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	<title>社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子に関する記事一覧 &#8211; LACROSSE PLUS JAPAN  ラクロスプラス</title>
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		<title>【ラクロスコラム】#25 最後に｜SELL代表 柴田 陽子</title>
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		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Jul 2020 11:54:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
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					<description><![CDATA[4月末から3か月に渡って続けてきたこのコラムもついに最終回を迎えました。4月7日。私が生活している関東圏では緊急事態宣言が発令さ...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>4月末から3か月に渡って続けてきたこのコラムもついに最終回を迎えました。4月7日。私が生活している関東圏では緊急事態宣言が発令され、突如当たり前だった生活が奪われました。自チームの活動も日本代表の活動もオンラインに移行し、全国各地のチーム訪問もできなくなりました。ラクロスフィールドという活躍の場所を失ったとき、自分はみんなのために「いまなにができるのか」。考えた末、「社会に出てから大切なことは全てラクロスから学んだ」というこのコラムを書き始めることを決意しました。</p>
<p>このコラムでは、私がラクロスを通じて学んできたことが社会に出てからどのように役に立っているかについて様々な角度から紹介をしてきましたが、今まで言語化をしてきたこともない多くの経験や考えを文字に起こすのは想像以上に難しい作業で、この3か月、自分の考えの整理と執筆にかけた時間はいま振り返ると相当な量だったと思います。ラクロスの自主練をすれば少しずつでもパスキャやグラボが上手くなったように、毎週何十時間も文章と向き合えば、文字を書くことも少しずつ上手くなることがわかりました。何事も習慣ですね。</p>
<p>性格上どうしても前もって執筆できず、毎回〆切に追われながらパソコンに向かっていましたが、書き上げた25の文章のうち、どれかひとつでも読んでくれた誰かにとって、前向きになったり行動をするきっかけになっていたりすれば嬉しいです。時には読みづらかったであろう長文にも最後まで付き合っていただいた皆さま、本当にありがとうございました。</p>
<p>私が社会人になった12年前といまを比べると、本当に多くのことが変わりました。ワークライフバランスという言葉の浸透とともに、肩書きや報酬よりもやりがいのある仕事や家庭との両立を重視する考え方の人も増え、就業観の多様化もここ10年で一気に加速しました。高度経済成長期以来、終身雇用が当たり前であった日本社会でも、「働き方改革」の推進によりここ5年で環境は劇的に変化しました。リモートワーク、パラレルキャリアや短時間正社員、キャリアパスの複線化、アスリートのデュアルキャリアなども、新しい働き方を代表する言葉として最近はよく耳にします。ダイバーシティとインクルージョンについては、以前のコラムでも触れたように、もはやどこの企業においても担当者が置かれるほどにまで定着してきました。人々が社会的・経済的背景、年齢、性別、性的指向、障害、人種、宗教などに関係なく、就業の機会を得られることは日本でも当たり前の権利になりつつあります。</p>
<p>企業での働き方だけでなく、社会全体における多様性への考え方も変わってきました。LGBTQという言葉が定着しはじめたのもここ10年の間です。私が大学を卒業する頃は、世界に同性婚を認めている国はわずか5か国しかありませんでしたが、現在は28か国にまで増えています。日本でも5年前からパートナーシップ制度が制定され、世田谷区と渋谷区から始まった動きは、現在は47の地方自治体にまで広がっています。社会的ダイバーシティにおいては後進国と言われる日本でも、少しずつ環境は変わっているのだと思います。</p>
<p>日本でもヒットしたLady Gagaの2011年の楽曲&#8221;Born this Way&#8221;はLGBTQのアンセムとしても有名ですが、LGBTQに限らず、全ての人に向けて人と違う自分を肯定し、「ありのままに生きる」ことを訴えています。この曲は今までとは異なり一歩踏み込んで具体的なマイノリティを歌詞に含めている点でも注目されましたが、「ブラックでもホワイトでも、ベージュでもチョーラ（混血）でも、レバノン人でも東洋人でも、障害のせいで仲間はずれにされても、いじめられても、からかわれても、自分自身を受け入れて、愛してあげよう。それがありのままのあなただから」「例えゲイでも、ストレートでも、バイでも、レズビアンでも、トランスジェンダーでも、間違ってなんかいない」と歌いあげるこの歌は上述したような変化の時代だからこそ生まれた歌のひとつです。</p>
<p>世界に目を向けると、この数か月で最も話題になった言葉の一つはBLM(Black Lives Matter）でしょう。実はこの運動はこの数か月で始まったわけではなく、2013年にある黒人少年が白人警官に射殺された事件をきっかけに湧き上がった運動です。この活動を開始したのは3名のLGBTQコミュニティのアフリカ系女性でした。BLM運動がこれだけ勢いを失わずにここ数か月盛り上がっているのは、この運動が人種的不平等にのみ焦点を当てた従来の運動とは異なり、性差別や階級差別などが複雑に交差した様々な差別・不平等の問題を訴えている点にあると言われています。K POPファンによるBLM運動といったものまで存在するように、実際にこの運動の写真を見てみると、これが黒人から始まったことを忘れてしまうほど様々な人種の人々が入り混じっています。この運動を、黒人差別の運動という枠を超え、「自分事」として多くの人が捉えたことにより、未だかつてない規模の広がりを見せているのです。</p>
<p>なぜ、最終回にこのような話をするかというと、結局詰まるところ、社会に出て一番大切なことは、「自分を受け入れること」そして「他人を受け入れること」だと思うからです。</p>
<p>前回のコラムでも触れたように、私は「私の価値観」で物事を評価できるようになるまでに時間がかかりました。周りに期待されていることをプレッシャーに感じたり、周りの価値観での成功を成功と思えない自分に悩んだりすることもたくさんありました。慶應のような大学を出ていると、高学歴・高収入な男性と結婚をする友人や、自身が大企業で昇進をしていく友人が周りにたくさんいて、どこかで自分を比べてしまうことだってあります。本業ではない青学のコーチ業に毎年体が壊れるまで身を削ることを不思議に思われたこともたくさんあります。日本の世間一般でいう「幸せ」と自分の心の奥底で感じている「幸せ」のギャップを否定しようとしたことも何度もあります。でも結局は、「自分は自分」。最近、それをようやく受け入れられるようになりました。</p>
<p>社会に出てから5つの会社を渡り歩いて、多くの企業文化を学び、様々なタイプの人と仕事をしてきました。違う企業へ移るたびに、本当に色々な考え方や価値観の人がいるのだなと実感しましたし、たくさんの業界でたくさんの能力を身に付けられたことよりも、そういった人との出会いで価値観の視野が広がったことのほうが、私にこの道を選んでよかったと思わせてくれます。そしてただ本業に没頭するだけでなく、この10年いつだって私の生活の一部にはラクロスがありましたし、自分自身のプライベートも含め、本業以外の環境にも情熱を注いできたことで多くのことを学ぶことができました。</p>
<p>私がコーチとして最も大切にしていることが、「一人ひとりの良さを見ること」です。自分自身が「こうあるべき」という固定概念に当てはめられたくないと何度も思ってきたからこそ、選手にも「こうあるべき」を押し付けず、それぞれの元々持っている輝きを引き出せるようになりたいと思ってコーチを続けてきました。自分自身の価値観だけで人を見るのではなく、相手の立場を考えて会話をすること、たくさんの人の異なる目線から違う角度で物事を見ることを大切にしてきました。ラクロスはマイナースポーツだからこそ、上述したような世間的にマイノリティと言われる人々と同じように、外から理解されないこともたくさんあります。だからこそ、スポーツができる環境のありがたさや誰かに応援されるありがたさ、認められない苦しさや自分ではどうにもできない制度やルールへの不甲斐なさ、そしてそれを受け入れて前を向く器の大きさを学べる場所です。</p>
<p>ラクロスをいまやっているみんなには、ラクロスという競技以上に、ラクロスで出会う「人」との絆を大切にしてほしいなと思います。無条件に応援してくれる人、怒ってくれる人、違う考え方を教えてくれる人、本気で語り合える人、一緒に泣いてくれる人、自分のためになにかを犠牲にしてくれる人、自分がその人のためになにかを犠牲にしたいと思える人、一緒に頂上を目指す人、道中で出会う人、これから50年一緒に歩みたい人。その絆を通して「自分の良さ」、そして「他人の良さ」をちゃんと見つめられるようになり、変動していく今の社会に求められる多様な価値観を受け入れられる人になれば、この先、どこで誰と何をしていても、幸せを見つけられるのではないかと思います。</p>
<p>どこで誰と何をしていれば幸せかという答えなんて存在しません。大事なのは、自分がその道を歩みたいか。その道が自分にとって幸せか。苦しいことがあっても、何かを犠牲にしてでも大切にしたいものは何か。価値観は人それぞれで、答えは自分にしかないのだと思います。人や社会の価値観を自分にも他人にも押し付けず、「自分らしくその道を歩める人を生む場所＝ラクロス」といえる未来をみんなで創っていきましょう。</p>
<p>最後に、このコラムを執筆するにあたってお力添えをいただいた多くの皆さんに深く感謝いたします。特に、莫大な時間をかけて「私がラクロスから学んだもの」シリーズに寄稿してくださった吾妻千晴さん、青木絵美璃さん、森井菜々子さん、青学28期幹部（橋本美咲さん・杉浦里々佳さん・岡田桃佳さん）、そして竹内彩さん、本当にありがとうございました。私の文よりも皆さんの文のほうがいつも反響が大きく、私も毎回の皆さんの素晴らしい内容に感動していました。このシリーズは好評につき、今後ラクロスプラスキャリアの中でコラムとして継続することが決定しました。今後誰の学びを知れるか、乞うご期待ください！</p>
<p>改めて、3か月間お付き合いいただきありがとうございました。<br />
これからも様々な形でラクロス界を盛り上げていけるようLACROSSE PLUSメンバーとしてもSELLの代表としても、一コーチ・選手（今年からクラブ2部リーグに復帰します）としても頑張ります。<br />
一緒に「ラクロスの人ってかっこいい」を創っていきましょう！</p>
<p>SELL代表<br />
柴田 陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#24 成功を測る「ものさし」｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-26/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 26 Jul 2020 09:50:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=103183</guid>

					<description><![CDATA[皆さんは誰かを見て、「この人は成功している」と感じたことがあるでしょうか？ 多くの人はきっと一度はそんな経験をしたことがあるので...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>皆さんは誰かを見て、「この人は成功している」と感じたことがあるでしょうか？<br />
多くの人はきっと一度はそんな経験をしたことがあるのではないかと思います。</p>
<p>では、我々は何を以て「成功している」と思うのでしょうか？<br />
皆さんにとっての「成功の定義」は何ですか？<br />
どのようなものさしで「成功」を測っているのでしょうか？</p>
<p>「米国大学バスケット史上最高のコーチ」と言われる名将にジョン・ウッデンという方がいます。彼は合計すると40年以上、いくつかの高校や大学でコーチを務めていました。その長年の経歴の中で最も有名なのは、UCLAを1964年から1975年までの12シーズン中、10度も全米王者に導いたことです。この結果は偉業として今も語り継がれています。</p>
<p>さて、ウッデン氏は結果としてこのような偉業を成し遂げていますが、彼の教え子たちが口を揃えて言うのは、「コーチからは、プレーの仕方よりも人生についてより多くのことを学んだ」ということです。実際にウッデン氏本人も、大事なのは試合の勝ち負けではない、と何度も公言しています。さらには、「勝つ」ことと「成功する」ことは別物であるとし、勝ったときでも相手の立ち振る舞いに負けたように感じることもあったし、逆に負けたときでも自チームの立ち振る舞いに勝ったように感じることもあったと述べています。そんな彼は、自身の考える“成功の定義”について下記のような名言を残しています。</p>
<p>「成功とは、名誉や地位を得ることではなく、自分の持っている能力を最大限に発揮する努力を積み重ねて得られる満足感である」</p>
<p>これはつまり、人からの評価ではなく、あなたが「今できるベスト」を出せていることが成功だという定義付けなのです。彼はこの考えに基づき、成功哲学を端的に表した「成功のピラミッド」で、成功に必要な要素の考え方についてまとめています。下図がその内容です。<br />
<img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-103184" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/1595756460697.jpg" alt="" width="600" height="540" /><br />
このピラミッドでは、成功するために必要な要素が段階ごとに分けられており、下段の端ほど最も基礎とされているものです。見ての通り、スポーツのコーチであるウッデン氏が成功において最重要視したのは、技術や闘争心ではなく、ごく普通のライフスキルだということが分かります。つまり、こういった基礎的な部分が人としてできていないと、どれだけ上に技術が乗っていても、土台がなくては大きなピラミッドにはなり得ないということです。これはスポーツだけではなくどの分野にも言えることであり、だからこそ彼の教え子たちは皆、彼から人生についての多くを学んだと感じているのでしょう。</p>
<p>私はUCLAのホームタウンで幼少期を過ごし、当時バスケをやっていたということもあって、ウッデン氏のことは小学生の頃から知っていました。しかし、彼の考え方が身に染みて分かるようになったのは、大人になってラクロスのコーチを始めてからです。ラクロス部を通して学生に何を学んでほしいのか、考えれば考えるほどウッデン氏の言っていることに共感していく自分がいました。試合に勝っても負けても、試合のメンバーに入れても入れなくても、やれることは全てやったと言える選手であってほしいと心から思っていますし、そのために私が選手に伝えたい大事なライフスキルは、ラクロスの技術以外に山ほどあります。そして、気づけば12年もコーチを続けている中で、学生のみんなにとってのラクロス部での「成功」を考える機会とともに、私自身の人生においての「成功」についても何度も考え直す機会をもらいました。</p>
<p>私の考える「成功」は社会人になった当初と今では大きく変わりました。社会人になりたての頃は、「成功」を目に見える形で結果として出すことが必要だと思っていました。つまり「企業名」「役職」「給料」、そういったことが成功していると思われるためには必要だと、声を大にしては言わずともどこかで感じている部分があったのです。しかし、どれだけ自分を偽ろうとしても、次第に私は企業名にも役職にも給料にも興味がないことに気づいていきました。私は土日に割いている時間や、リーグ期においては練習だけでなくMTGや準備などにかける時間を考えると、青学と仕事に割いている時間に大差がありません。ただもちろん、同じ時間を割いていても、いただいているお給料には大きな差があります。しかし、どちらをより情熱を持って取り組んでいたかと訊かれれば、その答えは明白です。</p>
<p>「お金をもらわなくてもやりたいことか」</p>
<p>30歳を過ぎてからのここ数年、色々なキャリアや人生の選択肢と真剣に向き合おうとするとき、よくこの問いを基準にするようになりました。</p>
<p>日本代表のGMやHCをやる理由。<br />
青学のコーチを続ける理由。<br />
周りの大切な人の依頼や相談に惜しみなく時間を割く理由。</p>
<p>いずれもこの問いの答えがYESだから、例えそれがお金にならないことでもそこに莫大な時間と労力をかけます。自分がやっている仕事が「お金をもらうためだけの仕事」（以前、同義のライスワークという言葉を<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-24">コラム#22</a>で紹介しました）になってしまったとき、それがその仕事を離れるときだと思っています。しかしライフワークを考える上では「お金をもらわなくてもやりたいことか」が非常に大事です。少なくとも私にとっては、いつか人生を振り返って自身の「成功」について考えたとき、「成功のものさし」の基準は、お金をもらわなくてもやりたいことに、どれだけの時間を割いてこられたかになるのだと、最近ようやく分かってきました。</p>
<p>私は色々な経験をしてきたからこそ、企業名や役職や給料で自身の満足感が満たされないことを知り、一番情熱を持って、身を削ってでもやりたいことがラクロスにはあるから、それだけを続けられているのだという事実を少しずつ理解していきました。SELLやLACROSSE PLUSで新たな挑戦に踏み切ろうとしているのも、それらは全て「お金をもらわなくてもやりたい」と思えるほど「情熱」を持って取り組めることだからです。<br />
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<br />
TEDに登壇している500名以上の登壇者に向けて、あるマーケティングアナリストが実施した「成功者の条件」に関する調査では、彼らの意見をまとめたものとして、上述した「情熱」をはじめとした下記の8つのことが挙げられています。</p>
<p>①PASSION（情熱）：お金ではなく情熱がそこにあるからやる。そうすればお金はあとからついてくる。<br />
②WORK（勤勉）：簡単に手に入れられることは何一つない。努力を積み重ねるしかないが、その過程を楽しむこと。<br />
③GOOD（向上心）：一流への近道はない。上を目指して練習あるのみ！<br />
④FOCUS（集中）：色々なことをやるのではなく、1つのことに集中する。だからそれが極められる。<br />
⑤PUSH(求める）：自分自身にもっと求める。自分をもっとできると前に押し進める。<br />
⑥SERVE（与える）：他の人に価値のあるものを与える。<br />
⑦IDEAS（アイデア）：自分のアイデアを持つこと。そのために常に多くの人と関わり、探求心を持ち、周りに目を配る事。<br />
⑧PERSIST（忍耐）：失敗しても諦めない。それを糧にして逆境を跳ね返す。</p>
<p>このように並べるとウッデン氏が言っていることと、実際に一般的に成功者と言われている人々が挙げる条件は類似している要素も多くあることがわかります。それだけスポーツにおいても、ビジネスにおいても、「成功の条件」とされているものは似ているのです。</p>
