【高校ラクロスコラム】関東中高女子ラクロスの1年の行事をご紹介
1年間の流れの補足
4月からの流れをざっくりと補足させてもらいます。(3学期制を想定)
4月になり、新学期が始まり、4月~6月の春季関東大会が開催されます。この大会で高3生は引退します。高校ラクロスの集大成であるこの大会は、一進一退の攻防が繰り広げられ、毎年熱い試合が繰り広げられています。
そして、春季関東大会が終わると、代が替わり、高校2年生以下の新チームが発足します。
1学期の期末試験が終わり、暑い中努力を重ねた夏休みの練習を経て、9月~11月の秋季関東大会がやってきます。
秋季関東大会は、新チームが始まって初めての公式戦となります。きっと緊張とワクワクが混じっている大会かと思います。まだ初々しさが残るプレーもある一方で、目を見張る素晴らしいプレーも数多く見られます。中高生の成長スピードはすさまじく、決勝トーナメントが始まる11月には、9月の大会が始まった時とは別人・別チームのように成長している姿を見る事ができます。
そして、秋季関東大会が終わると、12月には中学生大会・1年生大会が行われます。
中学生大会はラクロス連盟が主催で、例年8チーム前後の参加校で行われています。ここでも、中学生とは思えないようなテクニックに優れたプレーや力強い1on1なども見ることができます。
1年生大会は、ラクロス協会主催で、中高ラクロス経験1年未満の選手が参加します。
Teen’s Lacrosse経験者の中には、試合後にサンタの恰好をした大学生がお菓子を配ってくれた事を覚えている人も多いかと思います。
冬休み中と1月~3月までは中学生以下の選抜活動であるU15の活動、高校以下の選抜活動であるU18活動が行われます。
U15は12月の中学生大会での選考。U18は各学校の推薦者が集まった選考会での選考を行っています。選ばれた選手達は日本代表経験者によるクリニックを受けたり、大学生との試合などの強化活動を行っています。ここで選抜されることを目標に努力を続けている選手も多いと思います。
そして、3月には、東日本5位決定戦があり、関東4校、東日本5位、西日本3校、合計8校での全国大会が開催されます。
関東と関西の学校が対戦する公式戦はこの大会のみなので、この試合を楽しみにしている選手は数多くいると思います。
以上、簡単ではありますが関東中高女子ラクロスの1年間になります。
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