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【男子ラクロス世界大会】2018年男子ラクロス世界大会が無事全日程終了

日本時間今朝日本代表も無事帰国し、2018年男子ラクロス世界大会が無事全日程終了しました。

今回の世界大会における日本の試合を振り返ります。

予選(白組)の1試合目、ノルウェーと対戦して24-3と圧勝。
続く予選2試合目はオランダと対戦し、18-3とまたまた圧勝。
試合開始当初から日本はBlue Divisionレベルだと言われていたところをこれらの結果からして世界に日本のラクロスを見せつけた試合となりました。
これらの結果により日本は決勝トーナメントへ進めることとなりました。

決勝トーナメント1戦目は北欧フィンランドと対戦し、15-5と難なく勝利。続く決勝トーナメント2戦目、相手はプエルトリコ。ここが今大会1番の番狂わせでした。今大会が初出場となるプエルトリコでしたがほとんどがアメリカ出身選手で構成されており、ラクロスのレベルはとても高いものでした。海外メディアでも今大会のダークホースはプエルトリコだった、と振り返っているほどです。このプエルトリコとの試合は9-14で惜敗。

この負けにより、順位決定のトーナメントに進出することとなります。このトーナメントで目指せる最高順位は5位。日本が当初目標としていた順位でした。

順位決定トーナメント1戦目はBlue Divison6位のスコットランドとの試合。 4年前のスコットランドの試合で日本は負け、Blue Division降格することとなりました。そんな意味で因縁の相手との対戦となりました。結果は11-7で勝利し、4年前の雪辱を果たした結果となりました。

続く順位決定のトーナメント2戦目の相手はイスラエル。

ここもプエルトリコ同様アメリカ出身の選手にて構成されているチーム。昨年開催された女子ラクロス世界大会では女子日本代表がイスラエルに敗れ夢破れた相手でもあります。女子代表のためにも勝ちたかったこの試合。見事男子代表は10-9と勝利をおさめてくれました。日本が終始リードしていたものの、常にシーソーゲームで心理的に常にイスラエルに追われているようなハラハラした展開の試合でした。

この勝利により、次戦は5位決定戦となりました。

対する相手はBlue Division5位のイングランド。

日本が今大会で9-14と負けたプエルトリコに11-4で大勝をしたイングランド。力の差はかなりあるのではないかと言われていました。ただ試合開始後はそんな前評判を覆す結果となりました。1Q7-0と大量リードを奪った日本代表。日本の実力を見せつけます。そこから2Q、イングランドも日本を崩し始めます。3Q終了時9-8で日本がリードしていました。そこから最後のクオーター。イングランドが3点を追加し、最後試合は9-11で日本は敗戦。イングランド戦の結果は悔しいものとなりましたが、4年ぶりのBlue Division返り咲きを果たしました。

次回の男子ラクロス世界大会は2022年にカナダにて開催されます。

次の世界大会が今から楽しみですね。

GO JAPAN!

Photo by Akie Umeda

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