<p>さて、私が皆さんにお伝えしたいのは、あなた自身が「成功」をどのようなものさしで測るかが大事だということです。私の大好きなブロードウェイ・ミュージカルにRENTという作品があるのですが、このミュージカルの代表曲 &#8220;SEASONS OF LOVE&#8221;には、&#8221;How do you measure a year?&#8221;という歌詞が出てきます。意訳するとこれは&#8221;1年という長さをどのようなものさしで測るか&#8221;という問いです。歌詞の中では、日の出・日の入りの数、コーヒーを淹れた数や笑った数、本音で話せた数や涙を流した数、そして愛といった多くのものさしで1年を測ろう、と言っています。そしてこれはそれぞれの人生においての「成功」に関しても同じことが言えると私は考えています。</p>
<p>皆さんは、どのようなものさしで「成功」を測りますか？</p>
<p>このコラムでは成功の条件について、色々と書いてきましたが、大事なのは「成功」を決めるのは周りから見た価値や地位ではないということ。そこには必ずあなた自身のものさしの基準がなくてはならないということ。「全てやり尽くしたという幸福感に満たされている場所」が成功だとするなら、あなたは何をやり尽くしたいですか？何に情熱を注ぎ、何において惜しみない努力を捧げたいですか？それが「家族の笑顔の回数」である人もいれば「会社でNo.1になること」の人もいるかもしれません。「大切なひとと30年後も幸せといえること」である人もいれば「30年後は海外に暮らしていること」である人もいるかもしれません。皆さんにとって、お金があるときにやりたいことではなく、お金がなくてもやりたいことは何でしょうか？</p>
<p>成功を測るものさしの基準は人それぞれです。私は、社会人になった頃は、まだ「世間一般」というものさしの基準で自分の成功を測ろうとしていました。でもラクロスのコーチでの幸福感があったから、本業に対する疑問を抱くようになり、次第に自分のものさしの基準が分かっていきました。今はわからなくても、いつかふと自分の生き方に疑問を持ったとき、あなたの「人生の成功」のものさしについて考えてみてください。他の人と比べるのではなく、自分のものさしで自身の成功を全員が測れるようになれば、社会に出てからの皆さんはきっともっと幸せになれるのではないかと、私は信じています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#23 計算を超えるもの｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-25/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-25/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 19 Jul 2020 08:32:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=103118</guid>

					<description><![CDATA[このコラムもついに残り3回となりました。 私のコラムを初回から読んでいただくと、最初の3回だけが比較的自身の経験に重きを置いた内...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>このコラムもついに残り3回となりました。</p>
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/柴田様_855-600_001-120x120.jpg" alt="【コラム】社会に出てから大切なことは  全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.05.14</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata">【コラム】社会に出てから大切なことは  全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子</a></div><div class="cardlink_excerpt">SELL代表の柴田陽子氏の連載コラムをまとめはこちらから↓










































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<p>私のコラムを<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-3">初回</a>から読んでいただくと、最初の3回だけが比較的自身の経験に重きを置いた内容となっていることに気づくと思います。5回目から22回目までの間は、様々な著名人の著書や研究結果に基づいた内容と自身の経験を交えて、感情よりもロジカルな話を展開してきました。なぜ最初の3回だけが論理的根拠の紹介をしなかったかというと、私が真っ先に伝えたいと思ったことが、言葉では説明しづらいけどラクロスの経験を通してすごく重要だと感じたことが多かったからです。残り3回は、最初の3回同様、証明済みのロジックよりも15年のラクロスの現場の経験で感じてきたこと、とりわけ今回は、「ロジックを超える大切なもの」についてお話したいと思います。</p>
<p>「ロジック」とは、つまり論理です。私は新卒でコンサル業界という非常にロジックを重んじる業界を選びました。入社した会社の筆記試験では、「あなたはアジアの特定の国に携帯電話ビジネスで進出したいと考えています。タイ、ベトナム、インドネシアのうちどの国に進出するか決めてください」というような一風変わった試験問題が出たことを今でも覚えています。この問いに答えるとき、リサーチをしない限りはある国を選んで結論づける根拠がありません。就活でこういったことを聞かれた際に大事なのはロジカルに結論を導きだせる思考プロセスがあるかです。なので、例えばこの問いであれば、3か国の携帯電話の普及率、競合企業の多さ、日本企業の進出度合の3軸から判断する、などという選定のプロセスの考え方を書けば、急に「タイに進出します。なぜなら日本企業が成功しているからです。」という主観的結論を書くよりも遥かに読み手は納得がいくはずです。このようにいくつかの根拠をもとに結論を導く考え方は、&#8221;So What?/Why So?&#8221;といい、ロジカルシンキングの基礎的なスキルのひとつです。私はアクセンチュア入社前の課題図書で「ロジカルシンキング（論理的思考）」という本を配布され、そこで初めてSo What?/Why So?やMECEというロジカルシンキングの基礎をきちんと学びました。（もう少し詳しく知りたい方はこちらをご一読ください→<a href="https://to-manabi.com/logical-thinking">https://to-manabi.com/logical-thinking</a>）</p>
<p>結局私はコンサルという仕事を1年しかやりませんでしたが、ロジカルシンキングの考え方はその後の営業でもマーケティングでも通訳でもイベントプロデュース業でも非常に役立ちました。なぜならどの仕事においても人と話すとき、プレゼンの資料をつくるとき、「根拠に基づいて説得力ある内容を組み立てる」ことは必須だったからです。ただ、この能力がどこで一番役に立ち、かつ一番磨かれたかと問われれば、私は間違いなくそれはラクロスのコーチ業だと答えると思います。</p>
<p>私はコーチとしても非常にデータを重んじるタイプです。これはスポーツ業界では一般的に「アナライジング」と言われる分野ですが、アナライザーが数字を導き出す人であるとすれば、コーチはその数字から方針を立てる人です。ラクロスのようなマイナースポーツの場合、近年少しずつアナライザーという役職も増えてきたものの、幹部やコーチがこの役割も担っているというチームがまだまだ大多数だと思います。</p>
<p>青学では、計画を立てるときも計画を修正するときも、必ず数字を以て分析を行います。幹部は日常的にそれをする習慣がついていますし、全体mtgなどでも数字を分析する機会も作っています。もちろん「これがうまくできた」とか「ここはうまくいかなかった」という感覚も重要ですが、数字の根拠なくコロコロ方針を変えるのは賢くないと思っています。</p>
<p>実際の事例として、2018年に関東の決勝に行ったシーズンをあげて説明します。このシーズンはフルフィールドライドの戦術に春先から8割近くの時間を割いていましたが、実は5月の中旬頃までは全く試合に勝てていませんでした。そこで結果のみから勝てなかった理由を考えたとき、多くの選手は8割の時間をかけていた「ライドがうまく行っていない」という感覚的結論に至ってしまうため、焦りから敗戦が続くことに対しての不安も多くあがってきました。しかし、実際にデータを見直すと下図のように、実は半分以上という驚異的な数字でライドは成功していたのです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/23-1.png" alt="" width="1035" height="491" class="alignnone size-full wp-image-103119" /></p>
<p>この数字が選手の歩んできた道への不安を軽減し、最大の味方となってくれるのです。ではそれでもなぜ試合は大敗していたのか？必ずどこかの数字に問題があると思い、様々な側面から更なるデータ分析を進めてみました。すると、クリアーの成功率が例年に比べて極端に低いことが発覚したのです。つまり、ライドで奪った回数以上に、そのあとのクリアーで奪われてしまっていた結果、ライドで奪って相手が戻る前に素早く点をとる、というやりたい戦術を実行できていなかったことが明らかになりました。</p>
<p>このデータに基づき、この次の1か月半はライドではなく、ライドで奪ったあとのクリアー局面に最も時間をかけました。それは方針が変わったわけではなく、フルフィールドライドをベースとした戦い方で勝利をするために「いま一番注力すべき部分」を数字に基づき論理的に分析した結果でした。クリアーが改善されはじめると、一気にライド戦術の魅力が開花し、その次の1か月半を青学は5勝1敗で乗り切ります。クリアー局面だけを見ても、ここに相当な時間をかけただけあり、成功率は下図のとおり25％近く上昇しました。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/23-2.png" alt="" width="812" height="693" class="alignnone size-full wp-image-103120" /></p>
<p>この後、夏合宿前の7月に最後のテストマッチとして位置付けていた1部強豪チームとの2連戦も手ごたえのある内容で終えることができ、数値的にも各局面で「この数値を超えていれば勝てる」と睨んでいた数値をほぼ計算通りに達成できているという最高の形で夏を迎えることができました。</p>
<p>こういった数値目標に向かって途中で分析をして方針を修正していきながら計画的に取り組むことは仕事においても同じく有効的です。例えば年間で4000万円を売り上げたいという目標があるとき、それを単純に四半期で分けると各1000万円ずつの売上が必要です。しかし第一四半期が800万円しか売上をつくれなかったとした場合、たしかに自分自身の「ここが足りなかった」という感覚の振り返りももちろん大事ではあります。しかし数値を見た時、あるエリアの企業の成約率は8割であるのに対して、別のエリアは4割だとわかれば、なぜその違いが生じているか、エリアごとにどのように需要が違いアプローチを変えるべきかなどを考えるきっかけになります。また、小口契約を積み上げて800万をつくれたものの、数百万円の大口契約が少ないことがわかれば、第二四半期はそこに時間をかけるという方向性が定まります。こういったことを何も考えずになんとなく毎日を頑張るだけでは、なかなか数値目標に対して効率的に仕事を進めることができません。先日、まだ比較的若手の元教え子が、仕事の目標の立て方が部署で一番うまいと上司に褒められたという話をしてくれました。彼女曰く、幹部として年間計画を立て、数値目標に向かって根拠ある計画を立てていた頃とやっている作業は同じだそうです。</p>
<p>このように、ロジカルシンキングで数値目標に向かって計画を立てることは、ラクロスにおいても仕事においても必要なことです。ただ、この年のリーグ戦、青学は4月に10点差以上をつけられて大敗した相手に勝つこととなります。それだけでなく、優勝候補と言われていたチームとも大接戦を制し、さらに、4月に2対14で負けた慶應を決勝という大舞台で延長戦まで追い込みました。それを可能としたのは、計算通りに夏を迎えられたこと以上に、夏の数か月の間に、もっと言えばリーグの1試合ごとに、急激な成長を繰り返したことが大きな要因だと思っています。コーチである私がここまでの快進撃を見込んでいたかといえば、この夏の激的成長は私の想像を遥かに超えるものでした。良い意味で、「計算外」の成功だったのです。</p>
<p>「計算を超えるもの」</p>
<p>この年の青学が史上最高成績を収められた最大の理由を問われるなら、私はこう答えるかもしれません。</p>
<p>リーグの試合には毎回、いわば台本があります。4Qを通じての物語。相手の封じ方。自分たちの良さの出し方。スカウティング班がたたき出してくれた大量の数字に基づいて、1試合ずつ別の物語をつくります。私は舞台監督、選手は演者、みんなで最高のショーをつくるために日々色々なシーンのそれぞれの動きを確認して万全の準備を期して本番を迎えます。私はブロードウェイのミュージカルが大好きなのですが、鳥肌が立つようなパフォーマンスに決まってあるものが「台本にはない魅力」だと思っています。どれだけ台本が面白くても、本当に人の心を動かすのは演者の魂のこもったパフォーマンスなのです。それが本番の生舞台でしか感じられない「計算を超えるもの」です。</p>
<p>この年の青学の試合が舞台であるとしたら、毎舞台が「計算を超える」パフォーマンスの連続でした。スポーツと演劇やミュージカルの舞台が違うのは、スポーツは結末が誰にも分らないということ。結末は私の台本にも書かれていないのです。だからこそドラマがあり、だからこそ面白い。最後のページが白紙の台本を書き、白紙のページに最高の結末を選手が書けるよう準備を進めるのは私の仕事ですが、その結末を書き、人々を感動させることができるのは選手である演者のパフォーマンスあってのこと。どんなに秀逸な台本でもその「計算を超えるもの」を最初から入れ込むことはできないのです。コーチができることは、みんなが計算を超えるブレイクスルーを果たせるような環境を準備してあげること。秀逸な台本あっての、その先の計算を超える感動なのです。だからそのために、私は計算して自分にできる最高の準備をします。そして、その「計算を超えるもの」をフィールド上で目の当たりにしたとき、私は教科書のロジックでは説明できない感動を覚えます。だから、ラクロスを辞められない。もう演者にはなれなくても、その瞬間の一部になりたいと思い、何度も何度も、その光景に病みつきになります。</p>
<p>今年は誰にも計算できない状況が続いています。しかしその中でも、「計算を超えるもの」は生み出せると私は思っています。「ラクロスを3か月やっていなかったからラクロスのレベルが下がる」というだけの2020年ではないずです。私もこんなにも一回一回の練習や仲間との時間が尊いと思えたのは久々で、いまのチームと創る舞台への想いはむしろこの3ヶ月で強くなりました。ラクロスを3か月やっていなかった逆境をはねのけた先には、今年しか書けない台本があり、今年だけのドラマがあるはずです。どのような台本を書くか、そしてそれを最高の舞台にできるかはその舞台をつくるチームのメンバー次第です。監督も主役も脇役も、誰一人として欠けてはならない。全員がコミットした先にしか最高の舞台は存在しません。</p>
<p>いつもより3か月短い準備期間でただ準備不足の舞台をやるよりも、いつもとは違う今年だけの台本で舞台をつくるほうがワクワクしますよね。その先で、ロジックでは説明できない台本にはない感動と出会えることが、ラクロスの試合の本当の醍醐味だと思います。<br />
こんな状況でも、まだ仲間と舞台に立てること。その喜びを噛み締めて、2020年の試合の舞台をどうか最高のモノにして欲しいと思います。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#22 何をやるかよりも誰とやるか｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-24/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-24/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 12 Jul 2020 09:38:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=103048</guid>

					<description><![CDATA[「何をやるか」 「誰とやるか」 みなさんはいま、ラクロスにおいてどちらが重要ですかと聞かれたら、何と答えますか？ 優勝できればど...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「何をやるか」<br />
「誰とやるか」</p>
<p>みなさんはいま、ラクロスにおいてどちらが重要ですかと聞かれたら、何と答えますか？</p>
<p>優勝できればどこのチームでもいい、という人はきっと少ないですよね。</p>
<p>では、仕事においてはどうでしょうか？<br />
高い給料がもらえればどこでもいいでしょうか？<br />
興味のある業界であればどこでもいいでしょうか？</p>
<p>私が多くの企業を渡り歩いてきた経験を以て確信しているのは、企業に対する満足度を決めるのは業務内容だけでも、給料だけでもないということです。</p>
<p>就活をするときに、「まずは自己分析」とよく言います。その大きな理由のひとつは、自己分析を通して自分自身の仕事への優先度を確認する必要があるからです。業務内容、勤務時間、給料、風土など様々な条件がある中で、自分自身がどのような優先順位でそれらを重要視するか。その部分に相違があると、例え他の人にとっては魅力ある企業だとしても、自分は必ずしもそこで幸せだとは限らないのです。</p>
<p>もちろん、この優先順位はライフステージとともに変化するものでもあります。私の場合、大学4年生で就活をしていた時期と、W杯を経たあとの社会人1年目後半では、自分自身の中での価値観も大きく変わっていました。就活時は「長時間働いて、たくさん稼いで、3年で10年分の成長をしたい」と選んだアクセンチュアが、「ラクロスと両立しながら一流のスキルを身に着けたい」という価値観へ変化したことに伴い、自分が幸せを感じられる場所ではなくなってしまったのです。</p>
<p>自分自身の価値観を確認するために有効な手段として、<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-11" rel="noopener noreferrer" target="_blank">コラム#9</a>で &#8220;Will, Can, Must&#8221;というリクルートの自己分析フレームワークを紹介しました。復習がてら再度下に図を掲載します。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/willcanmust2.png" alt="" width="1200" height="675" class="alignnone size-full wp-image-102659" /></p>
<p>仕事において重要なのはこの3つが交差するCoreの部分の大きさです。ここが大きいほど、仕事における充実感を感じられます。逆に言えば、この中でMustだけが大きくなってしまうと、仕事で幸せを感じられなくなってきます。</p>
