【BOX LACROSSE】ボックスラクロスの競技紹介

現在、カナダの西海岸に在住で、現地でBox lacrosseをプレーしている山崎がBox Lacrosse(ボックスラクロス)についてご紹介させていただきます。
Box Lacrosseとは、観客とプレーヤーがガラス1枚を隔てた眼前で試合が繰り広げられ、プレーでは激しいボディコンタクト、計算され尽くした緻密なパスやシュート、スピード感のあるゲーム展開、そして時々、乱闘。最も激しく、最もエキサイティングで、最も緻密なLacrosseである魅力あふれるスポーツです。

Box Lacrosseって何?

日本ではField lacrosseが盛んですが、カナダではLacrosseといえばBox Lacrosse(Indoor lacrosse)を示すのが一般的です。
Box lacrosseは1930年代にカナダで生まれたindoorで防具をつけてプレーするラクロスのことで、競技するエリアのことを『box』と呼ぶのでBox lacrosseという名称が付けられました。
日本ではあまり知られていませんがカナダの『national summer sport 』つまり、夏の国技でもあり、なんと5歳からリーグがあります。
カナダでboxの人気が出た理由としては、寒冷地のため室内競技の方が好まれることや国民的スポーツであるアイスホッケーのアイスが溶けたリンクを春夏にかけてlacrosseで使用するため、全国にリンクがあった、など環境的にもfieldよりboxの方が向いていることが挙げられます。僕のチームメイトでもBoxはやるけどFieldはやらない、といったプレイヤーも多いです。カナダのfieldのシーズンは秋冬なのですが雨降るし、寒いし、その中で叩かれるのが痛いし嫌だ、とのことです。

Field lacrosseとの違い

ゲームはRunnerと呼ばれる5名のプレイヤーと大きな防具を纏ったGoaltenderと呼ばれるゴーリー1名の計6名で行われます。ゴールは約1.2m四方という小さなゴールを使用し、競技エリアのサイズは 約30m X 60m です。
こういった環境から、適当にうったシュートは入りませんし、狭いエリアの中で仲間と協力してスペースを作るためにピックを多用します。
一つのシュートを打つにしても、パスするにしても、頭を使ってプレーしなければ身体能力がどんなに優れていてもうまくプレーすることが出来ません。プレーの迫力も観ていてとてもエキサイティングですが、一つ一つのプレーの繊細さも注目です。
また多くのカナディアンは利き手側しか使用しません。狭いエリアでプレーしなければならないため、持ちかえている時間があったら、そのままビハインドやシャベルパスで投げたほうが早いし正確という理屈らしいです。
またオフェンスでは右利きと左利きのプレイヤーのポジションが明確に分かれており、基本的にはお互いの領域に入ることはしません。といったように、僕たちが知っているfield lacrosseとはそもそもルールが違っていたり、プレースタイル的にも違いがいくつかあります。

Box lacrosseのこれから

今でこそBox lacrosseが国技であるカナダですが、始まった当初はField lacrosseのプレイヤーからは受け入れられていなかったそうです。こんなのラクロスじゃない。みたいな感じでしょうか。
そんなBox lacrosse(Indoor lacrosse)ですが、2019年9月カナダにて5回目の世界大会が行われました。
参加国は20カ国。field lacrosseに比べると少ないですがヨーロッパをはじめ、確実にその人気は広がっています。今年は同じアジアである香港も初出場しており、また最近では台湾もBox lacrosseに取り組んでいます。2019年度の世界大会では優勝国はカナダ。歴史上、1位カナダ 2位イロコイ 3位アメリカ の順位が揺らいだことはありません。もし日本が出場したら日本人のスキルがどこまで通用するのか、、どの順位に食い込むのか、、これからの日本での発展が楽しみです。

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