れた当初の目的以外のプラスαの楽しさの提供・・・【体験】
★利用者が多い時間帯のフットサル場でラクロス練習会の開催。
⇒「あれはなんというスポーツ?」「ラクロスっていうらしい。」・・・【認知】
★地元の人がみんな集まる海水浴場やスキー場で。
⇒一緒にパスキャしませんか?ほぼナンパ(笑)・・・【体験】
何にせよ私たちが大好きなラクロスを知ってもらうためには、行動に移すことが大事です。
発信しないと誰も何も受け取ってくれませんからね。
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学校現場ではどう?