<p>「働くこと」に対する考えを3つのステージに分けた考え方として、「ライスワーク・ライクワーク・ライフワーク」という言葉があります。</p>
<p>「ライスワーク」とは、ご飯を食べるため、生活するために働くことです。世の中の多くの人は、このステージで仕事をしているのが現状だと言われています。このステージでは、何をやりたいのか(Will)が薄まり、自身の能力拡大(Can)も諦め、単純に日々の業務(Must)をこなすことに終始してしまいがちです。ライスワークの場合、「仕事はあくまで仕事」と割り切り、趣味や特技に費やす時間はプライベートの時間の中で確保することになります。</p>
<p>次に「ライクワーク」とは、自分の好きなことを仕事にして働くことです。文章が好きだから出版社で編集者として働いたり、洋服が好きだからアパレル系の会社で働いたりといったように、好きな業界や職種で興味のある仕事をしている場合、やりたいこと(Will)とやらなければいけないこと(Must)が一致する場面も多く、また自身の能力拡大(Can)への意識も高い傾向にあります。仕事内容が自分の好きなこと、得意なことであれば、高いモチベーションを持って意欲的に取り組んでいくことができるので、必然的に成果を生み出しやすくなり、どんどん高い次元を目指していくことができます。今の仕事に対する満足度が高い人はこのステージにいることが多いと思います。</p>
<p>最後に「ライフワーク」とは、自分の使命と思える仕事をして働くことです。この人たちはCoreの部分が最も大きいと言われています。高い志や信念を持って(Will)、自分が生涯をかけて取り組んでいく仕事を極めている人たちです。ミュージシャンやトップアスリートなどはライフワーカーが多いと言われていますが、これらの分野に限らず、使命感を持ってその仕事に打ち込んでいる人は皆ライフワークをしていると言えます。一見すると、ライクワークと似ているように思えるかもしれませんが、ライフワークはリスクを背負ったり、何かを犠牲にしてでもやり遂げたいと思うような活動を指す場合が多いです。</p>
<p>私は自身の価値観が変わった時に、アクセンチュアでの仕事がライスワークになってしまうのがどうしても嫌で、ライクワークを求めて転職に踏み切ったという部分が大きくありました。そしてこれはその後の転職においても同じことが言えます。ライクワークをしている人は、仕事への興味やモチベーションが長く続く場合も多いそうなのですが、私はその興味が2、3年に1回のペースで途切れる傾向にあり、そうなりはじめたときに転職をすることを繰り返してきました。ライクワークを繰り返していると、前述したように、やりたいこと(Will)やできること(Can)の円の大きさも拡大していきます。ライスワークの場合は、10年経ってもやらなければいけないこと(Must)だけが責任とともに大きくなっていくのに対して、ライクワークをしているとその環境の中で勝手にWillとCanも大きくなっているのです。私にとっては、Willの部分の大きなポイントは“いつかラクロスで起業すること”でした。しかし、社会人経験が浅かった私にはそこへのステップが明確には見えていなかったのです。であれば、どうせ毎日8時間の時間を何かに費やすのであれば、Canをできる限り大きくしようと思い、「できないことをできるようになる会社にいく」を転職の軸に置いていました。またそれと同時に、ラクロスとの両立、ラクロスでの起業、というWillの部分を尊重してくれる会社を選ぶことを大切にしていました。</p>
<p>では、Willを尊重し、Canを拡大してくれる会社とは一体どのような会社なのか？</p>
<p>5社を経験した今だから、私なりの答えを出すことができます。<br />
それは「人の魅力」です。</p>
<p>「ビジョナリー・カンパニー2　飛躍の法則」という有名なビジネス本があります。この本は、「ビジョナリーカンパニー」というベストセラー本の続編で、「普通の企業・良い企業」がどうやって「偉大な会社」になるのか、時代や業界を超えて共通する「飛躍の法則」を飛躍企業11社の事例を通して説明しています。全米1435社の中から選ばれた傑出した業績を長期間持続させることに成功した3M、GE、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ソニー、ウォルト・ディズニー、ジレット、フィリップ・モリス等、飛躍を遂げた企業をそれぞれの業種で競合関係にある企業と詳細に比較・分析した結果、これらの企業には共通したいくつかの特徴があると言います。そのうちのひとつが「人」です。</p>
<p>このことについて、本書では下記のような表現を使用しています。</p>
<p>「誰をバスに乗せるか」</p>
<p>本書によると、偉大な企業に共通しているのは、最初に人を選び、その後に目標を選ぶことだそうです。つまり、偉大な企業ほど、「事」ではなく「人」からはじまるのです。企業をバスに例えると、これらの企業では最初に適切な人をバスに乗せ（採用）、不適切な人をバスから降ろし（代謝）、適切な人がふさわしい席に座り（配属）、そこからどこに向かうかを決めているそうです。採用も配置も冷酷ではないものの「超厳格」ではあり、少しでも疑問があったら採用しない。また、専門スキルではなく、性格や基礎能力を重視しているそうです。</p>
<p>リクルートは創業期から「自分より優秀な人間を採用する」という文化をつくり、人材輩出企業として成長してきたことでも有名です。Newspicksが実施した国内の上位540社のスタートアップ企業のCEOの前職調査においても、リクルートは学生起業に次いで楽天と同率の2位です。私が5社の一流企業で働いてきて、最も上司と仲間から学ぶことが多かったと思うのはリクルートなのですが、それはこのような企業文化があってこそのことなのかと思います。「人」に重きを置いて採用をしているだけあって、周りの人の助けのおかげでCanが拡大した印象が最もある企業です。そしてこれこそが、私が「人」こそが最も重要だと思う最大の理由です。WillやCanを広げる環境は一人ではどうしてもつくれません。特に20代の頃は多くの人の助けが必要です。そういったときに、周りに誰がいるか、周りから何が学べるかで、ライスワークをするか、ライクワークをするかの明暗が分かれると思います。例え最初はその部署の仕事に魅力を感じていなくても、WillとCanを兼ね備えた良い上司や先輩に出会うと、自分自身の視野も広がります。そうするとWillとCanとMustのバランスがとれ、ライスワークもライクワークになり得るのです。</p>
<p>これはラクロスの部活においても同様です。例えばATしかやってこなかった選手が急にDFにコンバートされたとします。最初はWillやCanがATへの情熱と能力が勝り、DFをやらないといけないというMustだけが先行するかもしれません。しかし、そこでDFの楽しさを教えてくれるコーチや先輩との新たな出会いがあったとします。それにより、その選手の視野は一気に広がり、DFの魅力へと引き込まれていきます。次第にWillもDFでやりたいことへと変化し、努力した分だけDF面でのCanも身に付いていくのです。また、例えば係活動などにおいても、最初は興味のなかった係でも、そこで仲間と何かをつくっていく過程でWillやCanが増え、最終的にはその係に情熱を持って取り組んでいる選手を、実際に私も多く見てきました。その舞台がラクロスフィールドでも、係活動でも、職場でも、WillやCanを広げられるかは、そこで誰と関わるかによって大きく変わります。逆にいえば、元から魅力を感じていたATというポジションを任せられたとしても、元からやりたいと思っていた事業内容に携われていたとしても、そこで関わる人があなた自身のWillやCanに悪影響を及ぼすような人であった場合、その環境下で充実することは絶対にないと言えるでしょう。</p>
<p>青学でコーチを選ぶときも、この「誰をバスに乗せるか」という考え方は非常に大切にしています。青学ではこの例えを目標の山登りになぞらえて「誰と山を登るか」と言っています。多くのチームはコーチを選ぶ際、「こういったDFをやりたいからこの人」というように、戦術条件などをベースにすることが多いと思います。しかし、私が青学のコーチ選びにおいてそれより先に見るのは、その人の人柄です。青学が大切にしている文化、考え方に共感できる人であるか。青学にとってのWillやCanを広げられる人であるか。この条件をクリアできる人であることが大前提です。その上で、その人が何を教えるのが最も上手いかに合わせてコーチ体制や役割分担は変えるようにしています。戦略や戦術についても選手を当てはめるのではなく、その年の選手の魅力とコーチの魅力を掛け合わせてベストである方法を選ぶので、それらも毎年少なからず変わっていきます。</p>
<p>これは就活や転職活動をする際の最終面接などにおいても言えることです。就活や転職活動をしているときに、多くの人は自分が「選ばれる側」だという認識が強いと思いますが、数多くの面接を受けてきて学んだのは、受けている自分も「選ぶ側」であるということです。多くの企業を受けると、それぞれの企業で質問内容が大きく違うことに気づきます。例えば私はいつも、特に最終面接でどのようなことを聞かれるかを重要視しています。なぜなら、そこで聞くことが、企業として最も重視している側面であると考えられるからです。WWEもNIKEも最終面接で聞かれた部分が、仕事内容以上に、私の人としての考え方やラクロスを通して培ったこと、大切にしていることなどでした。最終面接でこれを聞くということは、そういった部分が企業とマッチするかをスキル以上に重要視していることがわかります。それが結果的に転職の決め手にもなりました。電通の場合は、直属の上司が2次面接で聞いてきた質問が私にとっては非常に心に残るものであり、それが大きな決め手でした。このように私は、尊敬できる人が同じチームにいたり、人を育てる文化があったりすれば、きっとその環境の中で成長できると思い、企業を選んできました。</p>
<p>そんな私は、昨年オリンピックの仕事とラクロスのW杯の間で選択を迫られた結果、自分自身のライフワークについて深く考えました。そして、結果的にはラクロスに勇気を持って踏み切っていまこのような道を歩んでいるわけですが、それがライフワークだと自信を持って言えるようになるまでには、幾度となく視野を広げ、WillやCanを進化させてきた過去が不可欠でした。それをさせてくれる環境で仕事ができてきた過去があるからこそ、この今があるのだと思っています。</p>
<p>皆さんは、誰と山を登りたいですか？<br />
一人でエベレストを登るよりも、仲間と富士山を登ったほうが、それがかけがえのない宝物になることもあります。その旅路での経験や出会いにより、視野が広がり、WillやCanが進化することもあります。</p>
<p>最後に、大学4年生の皆さんに。<br />
今年のリーグ戦、どの山をチームで登るかも大事ですが、その旅を誰とどのような道を歩んでするかも本当に大事です。登れなくなってしまった山にとらわれて悲観になったり、山登りを楽しめなくなったりしないでください。仲間と山を登るその旅路の尊さ、そしてその途中に広がる素晴らしい景色の全てを楽しんでください。</p>
<p>今シーズンの残り数か月で、「何をやるかよりも誰とやるか」を実感できた先には、社会に出てから必ず明るい未来が待っていると思います。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#21 Givers &#038; Takers｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-23/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-23/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 05 Jul 2020 13:12:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=103005</guid>

					<description><![CDATA[私が中学生の頃に見た映画で今でも印象に残っているものに、『Pay it Forward』という作品があります。 これは2000年...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>私が中学生の頃に見た映画で今でも印象に残っているものに、『Pay it Forward』という作品があります。<br />
これは2000年公開のアメリカ映画ですが、翌年には日本でも公開され高い評価を得ました。物語はケビン・スぺイシー演じる社会科教師が、中学1年生の生徒たちに「世界を変える方法を考え、それを実行してみよう！」という課題を与えるところから始まります。そして、それに対しある生徒が編み出した仕組みが「ペイ・フォワード」です。これは、ある人が3人に何か善いことをし、善いことをされた3人が、またそれぞれ別の3人に善いことをする、というものです。すると、3人が9人に、9人が27人に、27人が81人に、81人が243人に…と、善いことをする人がどんどん増え、「善意の連鎖」が起こっていきます。</p>
<p>この「ペイ・フォワード」では、助けてもらった人（B）が、助けた人(A)に直接恩を返すのではなく、別の人物(C)を助けるというところに特徴があります。そうすることで(C)は(A)や(B)に対して恩を感じながら、つぎの世代へさらに何かを与えようとし、それが続いていくとやがて社会には互いを思いやるポジティブな循環が生まれる、という発想なのです。物語では、主人公の少年が知らない400キロ離れた町でこの現象が広がっていきます。これはたしかに映画の中の話ですが、このPay it Forwardの考え方、すなわち「恩を返す」のではなく「恩を送る」という新たな発想は、現実世界でも映画界を超え大きな話題となりました。</p>
<p>このように誰かのために何かをすることを英語では &#8220;Give&#8221;と言います。また、逆に誰かに何かをしてもらうことを &#8220;Take&#8221;と言い、お互いに利益のある、持ちつ持たれつの関係のことを&#8221;Give &#038; Take&#8221;と表現します。この言葉を題名としたベストセラー著書が『GIVE＆TAKE～与える人こそ成功する時代～』です。著者は、ビジネス校の名門「M7大学」の一つであるペンシルベニア大学ウォートン校で組織心理学者として史上最年少の終身教授となり、Forbes誌の「世界で最も影響力のあるビジネス思想家10人」にも選出されたアダム・グラント氏です。この本は、24カ国語以上にも翻訳された大ベストセラーで、世界中の人々の「働く意義」を変えたといわれています。</p>
<p>グラント教授はこの著書の中で、世界をまたいで3万人以上に対して行った調査から、人間のタイプを下の3つに分類しています。</p>
<p>①GIVER：受け取る以上に与える人。<br />
②TAKER：真っ先に自分の利益を優先させる人。愛想が良く気前が良いTAKERもいるが、長期的に見て自分がどれだけ受け取れるかで自身の行動を決める。<br />
③MATCHER：GIVE &#038; TAKEのバランスを考える人。相手によって自分のスタンスを変える。相手がGIVERならGIVERとして振る舞い、相手がTAKERならTAKERとして振る舞う。</p>
<p>世の中にはGIVERが25％、TAKERが19％、そしてMATCHERが半数以上の56％存在しているそうです。さらにグラント教授は、様々な組織においてこの3つのタイプの人たちのパフォーマンス結果がどうであるかを分析していきました。するとそこで驚くべき結果が出たのです。それは成功から最も遠い存在はGIVERだったということです。エンジニアを調査しても、医学生を調査しても、営業職を調査しても、その結果は一緒だったと言います。この調査では、TAKER と MATCHER の年間売上は GIVER の2.5倍もありました。これはGIVER は&#8221;お客さんとって何がベストなのか？&#8221;を常に気にかけているため、強引に物を売りつけるようなことをしなかったり、自社の商品が粗悪なものであれば売るのをためらったりするなど、「善意」が営業として裏目に出るからだと説明がされています。</p>
<p>グラント教授は、良い組織をつくるためにはGIVERから搾取するTAKERを排除することが重要だと述べています。TAKERの人たちは非常に社交的で良い人に見えることも多いため、GIVERとTAKERの見分け方は一見難しいと言われていますが、グラント教授は面接などの際に、簡単に判別をする方法として下記の質問を用いているそうです。</p>
<p>「自分のおかげでキャリアが劇的に向上した人を4名教えてください」</p>
<p>TAKERはこの質問に対し、自身よりも影響力のある名前を4つ連ねます。なぜならTAKERは上に媚び、下を虐げることに長けているからです。一方で、GIVERは自分よりも地位の低い人、あまり影響力のない人や自分にとって役に立たないひとの名前を挙げることが多いそうです。これは日頃から上下関係なく様々な人を助けている証明でもあります。社会に出ても、もしかするとラクロス部でも、上には良い顔をして下には別の顔を持っている上司や先輩などはいるかと思います。一方で、後輩や部下にでも自身の時間を割いて役に立とうとしてくれる人もいるかと思います。また同期でも、周りが見てないときに何気ないところで助けてくれる同期もいれば、周りの目があるところだけで気を配っているような同期もいるかもしれません。それはグラント教授の考え方で言う、GIVERとTAKERの違いです。そして、こういったTAKERができる限りいない組織をつくることが組織の成功においては非常に重要だということなのです。</p>
<p>では逆に、最も成功しているのは一体どのタイプだったのか、気になりますよね。なんとこの研究では、最も成功しているタイプもまた GIVERであることが判明しています。例えばエンジニアの調査で、最も生産性が低いのは GIVER でしたが、最も生産性が高いのもまたGIVERでした。医学生の試験で最も点数が低いのはGIVERでしたが、最も点数が高いのもGIVERでした。営業やその他の調査対象においても、この傾向は同様だったそうです。これらの成功スケールを表で表すと下図のようになります。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/21-1.png" alt="" width="1200" height="628" class="alignnone size-full wp-image-103006" /></p>
<p>このようにGIVERは成功スケールの左端（最も成功から遠い位置）と右端（最も成功から近い位置）の両方に分散されており、TAKERやMATCHERは中間に集まっているそうです。</p>
<p>最もパフォーマンスが低いGIVERは、自分の仕事を後回しにして、人の仕事を手伝ったり、無理なお願いも聞いてしまったりする傾向があるため、自身の仕事のパフォーマンスが低下していきます。一方で、TAKERは、最初は自分が有利になる状況を作り出すので短期的には高い成果を出すものの、長期的に見た場合には多くの人に徐々に敬遠されていくため、パフォーマンスが伸び悩みます。MATCHERは相手によって行動を変えることで自分の仕事を順調に進めつつ、相手が手伝ったら自分も手伝う、自分が手伝ったら相手が手伝うことを期待するという関わり方で、自身のパフォーマンスを維持していましたが、そもそもこのタイプが半数以上の人を占めているため、それが飛びぬけたパフォーマンスになることも少なくなります。それに対し、右端のGIVERは与えることで短期的には自分のパフォーマンスが損なわれるように見えても、長期的に見るとそうした行動で培った信頼が人的・技術的なネットワークを形成しており、時間の経過とともにいざとなったら手を貸してくれる人が増えていっているのです。こういった良好な人間関係の構築が結果的には自身の評判やチームとしての成果を向上させる要因になります。</p>
