【ラクロス✖️キャリア】自分の良さ・ウリをどう見つけたらいいのか?
ラクロス部の大学生とキャリアの話をすると必ずでる話が “自分の良さ・ウリ” がわからない、ということについては必ず話にあがります。
- うちのチームは弱いチームだから、強みなんてないんです。
- 部活が大学生活の中心で勉強は正直疎かにしてしまっていたからラクロスが強い事しか就活で話せないけどどうしたらいいのか
- ラクロス部で色々やったけど何をどう面接で話したらいいのかわからない。自分の強みを言葉にできない。
なんていう話は鉄板ネタです。
今回はこれから就活や社会人になる皆さんにむけて、今年社会人1年目で一昨年〜昨年にかけて就活をした先輩の経験談「ラクロスの経験が自分の強みを見つけ出すのに役立った」というお話をシェアします。
就活をした先輩:鈴木さくらさん
ラクロスコーチ:柴田陽子さん
モデレーター:ラクプラ小野寺
鈴木さくらさんの就活ストーリーはこちらから↓
自分のウリは「パッション・情熱」⇨「〇〇〇」へ
学生時代はラクロスを仕事とし、スポンサーさんから資金面をサポートいただき、ラクロスを思う存分する生活をしたかった、という鈴木さん。なかなかスポンサー探しもうまくいかず、そんな時に関東のクラブチームのNeOの高野ひかりさんに出会い “デュアルキャリア” という仕事の生き方を知り、そこからはデュアルキャリアで就活をする! と決めたとのことです。就活をするにあたり改めて自分の良さ・ウリを考えたときに、壁にぶつかります。自分の良さは当初は「パッションがある!情熱がある!」と思い、ESや面接のシーンで推してきました。ただそんな就活はうまくいかず、なぜうまくいかないのかを相談するためにマイナビアスリートキャリアのアドバイザーさんとの面談で本当の自分の強みは「PDCAサイクルを大事にしていること」であることを見出すことができたという。
自分の良さ・強みはアドバイザーさんとの面談の中で言語化
「自分一人で自分の良さを見つけることは難しかったです」と鈴木さん。マイナビアスリートキャリアのアドバイザーさんからの「これまでどういう人生を歩んできたの?」という質問をきっかけに、そこから改めて自分の過去のストーリーやその際の考え方や決断を自分の言葉にして話をしてみました。アドバイザーさんとの度重なる面談の結果、実は自分は “PDCAサイクルを大事にしていることが本当の自分の良さ” であることを発見できたといいます。そこからさらに深掘りをし、下記が最終的に自分の良さとして面接で話をしたそうです。
<鈴木さんの強み>
・信念と結果
・結果を出すまでのスピード
当初自分で自分の長所を「情熱とパッション」といっていたところから、アドバイザーさんとの面談を通じて真の強みを知り、言語化ができました。
本屋やネットにある “自己分析” の罠
鈴木さんとの会話で、アドバイザーさんと面談するまで自己分析はしてこなかったのか?と聞いたところ、鈴木さんは本屋やネットにある自己分析をやってきたが、自分で自己分析をやるとどこかロボットのような言葉となり、結果、自分で見出した自分の強みは「パッションがある!情熱がある!」であったとのこと。自分一人で自己分析をしていた時は PDCAサイクルを大事にしている という本来の良さはみいだすことができなかったとのことです。自分の思い込みを第三者の視点から正してくれたり、逆に自分が当たり前過ぎて気付けていなかった自分の強みをアドバイザーさんとの対話により見出せたのは自分の人生にとって本当にいい経験だったと鈴木さんはいいます。
外からの視点の大切さ
コーチとして学生の就活のサポートをしてきた柴田さんによると、自分やキャリアの棚卸をするには外部の人と話すことは大切 だとのことです。学生でよくありがちなのは、自分で自己分析をやって、チームメイトに他己分析をやってもらい、というのはよくある話ですが、それはラクロスで例えると「チームの中で自分達のチーム分析をしているに過ぎない」と喩えられるのではないかといいます。「ラクロスでは武者修行という文化があり、それはまさに他から知見を得るという経験をラクロッサーはラクロスを通じてしてきているはずではないか。それと就活は同じ理論で考えていいはずです。」 就活は自分を振り返り改めてよく知るいい機会であるからこそ、様々な角度から自分についてを知る必要があるのではないでしょうか。本当の自分の良さを知ってマッチングが上手くいった結果、
まとめ
毎日部活に精を出している大学生ラクロッサーが就活を始める際は効率的に「自己分析」を通して自分の良さを 知る必要があります。時間は有限なので、限られた時間の中でどう就活を行うべきなのか、自分が活躍できる企業から “納得内定” を獲得するための近道はああります。就職先探しは、自分と企業のマッチングであると考えると、大事なポイントは、①自分をよく知る ②自分に合う企業を知る が掛け合わさることである。①の自分をよく知るについては、自己分析、他己分析、第三者への相談が有効である。②の自分に合う企業を知る・出会うについては、自分で足を使って探す、もしくは多くの企業を知っているエージェントさんに探してもらう、が有効です。就活エージェントさんのサポートを受けると第三者からの意見や企業マッチングも行なってもらえるので、相対的に有効な手段ですね。
ラクプラコメント
ラクロッサーは部活時代に人間として成長できる環境が整っていると思います。自分達で行動を起こして進めたことが多いので、ガクチカとして語れることが多いはずです。ラクロスでは学生たちでチーム運営をして、それに伴う人間関係、そして結果を求められる、まさに社会の縮図と言っても過言ではない環境だと思います。ただ、自分についてや経験を面接で話すには、「どう話をするか」がポイントです。自分をどう面接でアピールするのか、この部分はテクニックになるので、第三者のサポートをうけることは近道だと思います。ある結果について話をするとしても立場や考えていることや役割が異なれば、受け取った経験としては全く異なったストーリーとなります。ラクロスに関わっている人は、経験値やスキルとして誇れるネタはゴロゴロ転がっているので、ラクロスでの経験を社会や就活において生かすも殺すも自分次第ですね。
セミナー動画
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