【Staff Spotlight】岡崎 真子さん|北九州市立大学(男子ラクロス)

今注目のチームスタッフを紹介するStaff Spotlight!
今回は、持ち前の情熱と探究心で北九州市立大を19年ぶりのFINAL3進出へ導き、九州男子ラクロスの新時代を拓く、この方です!!


岡崎 真子さん|北九州市立大学(男子ラクロス)

【名前】岡崎真子
【所属】北九州市立大学
【ポジション】マネージャー
【ラクロス中に呼ばれる名前】まこ
【出身地】福岡県
【仕事・アルバイト】スポーツ店員、学童の先生
【ラクロス部のスタッフを始める前まで入部していた部活とポジション】バドミントン部

【ラクロス部に入ったきっかけ】
中学、高校とプレーヤーとしての私はとにかく、頑固で負けず嫌いで団体競技も嫌いでした。そのため、マネージャーをやると決めた時には家族や友人に無理だと言われましたが、だからこそ最後の学生生活で、自分を変えたいと思い、マネージャーに挑戦してみようと思いました。

【スタッフとして好きな仕事】
北九大ラクロス部では保護者に向けた活動報告を月に一度、広報誌という形で行なっていました。私は原稿執筆を担当していましたが、どうすれば保護者の皆様にもっと応援してもらえるチームになるのかなど、試行錯誤しながら原稿を書くことは、とてもやりがいがありました。また、広報誌を読んでくださった保護者の方からの言葉はとても嬉しいものでした。

【スタッフとしての特技】
練習進行のタイムキープには自信があります!
常に、時計、メニュー、グラウンド状況やプレーヤーの様子を観察して、その時々のチームにとってベストな進行ができるように心がけていました。

【スタッフとして大事にしていること】
率先して動くことと、絶対に妥協しないことです。
些細なことであっても、自分が率先して行動することや、マネージャーの仕事やチームとして決めたことに関して、どんな時でも私だけは絶対に妥協しないことです。
プレーヤーではない立場だからこそ見えることや感じることもあるので、目標に対して妥協した行動を取っているのではないかと感じた時には、プレーヤーにもマネージャーにも遠慮なく意見します。
これらを徹底することで、スタッフとしてチームの士気を上げ、勝利に貢献することができるのではないかと考えています。

【マネバッグの中身を教えてください】

・携帯
・ストップウォッチ
・MGノート
・塩分チャージ
・メジャー


LACROSSE PLUSをみている人に一言

ここまで読んでいただきありがとうございます。

北九州市立大学男子ラクロス部は、近年少しずつ部員数も増え、規模も大きくなりましたが、まだまだ発展途上の小さな小さなチームです。
このような北九大から、チームスタッフとして私がLACROSSE PLUSで紹介していただける機会をもらえたことを、とても嬉しく思います。
さて、私は今年度でラクロス部を引退しましたが、4年間で身をもって、”マネージャーはチームを変えることができる”ということを実感しました。

マネージャーが試合前に発行していた食トレ新聞は、プレーヤーの試合前の食事の意識を変えました。
マネージャーがパスミス率を細かく管理することを始めてから、北九のパスミス率は格段に低くなりました。

マネージャーとして活動しているときはなかなか気づけなかったけれど、振り返ると、マネージャーの働きかけがきっかけとなり、その一つ一つが積み重なって、チームは大きく変わったのではないかと思います。

何より万年最下位だったチームが、私が入部して2年ほど ほとんど勝ったことのなかったチームが、試合で勝つことができるようになりました。

マネージャーの想いが熱く熱くなるほど、チームのラクロスに対する想いも熱く熱くなったように思います。

もちろんマネージャーだけの力ではありませんが、少なくとも、マネージャーがチームに“きっかけ”を与え、原動力となることは可能だと思います。

マネージャーは、チームにどのように貢献していくかという点で難しいポジションだと思いますが、手探りで自分の役割を見つけ、確立していくことが、マネージャーの楽しさです!

私自身、LACROSSE PLUSの記事や、他大チームスタッフのブログ、他大のスタッフの生の声から、いつも新しい発見をしていました。

”他チームはこんなことをしているのか”

という発見を自チームに持ち帰ることをいつも心がけていました。

獨協大学のブログで読んだMGの役割特化制度や、ブログ毎日更新企画、他大が行っていた栄養講習会、ビデオの声入れ、強豪校がとっているデータを参考に北九のスコア表を見直すこと、冬の時期は麦茶で節約すること…

挙げだすとキリがないですが、チームにとってプラスになることは何でも挑戦しました。

また、試合時には、九州地区1位の九州大学マネージャーのベンチワークを観察し、北九のベンチワークを少しでも良いものにできるように努めました。

これら他大から得た一つ一つの発見や働きかけを自チームで取り入れ続けていったことは、万年最下位だった北九が九州地区で準決勝に出場することができたことの要因の一つになったのではないかと思います。

とはいえ、北九MGは他地区のチームに比べるとまだまだで、チームとしても本当に多くの課題があります。
今後北九大も、もっともっと、九州を超え、全国のラクロス部の皆さんと交流ができればと思います。
また、北九大だけでなく、九州地区のチームスタッフが全国の大学の特色や活動を知る機会を得ることができれば、九州地区のチームスタッフの活動が今以上に活発になるのではないかと思います。

全国のラクロス部の皆さん、九州に来る機会があれば、ぜひ北九大と練習試合をお願いします!!

Staff Spotlightでの紹介スタッフ一覧

1)田中 咲智さん|明治大学(女子ラクロス)
2)畑 香穂さん|明治学院大学(女子ラクロス)
3)中島 しずくさん|成蹊大学(女子ラクロス)
4)平澤 茉由さん|中央大学(女子ラクロス)
5)中村 直香さん|FUSION
6)酒井 あゆみさん|関西学院大学(女子ラクロス)
7)渡部 桜さん|国士舘大学(男子ラクロス)
8)木下 結理さん|南山大学(女子ラクロス)
9)山口 千絵さん|東京大学(女子ラクロス)
10)大坪 真歩さん|関西学院大学(女子ラクロス)
11)櫻井 祐希奈さん|京都大学(男子ラクロス)
12)吉富 晃也さん|一橋大学(男子ラクロス)
13)光安 由佳さん|九州大学(男子ラクロス)
次回のStaff Spotlightもお楽しみに!

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