<p>では、GIVERの人たちはなぜ、左端（最も成功から遠い位置）と右端（最も成功から近い位置）に分散されてしまうのでしょうか。グラント教授はGIVERの明暗を分ける考え方の違いを、GIVERの中で「自己犠牲型GIVER」と「他者志向型GIVER」の2タイプに分類することで説明しています。この2つを分けるのは「自己利益への関心の高さ」であり、この点こそが左端と右端のGIVERを分けている差だと言うのです。下図はTAKERも含めた対比を自己利益と他己利益への関心度で分けたものです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/21-2.png" alt="" width="900" height="571" class="alignnone size-full wp-image-103007" /></p>
<p>最初の図で左端に位置していた成功から遠いGIVERは、自己利益への関心が低いことが分かります。こうした人たちは「自己犠牲型GIVER」と呼ばれており、自分自身の利益やメリットを顧みず、貴重な時間とエネルギーを割いて人の役に立とうとします。しかし、自分を犠牲にしてまで他人を助けていると、やがて自分自身が疲弊し、心が擦り切れてしまいます。こうなると、GIVER であり続けるのが難しくなり、GIVERの中にはBURNOUT（燃え尽き）の症状に至ってしまうことも少なくないのです。</p>
<p>一方で、最初の図で左端に位置していた成功するGIVERは、他者利益だけでなく &#8220;自己利益への関心&#8221;も高いと言います。彼らは、与え続けることで「最終的には自分も恩恵を受けられる」と理解したうえで、その行動をとっているのです。このタイプの GIVER は、価値を与えるだけではなく、価値を「増やす」ことができるのが大きな特徴です。例えば１つのパイで考えると、TAKER はできるだけそのパイの多くを自分のために奪おうとし、自己犠牲型のGIVERは、自分の取り分まで TAKER に譲って搾取されてしまいます。しかし、他者志向型のGIVERはパイそのものを大きくする行動に出るため、結果的にそこにいる誰もが大きめの一切れを受け取ることができるのです。</p>
<p>以上を踏まえ、グラント教授は「他者志向型GIVER」になることを推奨しています。「他者志向型GIVER」は相手がTAKERの場合、自分の関わり方をMATCHERに変更します。そうすることで、誰に与えるべきか、または関わらない方がいいかを選択します。自分の限られた時間と資源を与えるべき人に集中することで、信頼関係を構築しつつ成果にも反映させることができるのです。この自己利益の判断をすることが、成功するGIVERと搾取されて終わってしまうGIVERの差だと言えます。</p>
<p>皆さんの所属する組織を振り返ってみても、必ずGIVER、TAKER、MATCHERそれぞれに誰かの顔を思い浮かべるのではないかと思います。一般的な組織の場合は、5人に1人はTAKERが、4人に1人はGIVERがいるはずで、さらにその半数以上はMATCHERであるはずです。成功するために大事なのは、その中で自身が誰のために時間を割くか、誰と深い関係値を構築するかを考えることです。ラクロス部は多種多様なバックグラウンドとタイプの人が集まる場所であるからこそ、その中でも誰と共により多くの時間を過ごすか、誰のためなら自分の時間を割くか、というのはチームを運営するためにも非常に重要な要素です。例えば、「準備は1年生がやる」という部活は多くあると思いますが、そのときにあるチームでは先輩がその準備を完全に放置していたとします。一方で別のチームではその準備の姿を見て、自身の経験をもとに準備のコツを先輩が手短に教えてくれたとします。どちらのために後輩は頑張ろうと思うかは明白ですよね。そして、その子たちが先輩になったとき、それを他の後輩にさらに広げれば、「ペイ・フォワード」が成立し、より良い部活になっていくのです。このように先輩にとってはたった5分の出来事でも、それは後輩にとっては宝物のこともあります。</p>
<p>これは社会に出てからの人間関係でも一緒です。SELLのスポンサーでもあり、昨今ラクロス界の有名企業になりつつあるSUNSYU様との関係は、もともとSUNSYU社長の娘さんが中学校でラクロスを始めたときに、SELLの選手代表である鈴木がひょんなことから一緒にご飯を食べに行ってラクロスのあれこれを色々お話したということからスタートしています。以来、鈴木の一度のGIVEの何十倍ものGIVEをSELLは結果としてSUNSYU様からTAKEさせていただいています。でも無論、それはSELLが立ち上がるよりも前の話で、鈴木はそういったことを期待してそのご飯に行ったわけではありません。</p>
<p>また、SUNSYU様との繋がりで、私は数年前から高校のラクロスまで教える機会を頂き、その中でSELLにとっても別の素敵な出会いの機会もたくさんいただきました。いま、その高校では青学の学生が私から引き継いでコーチをしてくれており、色々な先生方や保護者の方から、知らない学校のコーチを熱心にやってくれる青学の学生への感謝の言葉を受け取ることがあります。ただ、一緒にコーチをしている青学の学生とは、我々がコーチとしてGIVEしている以上にTAKEさせてもらっているよね、という話をします。これは青学において私も同様のことを感じており、コーチはGIVEの印象が強いのかもしれませんが、実はそれ以上にたくさんのものをいただいている職業です。そのためコーチをしていて、GIVEすることが損だと思ったことは一度もありませんし、むしろ私がGIVEした分以上に常に多方面の方から、時には思わぬ形でTAKEさせてもらっています。</p>
<p>自身の過去の経験を振り返ったとき、「価値あるGIVE」をしてくれた人のGIVEはすごく大きな印象を残しているのではないでしょうか？その人に「恩返しをしたい」とか、その人から学んだことを今度は次世代へ「恩送りをしたい」と思う経験はきっと多くの方にあると思います。恩返しは &#8220;GIVE&#038;TAKE&#8221;、恩送りは「ペイ・フォワード」の考え方ですが、そのどちらの現象をつくるためにも、実際は自分にとっては小さなGIVEだけど、相手にとっては大きな価値になるものを繰り返し与えられる人になる心がけが大切です。幸福度に関する別調査では、GIVEを多くしている人のほうが、TAKEを多くしている人よりも幸せであることも明らかになっています。</p>
<p>誰かを紹介された際、GIVEする人は、「What can I do for you?（私はあなたのために何ができますか？）」と聞き、TAKEする人は、「What can you do for me?（あなたは私のために何ができますか？」と心の中で聞くそうです。</p>
<p>あなたはどちらを心の中で尋ねますか？<br />
成功するためにも、幸せになるためにも、まずは隣の人に対して、 &#8220;What can I do for you?&#8221; を聞けるように、明日から心がけてみてください。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
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		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#20 私がラクロスから学んだもの File.005｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-22/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-22/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 02 Jul 2020 11:41:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=102999</guid>

					<description><![CDATA[「私がラクロスから学んだもの」シリーズは第5回目の今回がラストです。最終回はこの人にお願いしたいと、この企画を始めるときから決め...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「私がラクロスから学んだもの」シリーズは第5回目の今回がラストです。最終回はこの人にお願いしたいと、この企画を始めるときから決めていました。私のラクロス人生はこの方抜きでは語れません。<br />
私と同世代より上の方にとっては超有名人であり、私がラクロス界で最も尊敬している人。<br />
竹内（旧姓：澤田）彩さんです。</p>
<p>私は彩さんにラクロス人生を救ってもらったことが2回あります。一度目は2009年の日本代表活動。W杯前年の11月、すでに社会人を中心に活動していた代表チームに、私を含めた数名の大学生が後から合流しました。それまでは社会人のラクロス選手と交流する機会があまりなかったため、初日は雰囲気に圧倒されてしまったのを覚えています。中でも彩さんは髪の毛が茶髪ボンバーで声が一番大きく、一際目立つ存在でした。しかし、彩さんは居場所がない追加招集組に自ら声をかけてくださり、チームの雰囲気を明るくしている「日本の元気印」という代表でのキャッチフレーズをそのまま絵に描いたような人だということは、初日のうちに知ることとなりました。その頃の代表では1000m走を毎回走っていたのですが、彩さんはとにかく1000m走も速くて、最初の数か月は同じ代表でも雲の上の存在でした。</p>
<p>その後1月末に米国遠征に行った際、苗字のおかげで行きも帰りも彩さんと飛行機の席が隣同士という幸運に恵まれ、初めて色々な話をしました。急に「誰にも言ってない秘密話してもいい？」と言って、実は遠征前日にバイクで事故に巻き込まれていたという衝撃的な事実を帰りのフライトで聞かされたことは今でも忘れません。その機内の時間や遠征全体を通して、話せば話すほどどこか身近で、親身で、温かさを感じる彩さんの人柄をより深く知ることができ、私にとって彩さんは雲の上の存在から“目指したい存在”へと変わっていきました。</p>
<p>私は元々ATとして代表に追加招集されていたのですが、遠征前に彩さんと同じ守備的MFのポジションにコンバートされたのもあり、それからはひたすら彩さんを見ていました。彩さんに憧れてスパイクを変え、彩さんを見習い毎日10キロ走り込むようになり、ついには彩さんを追いかけてFUSIONに入りました。彩さんはどんな練習にも100%を懸ける人であり、誰に対しても100%で向き合う人です。良い意味で、頭であまり考えすぎず、そんな彩さんを見て自分も真っ直ぐな人になりたいと思うようになりました。これが私のそこからのラクロスのプレイスタイル、コーチスタイルの原点になっています。</p>
<p>代表に招集された当時、すでに就先職も決まっていて卒業旅行にもたくさん行きたかった私には、ラクロスを辞める理由が続ける理由よりも遥かに多くあるように感じていました。日本代表活動の最初の数か月間、自分の実力不足に心が折れそうになり、何度か「もうこのままラクロスをやめようかな」という考えが頭をよぎりました。しかし、代表活動で彩さんに出会い、彩さんのような選手・人になりたいと思ってからは、一度も辞めようと思ったことはありません。12年経った今も、私の人生を大きく動かした出会いだったと思っています。</p>
<p>代表が終わってからも、彩さんとはFUSIONで3年間チームメイトでした。私が主将をやっていた頃、彩さんはある他のメンバーと「澤島」という伝説のコンビを組んでおり、一度は後輩に引き継いだイベント係にまた返り咲いて、毎回の飲み会にも100％の情熱を注いでいました。また、年に1回“バカンス”というキャンプイベントを行っていたのですが、FUSIONではリーグ期間中もそのイベント優先で予定を組むくらい「仲間と楽しむ」という文化が根付いており、それは紛れもなく澤島の存在があってのことでした。このあたりは<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-5" rel="noopener noreferrer" target="_blank">コラム#3</a>でも書いているので割愛しますが、FUSIONの仲間との思い出は今でも私にとって宝物で、彩さんはフィールドの魂として、そして夜の試合のエースとして、色濃く記憶に残っています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/1.jpg" alt="" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-103003" /><br />
関西遠征で練習場所であった大学のキャンパスを間違えて大遅刻して一緒に土下座した思い出</p>
<p>2度目にラクロス人生を救ってもらったのは、彩さんが現役を引退した3年後のことです。彩さんはその前の2年間、私の母校慶應のACを務め、慶應史上初の日本一にも大きく貢献してくださりました。一方で私は、2013年に青学の2部降格が決まり、完全に自信を喪失して一度青学のチームから離れていました。FUSIONでのプレイにも楽しさより責任感を強く感じるようになり、現役引退も真剣に考えていました。（この辺りの経緯は詳しくは<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-10" rel="noopener noreferrer" target="_blank">コラム#8</a>、<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-18" rel="noopener noreferrer" target="_blank">#16</a>をご覧ください）いっそ、ラクロス界から一気に身を引いてしまおうと思っていた矢先、なぜかFUSIONの大先輩のご自宅で飲んでいた流れで、彩さんと深夜に真剣にラクロストークをすることになりました。そのときに、私が「青学のコーチを辞める」と口にすると、彩さんは「しゅんがそんなことで辞めるなんてもったいない。だったら私が青学に行くから一緒にコーチしよう」と言ってくださったのです。そして次は節分の日に、彩さんと旦那さんと恵方巻を食べながら、彩さんの家でもう少し真面目に青学についてお話をして、それから数か月後、彩さんは本当に青学に来てくれました。</p>
<p>そこから4年間、彩さんは青学で私と一緒にコーチをしてくれました。彩さんと青学で歩んだ日々はHCとACではなく、本当に2人3脚でした。彩さんは背負いすぎてコーチを楽しむことを忘れていた私の荷物を、半分背負って一緒に歩いてくれた人です。私以上の情熱を青学にかけ、私と対等の立場で青学を引っ張ってくれた唯一無二の相方です。私はあの時、誰にACをやると言われていても、それだけでは青学には戻ることはなかったと思います。私が辞めない唯一の方法であっただろう“2人3脚”という選択肢に、日本一のチームでのコーチ機会を捨てて賭け、そこからの4年間を一緒に歩んでくれたこと、感謝してもしきれません。</p>
<p>2部降格からのスタートであった初年度、彩さんは青学に様々な変化をもたらしてくれました。幹部MTGは毎回お酒とともに行い、家族感謝祭を一から選手とつくりあげたのも彩さんです。今まで一人でやっていた幹部とのMTGにも、すべて彩さんも出席してくださり、DFは彩さんのもとで一からマンツーマンディフェンスを見直しました。そのシーズンの思い出のひとつひとつに彩さんがいて、彩さんのおかげで楽しいことばかりでした。その翌年、彩さんの力で、日本のトップゴーリーでありFUSIONの後輩の岩田麻衣子がコーチに加わってくれました。麻衣子はそこから5年間、実は私にとってはどのコーチよりも長く一緒に青学をつくってくれた存在です。青学がFINAL4の壁を破った瞬間、麻衣子とベンチで目が合い、お互いに「やっとここまできたか」というような無言の笑みだけの会話を交わし、そこに来るまでの何年もの思い出が超高速で頭に蘇りました。そして、「彩さんにこの景色見せたかったな」と、きっと二人ともあの瞬間に同じことを考えていたと思います。</p>
<p>彩さんは、青学でコーチをしている間に2人のお子さんを出産しました。一人目の出産のときは、本当にスイカのような臨月のお腹のまま、夏合宿にまで参加してくれました。MGが万が一に備えて、合宿所の近くで出産できる近くの医療機関などを調べ尽くしたり、ゴール裏に設置された彩さんの椅子とパラソルの前に、彩さんを守るボディーガードのように選手たちが群がっていたりしましたが、それはそのような大事な時期にでも自分たちのために合宿に来てくれた彩さんへの、部員なりの精一杯の誠意だったのだと思います。その約数週間後に天使のようにかわいい長男を出産するのですが、彩さんは出産から1週間後にはもうリーグ戦のベンチに立っていました。2回目の出産のときは、お母さんや旦那さんに長男くんを数日見てもらってまで、また臨月のお腹とともに合宿地に足を運んでくれました。子どもを連れて練習に来てくれるのは日常でしたし、彩さんの息子は青学のアイドルでした。（息子は次第に私が来るとお母さんを取られることに気づき、私を見た瞬間泣くようになりました。）3年目からは家族で茨城に移住し、それでもそこから2時間かけて子どもと一緒に練習に来てくれていました。最後の年は、彩さんから遠方かつ妊娠している中でのコーチは厳しいという話を受けたものの、1年生から彩さんに見てもらっていた代が最後まで彩さんに見てほしいという想いが強く、28期の幹部が茨城へ何度かコーチ依頼を直談判しにいき、結果的に、月1回茨城に選手が赴いてデイキャンプをするという形で4年目のコーチが実現しました。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/2.jpg" alt="" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-103000" /><br />
青学のアイドル</p>
<p>彩さんは、選手にそこまでしたいと思わせる人です。なぜなら、それだけ選手と常に全力で向き合ってくれているから。代表でも、FUSIONでも、そして青学の選手に対しても、いつだって本気で全てを懸けて向き合ってくれていると思えました。「全力で向き合う」とよく言いますが、本当に自分はやりきれているのか、臨月でも子どもがいても、どうにかして来てくれる彩さんを見ると、自分ももっとできるっていつも思っていました。彩さんはどんなことも言い訳にしなかったし、無理だとも思っていなかった。青学は絶対に日本一になれると、誰よりも最初から最後まで信じてくれていた人です。</p>
<p>彼女から学んだこと…</p>
<p>・無理だと思って自分で限界をつくらないこと<br />
・誰にでも対等に接すること<br />
・誰にでも正直であること<br />
・これだもかというくらい頑張ること<br />
・自分の人生を懸けて、誰かの人生に関わること</p>
<p>私がラクロス界一尊敬する人は、文章も本当に真っすぐな方です。一人でも多くの方に読んでほしいと思います。<br />
<img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/3.jpg" alt="" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-103001" /></p>
<p>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</p>
<p>■自己紹介<br />
竹内彩（旧姓 澤田）<br />
1982年生まれ37歳 柴田さんの4個先輩です。<br />
2児の母<br />
現在、元アスリートの肩書きとお料理の特技を生かし、アスリートフードマイスターとして栄養指導やお料理教室をしています。<br />
昨年家族で農地を購入し千葉県南房総に移住をしました。<br />
季節のお野菜を育てたり自然に近い生活をしています。<br />
小学校から高校まではバスケットボールを結構真剣にやっていました。</p>
<p>【ラクロス選手歴】<br />
＜所属チーム＞<br />
・日本体育大学女子ラクロス部（2001年〜2004年）<br />
・FUSION（2005年〜2011年）</p>
<p>＜選抜チーム＞<br />
・U20関東選抜（2002年）<br />
