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【データで語るラクロス #1 】ラクロスチームに分析・アナライジングってそもそも大事?データをどう現場では使うの?

ー柴田(しゅん)さんが思うデータ活用の成功例とは?

ー 柴田(しゅん)さん:
試合の中でデータのおかげでってなるとスカウティングの面って言うのがリーグ戦の中ではすごい強いのかなって思っています。ラクロスで勝つには “相手の良い所や武器になっていることを見極め” てそこに対して “対策” をする必要がある。たまたま私も立教戦になってしまうんですけど(笑)、その試合で勝った方がFinal4にいけるという、両校負けられないという試合での話なんですけど、その試合の中での選手の 『ボールタッチ数』 のデータをもともととっていたんですね。その時は、点を必ずしも決めている人が常にキーマンではなくて、チームの中心になってボールを効果的にさばいている人、その子がボールを持つから立教のリズムができるっていうタイプの人ってやっぱりいるので、例えばその時の立教の場合だったら最終的に点数をとった子に対して対策をするよりも立教のリズムを崩すためにはチームのリズムを作ってる子に良いリズムでボールを渡さない方法を考えた方がいいっていうことをデータからみいだし、圧倒的にこの子がリズム作ってるよねっていうところに対しての対策をした。その結果、すごいロースコアな試合だったんですけど向こうのリズムが全然作れなくてこっちが優勢な試合をして勝てたっていうところはデータのおかげかなってところはあります。

ー ラクプラ 小野寺:
いやー、面白いですね。『データを活用したラクロス』っていうのは、改めて重要だということがわかりました。では続きまして、どんなデータをとって活用したらいいのか、について話していきたいと思います。

続きは次回へ!

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