decoding

【トップラクロスプレイヤーコラム】#1 Seattle Kings (IBLA) 森松 達

こんにちは。Stealersの森松 達です。

現在はアメリカのシアトルにてSeattle Kingsというボックス(インドア)ラクロスチームに所属しています。

こちらでの様子はインスタグラムで見てみてください。https://www.instagram.com/torumorimatsu/?hl=ja

今回は現状報告を兼ねて、こちらのリーグについて、そして参戦の経緯について書きたいと思います。

アメリカのボックスラクロスリーグ

現在参加しているリーグはIBLA (Interstate Box Lacrosse Association)と呼ばれるセミプロリーグです。2017年発足という歴史が浅いリーグながら、2021年現在、全17地区52チームを有すリーグに成長しています。2019年にはNLL (National Lacrosse League、ボックスラクロスの最高峰リーグ)と提携、勢いに乗るリーグの一つです。

新しいリーグ故、レベルにはばらつきがあり、トップレベルで活躍する選手と草ラクロスレベルの選手が混在しています。

所属しているSeattle KingsはPacific N.W.地区大会で優勝!各地区の優勝チームが集う全米大会(9月17日からフロリダ州にて開催)に出場します。

https://www.instagram.com/p/CTLPnYSJZFx/?utm_medium=share_sheet

チーム参加の経緯

次はSeattle Kings参加の経緯について。

昨年、ボックスラクロス先進国のカナダに渡りリーグ参戦を試みましたが、渡加後にコロナウィルスが蔓延。その影響でカナダのリーグ自体も開催中止に。他に何かリーグはないものかと探していた時にIBLAの存在を知りました。

詳細はよく分かっていませんでしたが、何がしかのリーグに参戦したかったので、2019年CrossCrosseキャンプで出会ったMark Glicini選手経由でEli Gobrecht選手に繋いでもらいました。(両選手ともにNLLのSan Diego Seals 所属。PLLでも活躍中。)Eli Gobrecht選手もTrue Temper契約選手であり、快くチームを紹介してくれたのですが、そのチームこそが現在所属しているSeattle Kingsです。

KingsのGMはEli Gobrecht選手とアメリカ代表でチームメイトだったDavid Mather選手。早速彼に連絡したところ、Eli Gobrecht選手の紹介ということで快く受け入れてくれました。

ところがコロナウィルスが猛威を振るう状況を鑑みて、Kingsは2020年IBLAの出場を断念。僕自身も泣く泣く帰国という結果になりました。

帰国後も2021年こそは、とカナダボックスリーグ参戦を計画していましたが、2021年もコロナウィルスの影響でシーズンが中止に。そんな中、ワクチン接種が進んでいたアメリカでIBLAが開催されるとの情報が入ってきました。早速Kings GMのDavid Mather選手に連絡してみたところ、2021年はIBLA出場予定とのことでした。

https://www.instagram.com/p/700qhNmUw2/?utm_medium=copy_link

(Lyle Thompson選手のフリーシュートをセーブするDavid Mather選手。)

Stealersのシーズン中であること、ベンチ入りの保証がないこと、そしてレベル感がはっきりとは分からなかったことから、行くかは若干迷いましたが、チームメンバーのリストに何人かアメリカ代表選手がいた(Eli Gobecht選手もメンバーに入っていましたが、PLLのシーズンと被り、参加断念)ので行くことを決意しました。

現状と今後

まずは9月17日から始まる全米トーナメントでいい結果を残せるように準備します。右フォワード(オフェンス)という得点が求められるポジションでの出場なので、積極的にゴールを狙っていきたいと思います。地区大会では8試合中9得点… 全米トーナメントではもっとチームに貢献できるよう頑張ります。

今後も北米リーグでの挑戦は続けていきます。まだまだ目指すところからは程遠いので、危機感を持って日々練習していきたいと思います。

ー合わせてみたい動画ー
【僕らのラクロス時代】vol.2 RATELS 桑原 悠太選手 & Stealers 森松 達選手 & ADVANCE 真壁啓文選手 & GRIZZLIES 佐野 清選手
前半 /  後半

関連記事