・日本代表（2004〜2005年、2008年〜2009年、2010年）※2005年、2009年W杯参加</p>
<p>【ラクロスコーチ、スタッフ歴】<br />
＜所属チーム＞<br />
・明治学院大学女子ラクロス部AC（2010年〜2011年）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2012年〜2013年）<br />
・FUSIONスタッフ（2013年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部AC（2014年〜2018年）</p>
<p>＜選抜チーム＞<br />
・U19日本代表AC（2007年）<br />
・U20関東選抜AC（2009年）<br />
・U18関東選抜AC（2015年）<br />
・U19日本代表 栄養指導サポートスタッフ（2019年）</p>
<p>【主なラクロスタイトル】<br />
・関東学生リーグベスト12（2003年、2004年）<br />
・関東学生優秀選手賞（2004年）<br />
・全日本選手権優勝（2008年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2008年、2011年）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2008年、2011年）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年）</p>
<p>■柴田との関係</p>
<p>シュンが学生の頃、私が慶應の練習にちょこちょこ行かせてもらっていた事はありましたが、絡みはまったくありませんでした。<br />
2009年の代表活動から急接近。<br />
アメリカ遠征の飛行機が行きも帰りも隣で仲良しになりました。<br />
実家が隣の駅で車で15分ほどという事実も発覚。（どうでもいい？）<br />
同年、私が社会人5年目の時にシュンもFUSIONに入ってくれてここからがシュンとの付き合いがより深まっていきました。<br />
シュンとは3年間一緒にプレイしたけどシュンが作り出すブレイクが大好きでした。<br />
日本代表でのキャッチフレーズ “スペースの殺し屋” 守備から攻撃への切り替え、ブレイクへの嗅覚が抜群でいいスペースに飛び込む。<br />
相手DFのおとりになり味方へチャンスをつくる、もしくは自分自らゴールのチャンスをつくる。<br />
常に全力プレイで鋭い左の1on1を決めて息切らしてベンチに帰っていくのが印象的。力を残さない。<br />
余談ですが、このキャッチフレーズを聞いたシュンのお母様は「陽子ちゃん殺し屋になっちゃったのね。」と。<br />
この素晴らしいキャッチフレーズの意味をまったく理解していませんでした。笑<br />
とても名誉な殺し屋なのに。。。<br />
シュンの存在感、影響力は群を抜いていて翌年には主将に抜擢。<br />
部内の改革が始まりベテラン組の私もとても刺激を受けました。<br />
2011年で私は現役を引退し、シュンとは3年間一緒にプレイをしたけど、日本一には届かす、シュンを胴上げする事は叶いませんでした。</p>
<p>2013年私は森の中で手作り結婚式をしました。<br />
ありがたいことに20人くらいの後輩達に手伝ってもらえることになりました。<br />
事前の結婚式ミーティングで後輩達に集まってもらった時、シュンが自分のパソコン開いて流れを決めて役割を割り振って段取りをしてくれました。シュンがいなかったら成り立っていませんでした。プロデューサー業までありがとう。</p>
<p>その翌年2014年、青学のコーチをシュンと一緒にすることになりました。<br />
経緯は色々ありましたが長くなるので割愛します。（シュンが上手に説明してくれるかも？）<br />
シュンを日本一にしたいというのが当時の私の１番の動機でした。<br />
そう思わせてくれるのもシュンの魅力の１つです。<br />
そこから4年間一緒にコーチをする事になったのですが、シュンの天才ぶりと人間臭さを目の当たりにして濃い濃い4年間でした。<br />
その頃の私のプライベートは4年間で2回の妊娠出産。2人とも臨月で合宿参加。(お腹スイカ状態w)　1人目の産後１週間で試合のベンチに入るといった家族ぐるみでコーチをさせてもらった4年間でした。<br />
このように振り返ってみるともう10年以上もお友達です。<br />
すっごく天才なんです。知れば知るほど人間味があって、感情的になったり涙もろかったり、オンオフのスイッチが強烈すぎて、とにかくすごい！と関心する事の連続でした。<br />
私の語彙力が乏しく1/100も伝えきれていないですが、とても魅力的な人です。大好きです。</p>
<p>もっともっと柴田さんとの関係書きたいけどこの辺で終わります。</p>
<p>■ラクロスから学んだこと</p>
<p>【①　作戦は&#8221;がんばる&#8221;】<br />
自己紹介文とか見てもらうと華々しい経歴に見えますが、私はラクロスがド下手でした。<br />
大学１年生の時チームでレベルをA〜Nに分けれられて私はレベル“M”でした。<br />
１年生の時は怪我していたとか、やる気がなかったとかではなく、純粋な下手くそでした。<br />
バスケットもそれなりの強豪校でやっていたし足とかもまあまあ早かったんですけど、センスがなかったのです。<br />
クロスを使ってパスとキャッチが苦手だったんですね。致命的です。<br />
それでもラクロスって楽しいなとか純粋に思っていて毎日自主練をしました。<br />
大学１年の時、海浜自習という海で４kくらい遠泳する実習があるんですけど、自主練しなきゃとか思ってクロス持って行って、反省文書かされました。（当たり前ですが実習に関係ないもの持っていくの禁止。ごめんなさい。）<br />
それくらいがんばっていたら日本代表になれました。<br />
１回目のW杯の時は社会人１年目の年で学生の頃の貯金があったので体力面では不安はありませんでした。<br />
その4年後、2回目のW杯の時は私の売りであるフィジカル面を特に意識して代表活動に臨んでいました。<br />
平日は仕事の前に学生の練習に参加させてもらったり、自主トレーニングと走りこみ。<br />
練習場所や時間が合わない時などは個人利用できる陸上トラックなどで走り込んでいました。<br />
今でも覚えているのが仕事前に陸上トラックで200メートル走を何本かタイムを測りながら走っていたのですが、どうしても目標タイムに届かず1人で涙した事がありました。<br />
プレッシャーに押しつぶされそうになったのは過去にこの日だけなんですけど辛かったなー。<br />
その涙も無駄にならすに1000メートル走（当時の代表練では毎回計測ありました。）で1番の座を死守し続け、2度目のW杯の切符を手に入れました。</p>
<p>私の原点は“がんばること”</p>
<p>【②　人の心を動かしたい】<br />
ラクロスを始めた頃はがんばっていただけでしたが、次第にチームのトップになる頃には“日本一になりたい”とか“世界でメダルを獲りたい”とか思うようになってきました。<br />
前述したとおり器用ではないタイプの私は常に全力プレイ、ベストを尽くす事を心がけていました。<br />
そこの集大成が“人の心を動かしたい”<br />
 スタンドで見ている人が感動してくれたり、一緒に戦っている仲間が“アヤががんばっているからがんばろう！”と思ってくれたら最高と自分自身のモチベーションにして戦ってきました。</p>
<p>【③　まいっかの精神】<br />
まいっかとは妥協ではなく、気持ちの切り替えの意味として。<br />
現役の頃、メンタル面で気持ちの切り替えを大事にしていました。<br />
レベルMから日本代表になれたのだから、メンタルは強い方だと思います。それか鈍感か⁉️</p>
<p>私は今子育て真っ只中なんですが、“がんばること” “人の心を動かしたい”は子育ての軸になっています。<br />
例えば挨拶しない我が子に対して私が全力で挨拶をしているところを見せたりとか。<br />
まずは自分で行動したいと心がけています。<br />
それでも4才と2才のワンパク盛りの男の子を育てていると、フリーズしそうなでき事が多々起きます。<br />
最近の出来事で言えば、長男が家の中にダンゴムシを大量に持ち込んできて「え？」となっている時、網戸にもたれかかっていた次男が網戸ごと外に落ちるという悲劇が同時に起きた時・・・<br />
「ん・・・・。」をこらえて「まいっか！」と呪文のように唱えると、いったん心が落ち着きます。<br />
物理的解決方法には何もなりませんが、気持ちを切り替える事で、ダンゴムシが家にいても誰も怪我はしないのでまずは次男の救出するかとなります。<br />
こんな事も実はラクロスから学んだ事なのかなと思ったりしています。</p>
<p>■今振り返って、ラクロスやっていてよかったと思うこと</p>
<p>ラクロスは私の人生を豊かにしてくれています。<br />
人との出会いもその1つ。<br />
大学でラクロスに出会い卒業して16年経っても今でも親戚かなと思える絆で結ばれている大学同期（通称おたまメンバー）<br />
まさか社会人ラクロスにこんなにもどっぷりのめり込むとは思わなかったFUSIONメンバー。<br />
ユースや日本代表活動で出会った方々。<br />
母校ではない3校のコーチをさせていただいてそこで出会った当時の現役生、OG、スタッフのみなさん。</p>
<p>生涯のパートナーとは、日体ラクロスで出会い4年の交際後6年解散した後、結婚。出会ってから18年。結婚7年目。2人の子宝。</p>
<p>ラクロスをやっていた事で私の人生はより幸せになりました。<br />
と断言できます。</p>
<p>直近で言えば、28期のコラムを読んでいて涙が出たこともその１つ。<br />
今やラクロス界の大御所柴田さんのコラムに、現役の方々の世代を超えまくって私がここに登場させてもらった事もラクロスやっていてよかったなと思うことです。ありがとうございます。</p>
<p>読んでくださったみなさんありがとうございました。</p>
<p>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</p>
<p>ラクロスで学んだことよりも、私の紹介のほうが長いくらいのところもまた、彩さんの人柄の表れだと思います。</p>
<p>彩さんは、現在ご家族と南房総で自然溢れる暮らしをしていて、森の中での手作り結婚式もいまの暮らしも、もはやラクロスだけでなくライフスタイルが私の憧れです。現在、<a href="https://www.instagram.com/ganbarerugohan/?hl=ja" rel="noopener noreferrer" target="_blank">@ganbarerugohan </a>という料理にインスタアカウントで食材や料理の紹介をしていますが、それともう一つのアカウントの子供たちの写真を見て私は日々自分も頑張ろうと思います。</p>
<p>どれだけいい作戦を立てても、結局はそれをどれだけ頑張れるか。ロジックよりもそこのハートが大事だと私に思わせてくれた人です。本気の頑張りや人生を懸けて向き合うことを彩さんの行動を以て理解したとき、私の人生観が大きく変わりました。自分自身ももっともっと人の心を動かせるような人間になりたいと今は思っています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/07/4.jpg" alt="" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-103002" /></p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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</div>

<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
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		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#19 GRITという大事な能力｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-21/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-21/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 28 Jun 2020 10:56:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=102988</guid>

					<description><![CDATA[&#8220;GRIT&#8221; 今年の青学の卒業生には、社会人になるにあたってこの言葉を贈りました。 GRIT（グリット）...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&#8220;GRIT&#8221;<br />
今年の青学の卒業生には、社会人になるにあたってこの言葉を贈りました。</p>
<p>GRIT（グリット）とは「やり抜く力」のことで、アメリカの心理学者でありペンシルヴァニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワースが提唱した言葉です。世界各国の知識人によるスピーチ動画を配信しているTEDにおいて、2013年に自身の経験をもとにGRITの重要性について語ったスピーチ動画は今日までに2000万回以上再生され、2016年には本まで出版されました。この本は日本でも20万部を突破し、世界的に大ヒットとなっています。この反響を受け、彼女の「グリット理論」＝「才能やIQ（知能指数）や学歴ではなく、個人のやり抜く力こそが、社会的に成功を収める最も重要な要素である」という主張は、起業家、ビジネスマン、アスリート、アーティスト、学者など、さまざまな分野で多大な成果を上げた「成功者に共通する力」として、教育界や産業界をはじめとする様々な業界で高い注目を集めているのです。</p>
<p>ダックワース氏が提唱する前からこの「GRIT」という言葉自体は存在しており、英和辞典では道路などのあら砂、気骨、気概といった訳が出てきます。一方、彼女の語る「GRIT」は以下の4つの言葉の頭文字を取ったものとして、この言葉に新たな意味を持たせました。</p>
<p>Guts（度胸）：困難なことに立ち向かう<br />
Resilience（復元力）：失敗しても諦めずに続ける<br />
Initiative（自発性）：自分で目標を見据える<br />
Tenacity（執念）：最後までやり遂げる</p>
<p>ダックワース氏がこの「グリット理論」に至るまでには、彼女自身の経験が大きく関係しています。彼女は元々ハーバード大学を卒業してから一流コンサルタント会社マッキンゼーに入社した超エリートでした。しかし27歳の時、彼女はその職を捨て、ニューヨークの公立中学校の1年生に数学を教える道を選びます。そして教師として生徒の宿題や小テスト・期末テストを採点している際、後にこの理論にたどり着くきっかけとなるあることに気がついたそうです。</p>
<p>それは最も成績の良い生徒たちと、最も成績の悪い生徒たちを分けているものが実はIQだけではないという事実でした。最もパフォーマンスが良かった生徒の中には、IQがそこまで高くない人もいましたし、逆にIQが高いのにあまり良い成績を出せていない生徒も多くいたそうです。彼女はアメリカの公立中学校の1年生で学ぶような円周率の計算や平行四辺形の面積の計算は、たしかに難しい部分もあれど、時間をかけて努力をすれば全生徒が必ず克服できるものだと確信していたそうです。そうであるにも関わらず、なぜそこに差が生じるのか。その答えを探しながら数年間教師として経験を積んでいった中で、彼女はこの問いの答えを導くには心理学的観点から研究する必要性があるという結論に至り、心理学者としての道を歩み始めます。</p>
<p>そこから彼女は心理学者として、様々な環境において「誰が、なぜ成功したか」を調査、分析していきました。具体的には米軍兵の養成施設にいって、どの兵が最後まで残りどの兵が脱落するか、厳しい環境で教師をしている新米教師のうち、1年が終わった時にどの教師が残っていて、その中でもどの教師が最も良い生徒の学習成果に繋げることできたか、などを予想していったそうです。また、企業とタイアップして、どの社員が好成績を出すかを調査するなどし、こういった様々な分野においての研究の結果、彼女はある一つの能力だけがどの分野においても共通の成功要因だということに気がつきました。その要素こそ、社交性でも、外見の良さでも、健康でも、IQでもなく、「GRIT」だったのです。</p>
<p>彼女の著書は、日本語では「やり抜く力」と訳されていますが、原題は&#8221;Grit: The Power of Passion and Perseverance&#8221;で、直訳すると「グリット：情熱と忍耐の力」となります。実際に彼女はインタビューでも「グリットとは、長期的な目標のために情熱と忍耐を持ち続ける力のこと」と説明しており、「やり抜く＝情熱と忍耐を長期的に持ち続けること」と考えていることがわかります。つまり数週間・数か月ではなく、自分の描く未来のために数年・数十年という単位で長期的に頑張ることができるかがGRITです。彼女はこれを“人生を100m走ではなくマラソンのように走ること”とも例えています。</p>
<p>この研究結果で最も画期的なのは、「才能や知性」と「GRIT」には一切関連性がない、と断定した点です。これは決して才能が重要ではないという話ではなく、才能があったとしてもそれだけで成功するわけではないということです。著書の中では、「高い才能をもちながら途中で挫折してしまった人」や「周囲と比較して際立った才能を持っていなくても成功を収めた人」などが実際に存在することを例に挙げながら、詳しく説明がされています。著名人でも、FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏はビジネスで成功した要因の一つが「GRIT」であると発言している他、野球のイチロー選手は「僕を天才と言う人がいますが、僕自身はそうは思いません。毎日血の滲むような練習を繰り返してきたから、いまの僕があると思っています。」と発言し、努力の継続の重要性、つまりはGRITの必要性を度々主張しています。</p>
<p>上記の発見に伴い、彼女は現時点でその人にGRITがあるかないかというのを判断するための測定方法、「GRITスケール」も開発しました。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/19-1.jpg" alt="" width="1200" height="500" class="alignnone size-full wp-image-102992" /></p>
<p>このGRITスケールは、上図の10項目について、自分が当てはまると思う数字をチェックしていき、その数字の合計を10で割った数字によりGRITの高さを測定するものです。最高点は5点で、点数が高いほどGRITが高い状態となります。この点数は現在の自分がどのような状態にあるかを測定するものであり、気持ちや状況によっても変化するそうですが、常に高い数値を取ることができるように自分のGRITを高めることが大事だとされています。</p>
<p>ダックワース氏は、GRITの一番のポイントは「育てられる能力」であることだと言います。彼女は数多くの一流成功者を調査する中で、その人たちに見られたGRITを養い成功するためのステップを整理しています。下記では、それをもとに、GRITの力をつけて成功するための4つのステップを、一部ラクロスを交えながら説明していきたいと思います。</p>
<p><strong>①興味を持ち、没頭する</strong><br />
