【こぶ平レポート】ラクロス全日本選手権・決勝戦を見に行こう!
2017年度最後のラクロス公式戦全日本選手権決勝を今週末12月17日(日)に迎えます。
女子編でも申し上げてましたが、男女とも今年の全日本選手権決勝は今までと違う意味を持っています。ですから是非会場で
歴史の検証人になって下さい。
大きなテーマは
☆男子 FALCONSの10連覇を阻止するのはStealersなのか?
☆女子 3年連続日本一から遠ざかるクラブチームの復権を賭けた、NeOの進化と慶應義塾大学の進化進行形
ラクロスの衝突は日本ラクロスの行く末を占う?
女子の見所は先日紹介していますので、そちらをご覧ください。
今回は男子ラクロスの決勝戦のみどころの紹介をします。
FALCONSは2004年にチーム加盟。リーグ戦は1位になるも、ファイナルシリーズで敗戦。惜しくも全国大会を逃す所から歴史が始まります。世界進出を目指して、又VALENTIA、DESAFIOといった既存勢力との対抗機軸になる為の戦いは2008年のリーグ制覇、全日本選手権でVALENTIAを18対13と破って結果を残すと2010年までの3年間FAL-VAL時代を全日本では勝ちを譲らず、2011年以降(VIKINGSが設立され戦闘力が分散した)は無敵のFALCONS時代を築いてきた。この10年間新しい戦力を入れつつ、自らもUS遠征をおこなう等自己覚醒を続けてシンファルコンズを作り続け、10連覇を目指している。
一方Stealersは2009年に誕生したリーグでは2番目に若いチームです。
チームのWebページには (http://stealerslacrosse.tokyo/team/ )
名前の由来
Stealersとは2009年度から東日本ラクロスクラブチームチャンピオンリーグ1部に所属している社会人チームです。
「ラクロス界に新しい風を」をコンセプトに2007年度U21日本代表選手中心に発足しました。
名前の由来はSteal=奪う。ボールを奪う、スペースを奪う、得点を奪うこと、そして観ている人々の目を奪い、
Stealersならではのラクロスでチャンピオンの座を奪うという意味が込められています。
(ウェブサイト引用)
とあります。
実際には2012年に初めてリーグ戦2位になるも、全日本選手権では慶應義塾に敗戦を喫し、江戸川区陸上競技場のフィールドには立てなかった。ここから、全日本選手権の準決勝のトラウマを背負うStealersの苦闘が続きます。
13年はクラブ選手権敗退。14年はリーグ戦プレーオフで敗退。15年には全日本クラブ選手権のトラウマは払しょくするも全日本選手権は日体大に敗れ、翌16年は再び準決勝で慶應義塾大学に完敗します。
そして設立9年目にして、全日本選手権準決勝のトラウマを、因縁の慶應義塾相手に払拭し、初めての江戸川区陸上競技場に立つ事になりました。
【一言で言えば】
FALCONS:絶対王者―10連覇を目指す飽くなき探究者
Stealers:果敢な簒奪者―苛烈なまでの挑戦者魂を相手にぶつけてボールを奪い取る略奪者
ー先発予想&試合の見所は次のページへー