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【他大から学ぼう】立教大学・女子|理念チーム運営

ラクロス部のチーム運営には悩みがつきものですよね。
そこでLACROSSE PLUSでは悩める大学ラクロスチームの手助けとなるチーム運営を『他大から学ぼう』と称して、他大学のラクロス部のチーム運営やチームでの活動について、どのようにしているかのヒントをご紹介したいと思います。

まずは立教大学女子ラクロス部の「理念チーム運営」についてご紹介したいと思います。
立教大学は200人を超す部員がいながらも、辞めてしまう部員が少ないことで有名です。

200名の部員がいて・・・ということは、各学年単純計算50人以上いることとなります。すごいですね。
そんな大所帯をどのように運営しているのか、気になりますよね?

その秘訣は 『部の理念がある』 ことなんです。

立教大学 女子ラクロス部の理念

「ずっと強い立教」「社会で活躍できる女性を輩出する」
〜Do your best, and it must be first class. 最善を尽くせ、そして一流であれ〜

▶︎理念とはなんなのか
「理念」を辞書で引くとなかなか難しい言葉で説明されています。
(興味がある方はこちら:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/231454/meaning/m0u/

辞書の言葉だとちょっと難しいので、ラクプラ的にはこんな言葉でご紹介したいと思います。
「この部では何を大事にしているのか」
「部としてどうありたいのか」
「部としてのこだわり」
「部としての価値観」
を言葉にしたもの。

ちなみに、目標と理念は全く別物です。
目標は 「この団体での1年のゴール」 です。
なので、1部昇格、日本一、などの目標が掲げられます。

一方理念は、
立教・女子のように「ずっと強い立教」「社会で活躍できる女性を輩出する」といったようなものが掲げられます。
この言葉を聞いただけで、
部としてラクロスのスキルも強くありたいんだな、一方で組織としても強い組織でありたいんだな、
最も善いことは自分の中での最善でなくて、ファーストクラス(全体の中でもトップ)レベルを求めているんだな、
と予想されます。

理念が理解不能なものや漠然としすぎていると、その部が何をしたいかわからないし、何か部として活動をする際の羅針盤にもなりません。
そのチームの理念をみたら、部としての方向性や活動のイメージが湧いてくるといいのではと思います。

そう考えると、理解がしやすい、そして行動に移しやすい立教女子の理念は素敵な理念ですね。

ただ、理念がいくら素晴らしくても、実際にその理念通りに活動ができていないと意味がありません。

立教女子がどのように部としての活動をしているかはぜひ立教女子のブログを読んでみてください。
立教女子ブログ:https://ameblo.jp/ultimatesblog/

ブログの中には理念について、部としてのこだわりについて、書かれているところがたくさんあります。

ー立教大学女子ラクロス部のブログよりー
女ラクの毎日は、ラクロスを通じてはもちろん、係活動や部の運営をしていく上でもたくさんの発見や成長のチャンスがあります。目立たないところでも、みんなの知らないところでも、実はたくさんの努力があるんです!どんな場面でも一流を追い求める。それが女ラクの座右の銘であり、こだわりなのです!!

理念があるから、自分たちが何をすればいいのかわかる。
ぜひ立教女子を参考にしてみてください。

最後に、、、
ラクプラ的にこんなチームがあったらいいな、という理念と解説をご紹介したいと思います。

「クリエイティブラクロス」
ラクロスのプレースタイルや部の運営スタイルもクリエイティブ(固定概念にとらわれない)でいたい。
こんなチーム、かっこいいな。

「ラクロスで●●県を盛り上げる」
地域のお祭りでラクロスの紹介をしたり、学校にラクロスを教えに行くことが恒例化されていたり、もちろん強いチームの方が応援されるのでラクロスも強くなきゃいけないし・・・こういうチーム欲しいなぁ。

「●●大学の中で一番輝く」
ラクロスでかもしれないし、もしくは勉強かもしれないし、地域貢献かもしれないし、かっこよさ・美しさかもしれないし、、、勝手に基準作って自分が一番です、って言いふらす、みたいな。言ったからこそ、そう言う姿であり続ける、みたいな。
こんな全員が大学一番のチームってかっこいいな。。。

まだチームに理念がないんだよね、というチームのみなさん、ぜひ理念部運営、してみませんか?

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