まずは興味を持てることを見つけること。GRITはその環境下でしか育てられないそうです。<br />
例えばラクロスを好きでやっている中で、おそらく多くの選手はトレーニングの時間は嫌いかと思います。それでも、ラクロスの好きが上回ってトレーニングも乗り越えられているはずです。その嫌いなトレーニングを投げ出さなかったとき、GRITは育つはずです。</p>
<p>ダックワース氏は、今まで出会った成功者の中で、自分が取り組んでいることが嫌いな人はいなかったと言います。その中でも特筆すべき人として挙げられたのは、俳優のウィル・スミスです。彼はあるテレビ番組でスターであり続けられる理由を聞かれ、「僕が他の人と違うものを持っているとしたら、挑戦の途中の困難で死んでしまうことを恐れていないことだ」と答え、自らが自身の取り組みに没頭していることを示しました。ダックワース氏はこういった点から彼が成功している理由を「自分が極めるべきことはエンターテインメントだとはっきり分かっているから」と分析しています。しかしこうしたウィル・スミスのように人生を捧げて極めるような目的が見つかっていない場合も、「まだできていないことに没頭し、できるようになること」が、「GRITのある人」になるための出発点となります。</p>
<p>ラクロスは「まだできないことをできるようになる」には最適なチャレンジの場です。日本代表では現在、選手と1on1の個人面談をやっているのですが、一流選手が皆「まだできないことがたくさんある」と楽しそうに話すことに私も最近よく驚きます。彼女たちは大好きなラクロスに没頭する力に長けていて、その先で非常に高いGRIT力を身に付けてきたのだなと感じています。</p>
<p><strong>②鍛錬を積み重ねる</strong><br />
ある調査によると、ドイツの著名な音楽学校において、後に世界的バイオリニストになった生徒たちとそうでない生徒たちでは10年間で約2倍以上の練習量の差が生じていたことが分かったそうです。下図は10年間に渡る、脱落者・成長が止まった生徒たち・一流になった生徒たちのスキルの上達度合を示したものです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/19-2.jpg" alt="" width="1200" height="423" class="alignnone size-full wp-image-102991" /></p>
<p>図のとおり、10年間の成長速度を横軸で見た場合、最初の数年間の成長は脱落者・成長が止まった生徒たち・一流になった生徒たちの間でそこまで差がありません。しかし、10年間の継続の中で、練習量と比例して大きく差が開いていきます。このバイオリニストの例だけでなく、この調査で研究した多くの音楽家に共通していたのは、一流の人ほど何年にも渡り何千時間にもおよぶ鍛錬を積み重ねていたことだそうです。ラクロスにおいても、これは本当にその通りで、練習をしても一流になれない選手も見てきましたが、練習をしなくて一流になった選手は見たことがありません。</p>
<p>また、一流になる人の多くは、一人での自主練を大切にすると言います。その大きな理由は「どのような目的で何を練習したいか」が明確になっているからです。NBAのトップスターであるケビン・デュラントは、全練習時間の約7割は一人での練習時間だと述べています。これはラクロスにおいても、特に今の状況下では、より重要なことだと思います。例えば自主練といっても、全体練習後に数人で集まりカナディなどを行うチームは多いかと思います。それはそれで楽しいし、収穫もあるかもしれませんが、例えば左手のパスを横に流れながら100回投げたとして、それが70回しか正確に投げられないところを、90回は投げられるようにしたい、という課題があったとします。そんな時はカナディを2時間行うよりも、一人で2時間壁と向き合って横に流れるときの体の動き、パスフォームを研究したほうがよっぽど上達することもあるということです。また、例えば同じ15分のシュート自主練だとしても、色々なところから毎日適当に30本シュートを打つのと、同じ場所から効率よく50本シュートを打って、そのシュート率を記し、その翌日また同じ場所から一本でも昨日よりも多く決めようと再度挑戦するのでは、全く効果が違います。ただ、練習時間を長くするだけでなく、計画的に目的を持った鍛錬を積み重ねることがGRITを育て、成功への道を開くのです。</p>
<p><strong>③意味を見出す</strong><br />
ダックワース氏によると、やっていることに意味を見出せないと情熱は続かないそうです。そして情熱がないといつか耐えられなくなる。つまり、継続をするためには、自分が没頭していることに意味を見出すことが必要だと言います。</p>
<p>例えばラクロスでも、「何のために続けているのか？」と聞かれたときに、「仲間のため」「世界に挑戦したい」「ラクロス界への恩返し」など、それぞれに辞めない理由があると思います。逆に、それらの理由がなくなり、ラクロスから離れた人を見てきた人も多くいるかと思います。何かを長く続けて成功するためには“なぜそれをやっているのか“に頑張る意味を見出すことが不可欠なのです。</p>
<p><strong>④出来ると信じる</strong><br />
これは最後のステップというより、全てのステップに不可欠なことです。自分で自分の限界を作らないこと。少し難しいことでもチャレンジすること。逆境をはねのける力が自分にあると信じること。続けていく中で少し自分に不安があるときでさえも走り続けること。それが自分を信じる勇気です。</p>
<p>ラクロスを教えていても、自分から「自分はここまでしかできない」と諦めてしまう選手は驚くほど多いです。そんな人たちに向けてダックワース氏が言っているのは「今より少し難しいことに挑戦すること」の大切さです。これはすごく難しいことに取り掛かるのではなく、少し難しいことを順にクリアし、成功体験を積み上げることが重要だということです。例えば、遠投が20メートルしか飛ばない選手に対し、目標50メートルが課されたとします。50メートルなんて無理だとそこで諦めたらそれまでです。そこで努力すればクリアできると自分の可能性を信じてあげられるか。50メートルが遠すぎる目標であるなら、まずは30メートルをクリアするために何をすべきかを考え、それを実行に移せるか。これは②で上述した作業になりますが、そこをやり続けるためには出来ると信じられることが非常に重要なのです。</p>
<p>以上の4つのステップがGRIT力を養い成功するために必要な要素と言われています。これらのステップは決して短期間でできることではありません。私は、今まで全国の千人以上の選手を見てきました。中には1年生でクロスを触り始めた時期から成長を見てきて、いま日本代表で活躍している選手もいます。そうした経験から私が思う、トップに上り詰めた選手たちに共通している点は、ダックワース氏の表現を借りると「マラソンを走れること」だと思っています。つまり、途中で諦めなかった人たち、走り続けた人たちがトップに上り詰めた人たちです。日本代表は短距離走のような短期間勝負で、到達するには相当飛び抜けた才能が必要です。ほとんどの選手は、何年も厳しい鍛錬を積み重ねて一歩ずつ成長してきた結果、今の位置にいます。これは青学という一チームの中で見ても同様のことで、1年生のときにそこまで飛び抜けていなかった選手でも、その情熱と継続的努力を武器に、4年生までに青学の主力選手へと成長する人を何人も見てきました。逆にいえば、初めにこの子はすごい選手になると思っても、4年後にそこまで結果が伴わなかった選手ももちろんいます。その差を振り返ると、GRITの4つのSTEPに多くのヒントが隠されているように思います。</p>
<p>また、社会に出てからも、この4つのステップはどこに行っても非常に役立つと思います。私は、5つの異業種、異業界の仕事を経験してきましたが、仕事の内容が面白くなかったことは一度もありません。どれだけ前職でスキルをつけていても、その業界では「新人」から毎回やり直しだったので、いつも学ぶことしかありませんでした。でも毎日「できることが増える」のはすごく楽しいことでしたし、人よりもはやく成長するために、まわりの優秀だと思う先輩たちの仕事を最初は真似して、そこから自分で進化させることは常々考えて積み重ねていました。その一方で、継続するほどの情熱を特定の企業や仕事に見出せなかったのも私が5社も経験した大きな理由です。どの企業においても、もっと長く働き続ければより見えたものがあったのかもしれませんが、いつも私の情熱はそこよりもラクロスにありました。</p>
<p>私が唯一情熱を持ち続けてきたことがラクロスです。なぜラクロスだけ、まだマラソンを走り続けられているかというと、やはりそこにどれだけ意味を見出せているのかの差なのかと思います。10年後のラクロス界を考えて、私はワクワクしますし、10年間走り続けてきたからこそ、いま見えるものがあります。情熱を持てることを仕事にできている現在が、一番やりがいと意味を感じていますし、ここからのマラソンのプランを考えることもできています。</p>
<p>私は、自分の時間を別の情熱にかけたいと思い各企業を離れる選択をしましたが、多くの人は社会人になって、情熱の大部分を長い期間に渡り特定の企業に注ぐと思います。しかし、そこに情熱がないと感じるのであれば、私のように環境を変えるのも一つの選択だと思いますし、とにかく自分が情熱を持てるものを見つけることがGRITを育てるためにも、成功するために大切だと思います。実際にダックワース氏も挑戦の場を変えること自体は悪いことではないと言っています。ただ、「嫌だからやめる」という理由だけで転職をするのは、単なるGRITがない人です。転職をするならば、自分は何に情熱をかけたいのか、何を自分は得たいのか、なぜ今の場所では達成できないのか、それらを整理して飛躍につながる転職にするのが大切だと思います。</p>
<p>最後に、作家の中谷彰宏の有名な名言に下記のような言葉があります。<br />
「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人、1人。」<br />
また、楽天の創業者の三木谷浩史氏はこのように述べています。<br />
「たとえ毎日1％の改善でも、1年続ければ37倍になる。」</p>
<p>「やり抜く」というのはそれだけの価値があり、それだけ難しいということです。</p>
<p>あなたはどのようなフィールドで、なにをやり抜きたいですか？<br />
ラクロスを通してやり抜く力をつけた先で、あなたの人生においてのマラソンがどのような舞台か、一度思いを巡らせてみてください。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#18 健康な体は全ての資本｜SELL代表 柴田 陽子</title>
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		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 25 Jun 2020 11:29:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
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					<description><![CDATA[現在も世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっており、日本でも非常事態宣言は解除されたものの、まだまだ油断を許せない状況が続いて...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>現在も世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっており、日本でも非常事態宣言は解除されたものの、まだまだ油断を許せない状況が続いています。そんな中少し前に、日本での感染が他国ほど爆発的に広がらなかった要因についてのある見解が英BBCで取り上げられました。この見解では、英国シンクタンクのレガタム研究所が毎年発表している「レガタム繁栄指数」を根拠に、日本に元々備わっている健康に暮らすための基盤がコロナの封じ込めに繋がったのではないか、という主張がなされています。</p>
<p>「レガタム繁栄指数」は、経済的な質、ビジネス環境、統治、個人の自由、社会資本、治安と安全、教育、健康、自然環境の9つのサブカテゴリーと、100以上のさまざまな指標に基づいて世界で最も繁栄している国をランク付けするものです。日本は最新の統計において、健康の項目で、167ヶ国中シンガポールに次いで2位となっています。</p>
<p>ここで英BBCが指摘しているのは、このランキングの順位とコロナへの対応状況には明らかな相関があるという点です。日本の検査数の少なさは世界的に問題視されているものの、十分な医療基盤がコロナ患者を早期に発見しやすい環境を作っているとされ、各国の医療制度の実効性が最前線での取り組みを支える基礎体力になっていると言われています。さらに、マスクを着用する習慣や手洗い・うがい・消毒の徹底ぶり、国民の6割以上が年に1度の定期健診を受診しているそもそもの日本人の健康への高い意識もコロナの拡散防止に寄与しているとの見方があるのです。</p>
<p>日本は、こういった高水準の医療や人々の日常の健康意識の高さから、世界に先駆けて「超高齢社会」に突入しました。2018年には、総人口に占める70歳以上の割合も初めて2割を超え、これは今後の社会保障費のさらなる増大と労働力不足の深刻化を意味するとも言われています。このような状況を受けて、これからは誰もが健康に長期にわたり社会で活躍する「生涯現役社会」を目指す必要があると政府は主張しています。つまり、日本の社会のこれからを担う我々は、ただ寿命が長いだけの長寿国ではなく「健康寿命＝健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を長くしていく必要があるということです。現在、この「健康寿命」は、平均寿命より男性で約9年、女性では約12年も短いそうです。逆にいえば現在の日本の高齢者は平均して9～12年間は何らかの介護を必要としているということです。こういった要介護期間を短くするための健康寿命の延伸への取り組みは、第2次安倍内閣によって掲げられた成長戦略「日本再興戦略」の中にも含められているほど、超高齢社会の日本にとっては重要課題です。</p>
<p>では健康を保つためには何が必要なのでしょうか。そもそもの健康の定義は、WHO（世界保健機関）が1948年に発表した下記の定義が、現在でも広く使われています：</p>
<p>「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます（日本WHO協会訳）」</p>
<p>この定義には、身体的健康、精神的健康、社会的健康という3つの側面の要素が含まれています。それぞれの側面での健康な状態を簡単に説明すると下図のような状態です：</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/18-1.jpg" alt="" width="1200" height="838" class="alignnone size-full wp-image-102984" /></p>
<p>もう少し説明を加えると、身体的健康とは、日常生活動作を困らずできる、五感に不自由がない状態。精神的健康とは、意欲があり、楽しみや生きがいがある状態。そして社会的健康とは、人との交流や社会との繋がりがあり、社会に居場所があると感じている状態、というようなイメージです。ここで大事なのは、「健康＝どこも病気ではない」ではないということです。本当の健康とは、身体だけでなく、心、そして社会の中でも健康である状態を指します。それらを全て含めて「健康体」であると私は思っています。</p>
<p>と、さんざん偉そうなことを言ってみましたが、「お前が健康について語るな」と色々な人からのお叱りを受けそうなくらい、私は健康劣等生です。身体も昔から決して丈夫なほうではないですし、社会人になってからはいくつか大きな病気も経験しました。でもだからこそ、健康体であることの重要性をいま改めて痛感しています。</p>
<p>大学時代の私は、身体的健康が維持できていれば自分は健康体であると思い込んでいました。逆に言えば、大して精神的健康・社会的健康を気に掛けなくても楽しみや生きがいがあり、友達や家族との交流の場が多く持てていたのだと思います。私が身を以て精神的健康・社会的健康の大切さを痛感することになったのは、社会人になってからのことです。</p>
<p>社会に出ると、仕事とプライベートの「両立」という言葉がよく使われますが、社会人一年目の私はその真逆にいるような人間でした。膨大な仕事量と自分の力量不足で毎日業務に追われており、仕事以外の時間がとにかく見つけられませんでした。すると今まで大切にしていた休日の友人との約束や、平日の夜の運動や大好きな映画を見る時間がなくなり、楽しみが消えました。平日が忙しいのも相まって、土日は家で寝ていたいとなると外出もなくなり、次第に周りとの交流が減っていきました。そんな悪循環に陥っている中で、社会人1年目の3月、私はついに自分の誕生日を忘れました。友達から0時になった瞬間におめでとうと連絡がきたとき、私はまだ仕事をしていました。以前のコラムでも話したように、私の家は誕生日などを非常に大切にする家であったからこそ、これは自分にとっては非常にショックなことで、自分の誕生日も覚えていられないのに、大切な人たちの誕生日を覚えていられるわけがないということに気がつきました。そして急にそのときの自分自身が精神的健康・社会的健康を維持できていないことを知り、今の環境を変えようと思い立ったのです。誕生日の翌日すぐに退職したいと伝え、上司が便宜を図ってくれたおかげでそこから１か月かからずに本当に退職。そのときにFUSIONの先輩が声をかけてくれ、リクルートに転職をしました。</p>
<p>しかし、そこからすぐに全てが元通りとなったわけではありません。転職してから数か月が経った頃、今度は身体に異常が出始めたのです。ある日急に激しい耳鳴りやめまいに襲われ、そこで初めて何かがおかしいと自覚し、自ら病院にいきました。あとから振り返れば、社会人1年目のときから体調異常の色々な予兆はあったのですが、とにかく毎日に必死で、自分の体調の変化にさえ気づくことができていませんでした。そこからは数年に渡り、仕事とラクロスを両立しながら健康を取り戻す日々が続きました。FUSIONも青学もやっていて、やりすぎなのではとか、そもそも病気を抱えているならラクロスを辞めたほうがいいのではないかと言われたこともありましたし、自分自身でも考えたりもしました。しかし結局、最高の仲間と一番のやりがいが詰まっていたFUSIONや青学での関係を失うことの方が精神的・社会的健康を損なうと思い、両立する方法を模索し続けてきました。</p>
<p>自分の経験を以ていま言えることは、精神的健康・社会的健康があってこその身体的健康であり、またその逆も然りだということです。あの頃に体験したことの中には、思い出したくもない嫌な記憶もありますが、それでもグラウンドで急にめまいがしたときでも、すぐに寄り添ってくれたFUSIONや青学の仲間の記憶のほうが、めまいの辛さよりも忘れられない記憶であったりもします。「なんで自分が？」と思うこともありましたが、精神的・社会的にはラクロスと仲間のおかげで社会人1年目に一度失った健康を取り戻していきました。</p>
<p>あれから7年弱、人並みの身体的健康を取り戻すことができた今は、何よりも身体的健康を失いたくないと思っています。だからこそ、自分にとって精神的、社会的に健康でいられる場所を失わないことを大切にしていますし、その上で身体的健康も維持できるよう昔よりも気を付けるようになりました。</p>
