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【女子ラクロスU19日本代表コーチ・スタッフ紹介】トレーナー|塩多 雅矢さん ーMasaya Shiotaー

写真撮影:Akie Umeda

今年8月にカナダで開催される女子ラクロス世界選手権のU19日本代表のコーチ・スタッフをご紹介します。
今回はトレーナー(トレーニングコーチ)として代表チームをサポートしている塩多さんをご紹介します。

LET’S GO JAPAN!
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TRC|塩多 雅矢 ーMasaya Shiotaー

【名前】塩多 雅矢(しおた まさや)
【職業】中学・高校・大学の部活動のトレーニング指導 / 東京学芸大学 非常勤講師
【チーム内役割】トレーナー(トレーニングコーチという立場で、選手の体がスムーズかつ力強く動くためのセッティングのお手伝い)
【ラクロス歴】
トレーニングコーチ
・2016年〜成城大学女子ラクロス部
・2017年〜東京学芸大学女子ラクロス部

U19の活動に込める想い

ヘッドコーチの庄子さんのお声掛けでこの場に立たせてもらっています。
「庄子HCが目指すチーム作りのお手伝いをする」というのが私がここに立つキッカケになった想いです。

庄子HCと一致している考えは、選手の主体性を引き出すことです。U19に関わるのは、今後のラクロス界を背負って立つ世代です。
彼女たちがどのようなマインドでラクロス界を引っ張るのか、ということが日本のラクロスの発展のカギになるでしょう。
勝利を目指すことはもちろん、代表に入った選手たちがプレー面を含めたプレーヤーとして成長して終焉を迎えられるような時間にしたいと思います。

私はトレーニングコーチという立場から関わります。
体にまつわる原理原則を教え、それを達成する方法も伝えます。各自がそれを表現できるようになる道筋を考え、自らの決定に基づいて実行できる場を提供します。自ら疑問を抱き、その疑問について考えることで主体的な学びを引き出したいと考えてます。
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ラクロス界の方々へメッセージ

写真撮影:Akie Umeda

私がラクロスに関わっているのは、トレーニング指導歴の中でも最近の話です。
勉強のために情報を収集しましたが、海外のものに目を向けてもその数が限られている現状を知りました。
競技分析もあまり進んでいないように見受けられます。トレーニングについての情報も、筋力、可動域、アジリティの向上などを狙いとしたエクササイズやインターバルトレーニングのバリエーションの紹介にとどまっているように思えます。
そう考えると、ラクロスはまだまだ開拓の余地がある競技だと認識しています。
他の競技から入ってきた私には、ラクロスという競技への先入観がありません。一方でトレーニングコーチとしては、体の強化・ケガからの回復・身体操作法、そして競技スキルや戦術面など様々な角度から選手に関わってきました。
現在はそういった経験にラクロスの観察を加えて指導にあたっております。とは言え、私の頭だけでは考察が足りません。多くの知恵を持ち合わせることで、多面的・多角的に考察することがラクロス界の発展の一助となると思います。

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