<p>身体的健康維持のための3大要素と言われるのが、「運動」「食事」「休養」です。私は元々小さい頃から「運動」にはとても興味がありましたが、「食事」「休養」に対しては意識が低い人間でした。昔は好き嫌いが激しく、野菜は大嫌い。その上、夜更かしが大好き。それでも全く体には異常が出ないくらい子どもの頃は元気でした。いま思えば、あの頃は母親がすごく気を使って食生活を工夫してくれていたのだと思います。そういった私の意識の低さも、ラクロスに出会って次第に変わっていきました。大学に入ってラクロスの練習がはじまると無理にでも規則正しい生活を強いられ、朝練が早いのが功を奏し、夜更かしもほとんどしなくなりました。そうすると適度な時間に練習やバイトで疲れた体をしっかりと休ませることができて、大学時代は本当によくぐっすり寝ていたなと思います。そして試合に向けて、どのようにコンディションを整えていくか。いつ休んで、いつ動くか。大事な選考会や試合に向けて当たり前に気にするようにもなりました。また、少しずつアスリートとしての食事や栄養にも目が向き、中でも大きな転機になったのは代表活動でした。本気で上を目指すなら徹底的にやってこなかったことをやらないといけないと感じ、自主的に毎日の食生活の記録をとりはじめました。これがそのときの記録の一部です。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/440280.jpg" alt="" width="1200" height="750" class="alignnone size-full wp-image-102985" /></p>
<p>主食・副菜・主菜・乳製品・果物をそれぞれ1日どれだけ摂取できているかを毎日記録し、不足分は意識的にサプリメントなどで補足するようにしました。継続は力なりとは本当で、走り込んでいたことも関係して半年で体重を落とさずに体脂肪だけを5%近く落としたことが、パフォーマンスアップに繋がったのかなと思っています。</p>
<p>このように私は、ラクロスのおかげで「運動」だけでなく、「食事」や「休養」に関しても知識を付けることができましたが、社会に出てから、これをバランスよく実行することの難しさも痛感しました。それでも、社会人3年目までに身を以て健康を損なう怖さを経験してからは、決して優等生ではないなりに、この3つの要素の重要性は認識して生活を工夫するようにはなりました。忘れてはならないのが、身体的健康を維持するためのこれらの要素も、精神的・社会的健康が伴ってこそ質の良いものになるということです。例えば、精神的に不安があると寝られなかったり、外との交流がないと食事がどうでもよくなってしまったり、精神的・社会的健康が維持できていないとそれらが作用して身体にも何らかの異常が出ます。私の場合はそれが耳やリンパ、自律神経などへの異常として表れましたが症状は人それぞれだと思います。症状が出てから健康を取り戻すのは長い道のりです。そうなる前に、自分自身の健康な状態やそのために必要な要素を考え、健康と向き合うきっかけを作ることが大切だと思います。</p>
<p>私が大学の頃よりも、こういった健康と向き合うきっかけや情報量は、ラクロス界の中でも圧倒的に増えてきています。SELLとコラボして「食トレ」をSNSで発信してくれているアスラクは、もともとはラクロス選手だった二人がラクロッサーの食への意識を変えたいと始めた活動です。彼女たちのように、ラクロス界の中でも自ら「食事」に目を向けているような人たちも増えてきていると思いますし、最近では筋トレやプロテインなど１０年前ではトップ層しか取り組んでいなかったことにも、多くの選手が当たり前のように取り組んでいるのを目にします。</p>
<p>その反面、社会全体では、インターネットの普及に伴いネット依存による孤立が深刻化し、そういったきっかけから精神病を患うリスクも高くなっていると言われています。2018年に慶応義塾大学の研究所が発表した調査結果では、日本の大学生の約4割がインターネットによって生活に問題がもたらされていることが明らかになりました。この調査で「インターネットによる問題あり」と分類された学生は、睡眠の質が低い・うつ病スコアが高い・不安傾向があるなどの調査項目の数字が高くなっていたそうです。また、ある医療センターの別調査では、ゲーム依存と判断された患者の全員に体力低下の傾向が見られました。こういった時代の変化に伴い、WHOもネット依存やゲーム依存を問題視するようになり、２０１８年には国際疾病分類の改訂案に初めて「ゲーム障害」を追加するに至りました。</p>
<p>インターネットの普及によってここ10数年で劇的に生活は変わりましたが、それらのツールや情報を上手に活用しないと、逆に健康を損ねるきっかけになってしまうこともあります。現代の情報社会はそれだけ精神的・社会的健康を失うきっかけも多く潜んでいる場所だということです。そのような現代社会の中でもラクロス界は10年前も今も変わらず仲間とやりがいに溢れている場所だと思います。だからこそ、このラクロスの「人」と「人」が繋がるコミュニティの人間関係は何よりも貴重な我々の財産なのだと思います。</p>
<p>あなたにとって精神的・社会的健康とは何ですか？<br />
日々どれだけ運動だけでなく食事や睡眠のことも気に掛けられていますか？<br />
健康に長生きをするためにも、本当の意味での「健康体」に向けて今日からできることとぜひ向き合ってみてください。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#17 ラクロスを通して世界と繋がる｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-19/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-19/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 21 Jun 2020 10:24:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=102815</guid>

					<description><![CDATA[昨今、多くの企業で需要が高まっていると言われているのが「グローバル人材」です。日本政府はこのグローバル人材を「日本人としてのアイ...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>昨今、多くの企業で需要が高まっていると言われているのが「グローバル人材」です。日本政府はこのグローバル人材を「日本人としてのアイデンティティーや日本の文化に対する深い理解を前提として、豊かな語学力・コミュニケーション能力、主体性・積極性、異文化理解の精神等を身に付けてさまざまな分野で活躍できる人材」と定義づけています。</p>
<p>グローバル人材の需要が年々高まっている背景には、海外に製造拠点を設けたり、海外マーケットの開拓に乗り出したりする企業が増えていることが深く関係しています。そしてここ数十年で世界的に起きた2つの変化が大きな起因となり、こういった海外志向はさらに強まってきました。1つ目の変化は、1990年初頭のソ連崩壊により資本主義のもとで規制緩和や自由競争が一気に加速したことです。これにより人・物・金が国や地域を越えて自由に行き来するようになり、昨今のグローバル化を加速させるきっかけとなりました。2つ目は、技術の劇的進歩です。1995年のIT革命以降、情報通信技術は止まることなく発展を続けており、ここ20年で輸送や通信にかかるコストは著しく低下しました。今ではインターネットを活用した情報交換にはほとんどコストがかかりませんし、むしろ活用しきれないほど膨大な量の情報がネット上に散在しています。ラクロスだけで見ても、10年前はなかなか見つけることができなかった海外のプレー動画などを、今ではYouTubeやInstagramで日常的に視聴することが可能です。こういった時代背景に伴い、ここ数十年で国や地域を越えたビジネスが容易になり、それらの変化に対応できるグローバル人材のニーズが高まってきているというわけです。</p>
<p>日本はこのグローバル化の流れにおいて、その他多くの先進国よりも遅れをとっていると言われています。スイスの有力ビジネススクールIMDが2020年6月16日に発表した最新の世界競争力ランキングでは、日本は昨年の30位からさらに順位を落とし、34位という過去最低位を更新しました。この順位は毎年63カ国・地域を対象に行われる、各国政府や世界銀行の統計データおよび経営者へのアンケート調査を基に算出されています。1位には2年連続でシンガポールが選ばれており、その健全な財政や雇用、企業の高い生産性などが評価されています。淡路島ほどの面積しかない東南アジアの都市国家が、現在世界で最も勢いのある国家とされているのです。しかし、実は日本にも同ランキングで1989年から4年連続で世界1位を記録した過去があります。そこからいかに現在の順位まで下降の一途をたどったのか、30年間の順位推移は下図の通りです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/17-4.png" alt="" width="1200" height="544" class="alignnone size-full wp-image-102816" /></p>
<p>この通り、日本の国際競争力は1990年代以降のグローバル化の進化と反比例する形で低下している傾向にあります。しかし、世界経済フォーラム（WEF）が昨年10月に発表した「世界競争力報告」の最新版で日本は141か国中6位と、評価基準によりその低下度合の見解は様々です。とはいえ、こちらの調査でもシンガポールは1位、香港も両ランキングで5位以内となっており、日本がアジアの隣国に比べ一時ほどの勢いがないことは確かと言えるでしょう。</p>
<p>そのような厳しい時代の中で、いま日本企業において求められる「グローバル人材」とはどのような人なのか。2012年6月に発表された、国家戦略室・グローバル人材育成推進会議の「グローバル人材育成戦略」では、グローバル人材の概念が次の3要素に整理されています。</p>
<p>・要素1：語学力・コミュニケーション能力<br />
・要素2：主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感<br />
・要素3：異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー</p>
<p>「グローバル人材」というと、多くの人はどうしても真っ先に“外国語が堪能”というイメージを持つかと思います。しかしこの指標では、語学力だけでなく、それに加えて幅広い能力も必要だということが示されています。また、この「グローバル人材育成戦略」は、従来のトップ層だけではなく、より幅広い層においても多数のグローバル人材の育成を目指すために定められたものです。つまり、「グローバル人材」とは、これからは多くの人に関係することであり、「自分は該当しないから関係ない」などと言っていられる時代はもう終わりが近づいていることを認識しなければなりません。逆に言えば、現時点で語学ができないからグローバル人材になれないかというと決してそうではありませんし、そもそも要素1の語学的能力と要素2や要素3は非常に密に関係しているものだと私は思っています。<br />
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</div>
<br />
前述したとおり、これから求められるグローバル人材は語学ができるだけでは不十分ですが、変わらずそれが一つの条件ではあります。特に英語はビジネスの公用語として、今後使用する場面は更に増えていくことが予想されます。日本でも今年、小学校5年生からであった英語教育が小学校3年生からの開始に変わるなど、より早い段階から英語に親しんでいくことに国としても取り組んでいます。また、eラーニングサービスの企画開発・運用などを手掛ける株式会社イー・ラーニング研究所が実施した「年末年始の子どもの習い事アンケート」では、2020年に親が子どもにさせたい習い事の1位が「英会話スクール」だったそうです。</p>
<p>このように日本の中での英語の重要性は上がってきていますが、世界的に見ると日本人の英語レベルは依然として非常に厳しい状況にあります。海外留学や語学教育事業などを世界110カ国以上で展開するイー・エフ・エデュケーション・ファースト（EF）が毎年発表している英語能力のベンチマーク「EF EPI英語能力指数」の2019年版によると、日本の英語能力指数は世界100カ国・地域のうち53位で、この順位は9年連続で下降しています。では他国と比較してみましょう。下図はEF EPIランキングに従って英語能力が色分けされた地図で、青は「非常に高い」、濃緑は「高い」、黄緑は「標準的」、黄色は「低い」、オレンジは「非常に低い」を指しています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/17-6.jpg" alt="" width="1200" height="619" class="alignnone size-full wp-image-102817" /></p>
<p>日本が4年連続で英語能力が「低い」と位置づけられている一方で、5段階の能力レベルの最高位である「非常に高い英語能力」とされた国は、昨年より2カ国増えて過去最高の14カ国となっており、世界全体としての英語能力は上昇傾向にあることが示されました。</p>
<p>私がナイキで通訳として働いていた頃、社長交代のタイミングで通訳チームは解体されることになるという噂が飛び交ったことがあります。実はこれは、日本以外のどの現地法人にも通訳チームなど存在せず、英語が母国語でない国でも当たり前に英語で会議するのになぜ日本だけそれができないのか、という社長の疑問が発端の話でした。そもそも通訳がいるから自ら英語を学ぼうとしないのだという社長の主張には、急な解雇の危機に晒されながらも本当にその通りだなと納得してしまう部分がありました。結局、そんなことを下準備なく進めてしまうと業務が成り立たないという理由から通訳チームは命拾いしたわけですが、外資系企業のナイキですら社員の半数近くは英語力に自信がなく、グローバルな舞台でも通訳を必要としているのが日本の職場の現状です。その他、少数精鋭の外資であるWWEでも英語で仕事ができたのは5人中3人だけ。前職の広告代理店の場合は職業柄もありますが、IOCなどとも関わる仕事であったにも関わらず、十分な英語力を持っているのは同部署の10人中2人だけでした。</p>
<p>前述した「グローバル人材育成戦略」の中で、語学力のレベルに関しては下記の5段階に分けられています。</p>
<p>① 海外旅行会話レベル<br />
② 日常生活会話レベル<br />
③ 業務上の文書・会話レベル<br />
④ 二者間折衝・交渉レベル<br />
⑤ 多数者間折衝・交渉レベル</p>
<p>ここで重要なのは、グローバル人材＝④・⑤のレベルが必須ではないということです。もちろんこのレベルで語学を扱えることは大きな武器となりますし、ビジネスの最高峰では必ず必要な能力かもしれません。しかしその一方で、ほとんどの仕事で求められるグローバル人材の語学レベルがそこまで高いわけではないのです。それは私が働いてきた会社にも言えることで、業務において①・②レベルの英語力しか求められていない場面も多くありました。問題なのは、そのレベルの英語すら話そうとしない人が非常にたくさん見受けられたということです。ナイキのときは、「この会議絶対に通訳がいなくても分かるはず」というような会議にも、いわば保険として招集されていました。この姿勢こそ、グローバル人材に求められている他の要素が足りていない代表的な例なのです。日本人によく見られるこの「話そうとしない姿勢」は、グローバルで活躍するためのたくさんの可能性を閉ざしてしまっていると私は思います。</p>
<p>私は帰国子女なので、多くの社会人がいま感じているであろう“英語を大人になってから学ぶこと”の苦労については正直共感できない部分が多いです。しかし、だからといって英語を仕事上の武器にできるまでの道のりが簡単であったかと言われれば、決してそうではありません。小学生で英語を学ぶのは、たしかに大人よりも習得スピードが早いのかもしれませんが、話せないところから始めるという状況自体は大人でも子どもでも変わらないことです。私の場合は英語だけでなく、日本に帰国後、今度は日本語のレベルが周りよりも明らかに劣っていることに気づき、また同じような経験をしました。ただ、いつもやらないとどうしようもない状況に陥っていたので、努力するしかなかったというだけなのです。中学校の頃、「英語が喋れるからもういい」と日本語を諦めていたら、このように日本語でコラムを書ける日は一生来なかったと思います。これは経験上の感覚値にしかすぎませんが、帰国子女の中でも大人になってからの英語力には大きな差があり、それは「海外にいたときに話せないなりに積極的に会話をしようとしたか」と、「帰ってきてからどれだけ触れる機会を増やそうと努力したか」の2つの違いから生じるものだと思っています。帰国子女であろうが、留学経験があろうが、今まで日本国内で全く英語に触れてきてなかろうが、結局そこからどう変化するかは自分の姿勢次第だということです。</p>
<p>語学を学ぶ上で最初に立ちはだかるのは、「できない」という壁です。そこでその壁を超える人と超えない人を分けるのは、「できないけど話してみる」か「できないから話さない」か、という姿勢の違いだと思っています。これはラクロスでも全く一緒で、難しい技であればあるほど、習得までに時間がかかります。「できないからやめよう」と数回で諦めるか、「できないけどやってみる」を繰り返すか。分野が違うだけで、問われている姿勢は同じなのです。</p>
<p>私は、日本ラクロス一の有名人・山田幸代さんの凄さは、英語がそこまで得意でない中でも、過去誰もやったことがない海外挑戦に踏み切り、さらにオーストラリア代表になるまで10年近くもの間それをやり続けた、その姿勢にあると思っています。もちろんラクロスのスキルも素晴らしいですが、ラクロスが上手ければ誰でも成功するというわけではなく、「できなくてもやってみる」を英語においてもラクロスにおいても誰よりも続けてきた結果が、彼女の今なのかなと思っています。そこで築いた人間関係を生かして、World Crosseでは世界最高峰のプレイヤーを多数日本に招待する夢のような機会を毎年創ってくれています。こういった機会が増え、日本のラクロス選手と海外のトップ選手との距離も最近一気に近づいた気がします。ここ数年では、山田さんのように海外に挑戦の場を求める選手も増え、女子のWPLLや男子のMLL、ボックスラクロスリーグのような海外トップリーグに挑戦する選手も続々と出てきました。また、選手以外でも海外へ目を向けた動きはあります。現日本代表のGM補佐を務める鷹羽は、元々は青学の主力選手ですが、同時に協会の国際部で学生時代から活躍をしていた存在でもあります。その延長線上で、社会人になってから仕事を休職、自ら志願してアメリカのラクロス協会に半年間インターンに行き、その後に現役職に就いた経緯があります。日本で唯一、その貴重な機会が彼女に与えられたのは、英語が話せたからという理由だけではないことはもう言うまでもないと思います。このLacrosse Plusの編集長も現在はオーストラリア在住ですが、元々は生まれも育ちも東北です。今となっては英語がメインの生活を送っているかもしれませんが、彼女も決して最初から英語がペラペラでオーストラリアに行ったわけでもないですし、いつだって日本に帰ってくることもできた中でも向こうでの生活を築けた裏には、彼女が持ち合わせている別の要素が大きく関係していると思います。これらの例の場合、要素2（主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感）のいずれかを高いレベルで保有していることが必ず見受けられ、それが結果的には要素1の語学における成長にも繋がっているように感じます。</p>
<p>また、ラクロスにおいて我々がアメリカやオーストラリアに学びを求めたように、アジアの他の国々は日本にそれらを求めています。青学の練習にも香港から単身武者修行に来る子もいますし、昨年韓国などは代表チームで来日していました。また、台湾でラクロスフェスティバルを開催した慶應女子や、香港オープンへの参加をきっかけに韓国遠征も行ったFOGO、昨年チームとして台湾遠征を試みた琉球大学など、日本から積極的にアジアに飛び出しているチームも増えています。全国強化指定選手団で参加した昨年のASPAC（アジアパシフィック選手権大会）では、同じフロアに宿泊していた中国選手が「私たちはとても日本を見本にしている」と英語で話しかけてきてくれ、それを機に「だからこそ日本を代表する者として然るべき行動を心がけよう」と再度チームで気を引き締めました。これらの例の場合は、3つ目の要素である異文化理解や日本人としてのアイデンティティーの理解も深く関係しています。自ら異文化環境に飛び込んだ彼らの行動は間違いなくグローバル人材に求められるものですが、またその全員が英語を話せるかというと、決してそういうわけではないと思います。例え要素1の語学が伴っていなくても、要素2や要素3で自らそういったグローバル環境に飛び込む勇気があってこそ、グローバル人材は育っていきます。逆に言えば、英語のテストでどれだけ点がとれても、この姿勢が伴っていなければ現代に求められているグローバル人材にはなれないでしょう。</p>
<p>このように、ラクロスは自分自身の行動力さえあれば、世界が比較的近くで感じられる競技です。国際部やWorld Crosseのスタッフから始めるのも一つですし、日本に遠征するアジアチームと交流する機会をつくるのも一つ、また自分から他の国に飛び出すのも一つです。これから社会で求められるグローバル人材になるために、もちろん語学力ゼロでは絶対に無理ですが、語学学校に行くよりも遥かに価値のあるリアルな経験は、ラクロスを通してたくさんできると思います。大事なのはその経験を自ら求める姿勢があるか。もしあなたが、「やってみたいけど英語が話せないから」と諦めていることがあるなら、今年は「英語が話せなくてもやってみる」の始まりの年にしてみてください。グローバル人材に一番求められるのはその姿勢であり、ラクロスはその姿勢さえあればすぐそこに世界がある、この上ない環境です。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#16 私がラクロスから学んだもの File.004｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-18/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-18/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 18 Jun 2020 07:50:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=102795</guid>

					<description><![CDATA[「私がラクロスから学んだもの」シリーズ第4弾はなんと3人で書いてくれました。 コラム#15でお話した青学の理念を誕生させた学年（...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「私がラクロスから学んだもの」シリーズ第4弾はなんと3人で書いてくれました。</p>
<p><a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-17" rel="noopener noreferrer" target="_blank">コラム#15</a>でお話した青学の理念を誕生させた学年（28期）の幹部3人、主将の橋本美咲さん（ぴの）・ATリーダーの杉浦里々佳さん（りりか）・DFリーダーの岡田桃佳さん（がく）です。ただ、この3人にお願いしたのには別の明確な理由があります。この学年は、青学史上最も落ちこぼれていた代です。そしてそのどん底から這い上がった代でもあります。だからお願いしました。今回は、日本中の暗黒世代、日陰世代と言われている皆さんに「まだ諦めるな！」というメッセージを込めて送るコラムです。</p>
<p>私は青学のコーチを本気で辞めようと思ったことが過去2回あります。（毎年辞めることはよぎりますが、この2回はレベルが違います）1回目はFINAL4進出の翌年、1部から2部に降格させてしまったとき。自分のやってきたことが全て間違いだったように思えて、何より辛い思いをさせてしまった学生たちに申し訳なかった。みんなを笑顔にもできなくて、勝ち方もわからない自分にコーチをやる資格なんてないと本気で思いました。実際にその年、私は4月頃まで青学から離れています。しかし、ある人がきっかけでもう一度勝ち方が見え、またやりたいと思えるようになり、その人と一緒に2人3脚でコーチをする決心をして青学に戻りました。その年は1部昇格ではなく「2年で日本一」を目標に掲げ、3・4年生の幹部が一体となり、2年で日本一を狙えるチームにするための改革に乗り出しました。11年間で唯一「日本一」を目指す権利すらなかったこのときの4年生が、文句ひとつ言わず後輩を巻き込んだチームづくりに徹してくれたことが、そのあとの青学の運命を大きく変えたと思っています。</p>
<p>そして2回目は、この2年後。昇格をしたときにまだ1年生だった28期が3年生になり、その年のリーグ戦が終盤に差し掛かっているときでした。昇格後、バトンを引き継いだ翌年の4年生とその1つ下の代は、間違いなくそれまでで最も2代続けて戦力が揃っていました。組織改革に本格的に乗り出したのもこの頃からで、上を目指す組織の基盤も着実に整ってきている実感があり、私はその2代で結果を出すという覚悟でチームに戻った部分もありました。特に、28期の一つ上の学年は、新人戦を準優勝しているほど戦力的にも人数的にも揃っている学年で、本気で上を狙える力があると思っていました。実際、その代のシーズン、リーグ戦は1点差の試合が3試合、2点差の試合が1試合、3点差の試合が1試合。ブロックの5試合全てが終盤までもつれる大接戦で、どこと戦っても簡単には負けないチームにはなっていました。しかし、結局その接戦のうちわずか一戦しかものにできず、気づけば入れ替え戦へ。上にいける力はあったはずの学年を、接戦の先で勝たせることができなかったのです。何度も自分の戦略、シーズン計画、組織への関わり方、ベンチワーク、全てがその学年の可能性を押し殺してしまったのかなと考えました。そしてそれだけ力のある学年すら勝たせることができなかった自分に、それよりも明らかに力が落ちる一つ下の代・28期を勝たせる想像が全くつきませんでした。なので、FINAL4への道が閉ざされた日、3年生だった28期に私はそのままの想いを伝えました。しかしその約1か月後、私は再び彼女たちと一緒に歩む決意をすることとなります。</p>
<p>少し時を戻して、28期との最初の思い出は彼女たちが1年生だったときの夏合宿です。その年は新歓改革に乗り出して36名の新人を迎え入れたものの手が回らず、今の手厚さとは比べ物にならないほど育成に力を入れられていない状態でした。そんな中、夏合宿で初めて1年生の練習を見ることに。その日28期は、土グラウンドの分け与えられた端っこのスペースで2on1をしていました。あまりの技術レベルの低さに受けたその時の衝撃は忘れもしません。基礎もままならず、パスがほとんどつながらない。5月くらいの練習を見ているような感覚になりました。もう一人のコーチも別日に練習を見て「1年生やばいねー」と言っていました。それが彼女たちとのほろ苦い出会いです。</p>
<p>2年生になっても、Aチームにいたのは3・4人。3年生になってもスタメンで活躍したのは3人だけでした。これは1部昇格させた代と並んで過去最も少ない人数です。とはいえ、その代は8人しか選手がおらず、対して28期は母数の選手数が約2倍の1７人もいます。もちろん、前述したように1つ上が力のある学年だったというのも大きく関係しているのですが、下級生がスタメンの半分は占めることが多い青学において、この3/17という数値は群を抜いて過去最低です。</p>
<p>話は戻り、私が28期に「勝つイメージが湧かない」と伝えてから、もう一度やろうと思うまでには、2つの大きなきっかけがありました。<br />
まず１つは、主将と2人で話し合ったときに主将が発した言葉。「しゅんさんがいて勝てるかはわからないけど、勝った時そこにしゅんさんがいてほしい」。不思議なことに、それを聞いた瞬間一気に肩の荷が降りた感覚になったのを覚えています。どこかで「勝たせることが役目」というHCの重責を年々強く感じるようになっていた私にとって、「勝った時に誰が隣にいてほしいか」を考えた28期からは、自分が忘れかけていた、でも本当は一番伝えたかったことを、そのまま自分に問いかけられているような感じがしました。</p>
<p>そしてもう１つは、このときに28期それぞれからもらった手紙です。手紙をくれた代は決して初めてではなかったのですが、これを読んだときに、私はAチームやスタメンにいる人数でこの学年の力を判断しようとした自分を後悔しました。前述したとおり、Aチームにいる人数が少ないということは、私が深く関わっている子も少ないということです。手紙を読んで、私があまり関わりを持てていなかった4年生のメンバーがどんな3年間を歩んできたのか、何を学んできたのか、この1年にどんな想いを懸けているのか、恥ずかしながら初めて知ることばかりでした。BチームやCチームにずっといた子たちが日々どれだけ見えないところで成長していたか、その子たちの秘めている可能性を自分はちゃんと見ようとしていたのか。「一人ひとりをちゃんと見る」、そこを大事にしていたはずなのに、組織が大きくなる中でいつからか仕方ないと言い聞かせ、大事なものを失いかけていた自分に気づかされました。</p>
<p>だからこの代と歩み始めたとき、私は4年生が例えAチームに何人いようが、「4年全員とチームをつくる」と心に決め、HCにもう一度新たに就任する気持ちでこのシーズンに臨みました。この年、28期は以前<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-8" rel="noopener noreferrer" target="_blank">コラム#6</a>でも紹介した通り、敢えて「会話」を一つの強化軸に掲げました。学年の壁を越えた対等な会話、コーチではなく学生主体で進める会話。このコミュニケーション能力を武器に、理念づくりMTGをただのMTGだけで終わらせない価値のある文化に成長させてくれました。MTGを開催したのは私かもしれませんが、そのあと、これをコツコツと日々の行動に移し定着させたのは4年生の頑張りがあってのことです。</p>
<p>そして不思議なことに、そのチームの変化と比例するように4年生になってから選手としても多くのメンバーが開花しました。3年生まで3人しかスタメンに入れなかった学年が、4年生の最終戦は8人スタメンに名を連ねます。スタメン以外でも、1年前では考えられなかったメンバーが多くAチームにあがってきました。しかもこれは１つ下の代が翌年FINALに進出するほど力のある学年であるにも関わらず、です。3年生のときに、そのときの彼女たちの「実績」だけで4年生の彼女たちの「未来」を判断しようとしていた私自身に、結果を以て、大きな学びを与えたてくれたことには今でも本当に感謝しています。</p>
<p>彼女たちから学んだこと&#8230;</p>
<p>・可能性を見限らないこと<br />
・過去の実績でできるかできないかを決めないこと<br />
・コツコツとやり続けることの大切さ<br />
・学年全員で取り組むことの大切さ<br />
・会話の力<br />
・何を達成するかよりも、「誰と」達成するか</p>
<p>この代は幹部3人の連携も抜群に良く、タイプの違った3人のそれぞれにしか語れない深いエピソードが満載です。自分たちが暗黒世代だと思っている代はぜひ何かひとつ実践してみてください。<br />
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<br />
<strong>■自己紹介</strong></p>
<p>青山学院大学18年卒、女子ラクロス部28期の幹部を務めていました、ぴの・りりか・がくです。詳しくはしゅんさんが紹介してくださると信じ、簡単に出身学部、学生時代のバイト先、よく好きで食べていたものを書かせていただきます。</p>
<p>ぴの（主将）：総合文化政策学部／千吉・陳麻家／千吉の“辛吉”<br />
りりか（ATリーダー）：教育学部／ドミノピザ／チェーン店全般<br />
がく（DFリーダー）：総合文化政策学部／クアアイナ・陳麻家／売店のきなこ棒</p>
<p><strong>■柴田との関係</strong></p>
<p>恩師、の一言に尽きます。今はごはんもスノボも一緒に行くお友達でもあり、でもやっぱり人生で最高の上司。しゅんさんに学んでいなかったら自分がどうなっていたか想像もできないほど、このコラムに書かれていることをはじめとするたくさんのことを教えていただきました。</p>
<p>しゅんさんに出会えたこと、4年間ずっと見ていただけたこと、一生の財産です！</p>
<p>■ラクロスから学んだこと</p>
<p>※今回は3人で内容を相談し、パートごとに分担して書かせていただきました。</p>
<p><strong>① 自分の姿勢は変えられるということ【ぴの】</strong></p>
<p>“ラクロスから学んだこと”と少しずれてしまうかもしれませんが、私たちがより多くのことを学ばせてもらったしゅんさんとの関係の成り立ちについて書こうと思います。この後にも多く出てきますが、私たちの代はその名の通り日の目を浴びづらい「暗黒世代」です。しかしその暗黒があったからこそ創り上げられた1年がありました。</p>
<p>青学ラクロス部にとってしゅんさんは神様のような存在です。技術の指導・戦術の組み立て・組織の運営まで全てをまかなってくださる絶対的存在のしゅんさんに知らず知らずのうちに頼ってしまう…という風潮が青学にはありました。…が、私たちは「ぴのたちと勝つビジョンが描けない。」としゅんさんにコーチをお願いする前にお断りをされました。笑　頼らせてももらえない状況になってしまったのです。</p>
<p>そんな私たちだってこのチームで日本一になりたい！という気持ちをもっていました。でもしゅんさんにはもっぱらビジョンが描けないと言われる…（みんなでMTGを繰り返し悶々と考える日々）…ならもういっそ自分たちだけで戦っていくしかない！！と潔く腹をくくる覚悟を持ちました。</p>
<p>しかしそれと同時に、自分たちの描いた未来にしゅんさんがいないと寂しい…ということにも気づきました。「日本一になった瞬間、しゅんさんにいてほしいよね。」というある同期の発言にみんなではっ！とした瞬間がありました。</p>
<p>そんな経過の中でしゅんさんに頼ることでチームを創るのではなく、一緒にチームを創る関係を築こうとみんなで決めました。私たちは個々がひねくれていましたが、良い意味でとらえればみんな鋭く、軸をぶらさないという最大の長所を持っていたため、1度決めたことから妥協しないという自信だけはありました。</p>
<p>古典的ですが暗黒世代それぞれから手紙を書き、さらにしゅんさんの車の中で私たちの覚悟を伝える時間をもらいました。簡潔にまとめると「日本一になった時しゅんさんに一緒にいてほしい。私たちに期待しなくていい、気楽にコーチをやってください。」とお伝えしました。（1時間以上ふたりでアツく話していましたが、その会話の全ては録音し、同期に共有させていただいております。この場で暴露させていただきます。笑）</p>
<p>それが私たちが変われたこと、しゅんさんとの関係の始まりでした。</p>
<p>しゅんさん、私たちのコーチは楽しかったですか？笑</p>
<p>引退した後もたまに楽しかったと語ってくれていると聞いて、その度に嬉しくなります。<br />
選手とコーチという関係の前に、人と人の関係が大事だと知った1年でした。そして、自分たちの姿勢を変えることで、人との関係性が大きく変わるんだということを学びました。</p>
<p>しゅんさんいつまでも仲良くしてくださいね！笑</p>
<p><strong>② 自分の強みを見つけること【がく】</strong></p>
<p>私たちは同期試合で勝った記憶はほとんどないほどラクロスの技術力がなく、青学のイメージに反して顔がかわいい子がいないとしゅんさんに言われ続け（ひどい…）、はっちゃけたり熱意を表に出したりするのがうまいわけでもなく、とにかく自分たちでも分かるくらい「ぱっとしない学年」でした。いつでもプレーで引っ張ってくださった（そしてとにかく顔がかわいい）ひとつ上の先輩と、後にFINAL進出で青学の歴史を前進させてくれるようなパワフルなひとつ下の後輩に挟まれ、上にもあるように“暗黒世代”・“日陰世代”なんて言われることもありました。</p>
<p>私たちが3・4年生だった頃は、青学史上最大級に部員数が多いときでもあり、ABに加えてCチームもできて、以前よりベンチ争いも激しくなっていました。28期にはABCそれぞれのチームに所属している選手がいて、3年生までにリーグ出場を経験したのは選手17人中、たったの3人。</p>
<p>そんな中、いよいよ4年生になるというとき、プレーで引っ張ることができない学年がこんな巨大な組織をどうやって先導していけばよいのかということを不安に思っていた私たちに、しゅんさんが送ってくださった長文LINEがあります。</p>
<p>&#8212;<br />
ABCチーム、すべてを経験してきた19人だからこそ、チームの真の現状を把握できていて、全部員に寄り添える４年生になれるということ</p>
<p>自分たちが「日陰」だと思っていた3年間こそ宝物で、それを糧に自分たちにしかできないチームづくりをしてほしいということ<br />
&#8212;</p>
<p>本当は全文載せたいくらいですが、そんなことが書いてありました。</p>
<p>この文章を読んだとき、一気に視界が開けたような気がしたのを鮮明に覚えています。そういう風にチームを引っ張ることが私たちにはできるんだと、今まで自分たちの弱みだと思っていたことが、むしろ他の代にはない強みだと感じられました。</p>
<p>私たちにとってこのLINEは‘17シーズンの始まりであり、1年を通しての軸でもあります。悩んだときはいつもここに立ち返り、自分たちにしかない強みを生かすための方法を考え直すことで、立ち止まらずに進み続けることができました。</p>
<p>強みを知るのと知らないのでは、その後の行動に大きな差が生まれると知ることのできた経験です。気づきをくださったしゅんさんには感謝しかありません。私たちはあのLINEを「バイブル」と呼び、今でも大切に保存しています。笑</p>
<p>これからも社会でどんな組織にいようと、その組織や自分自身それぞれの強みを見出し、常に前に進んで行ける人でありたいと思います。</p>
<p><strong>③ 組織として共通認識を持つことの大切さ【りりか】</strong></p>
<p>母校青学の雰囲気は、私たちが入部するずっと前からあったかくて、応援されるチームです。全員ラクロス、泥臭いラクロスを各代の先輩方は体現していました。私たちの代では、そんな歴代の先輩から引き継がれてきた雰囲気をチーム理念として言語化することにしました。(自分たちの手柄にしたいところですが、これはしゅんさんのご提案がきっかけでした。さすが！！！！）</p>
<p>私たちは部員数が増え、みんなで同じ方向を向く必要性を強く感じていました。なぜなら、青学が掲げる日本一という目標は当時の部員全員の目標ですが、100人を超えるチームで違う方向を向く人や、気持ちが離れてしまう人、自分の役割を見いだせない辛さや悔しさを感じる現実がでてくるだろうと暗黒世代（ラクロスが下手でひねくれもの多数）と呼ばれた私たちは実感として十分に理解していたからです。<br />
 <br />
そこで、2017年1月私たちの代の始動MTGでは全員集まってチーム理念を決めました。<br />
朝から晩までかけた話し合いの末決まった理念は、“愛し愛され続ける青学“　です。この理念に沿って、ビジョンや行動指針を決め、毎週のMTGで確認することで100人を超える部員全員で同じ方向を向こうとしました。結果、電車でのマナーから人との接し方まで行動は少しずつ変化し、歴代のOGさんから引き継いだ素晴らしいマインドを当時の部員は全員持っていたように思います。</p>
<p>今振り返ってみて一番に感じるのは、この共通認識を言語化したことで組織の成長速度が上がったということです。後輩たちは今でもこの理念を掲げて活動してくれていますが、これから先、目標や目指すところが変化しても、同じ理念を持っていることで、「青学」としてのひとくくり感、団結力、代がかぶっていない後輩への愛おしさが生まれ、どんなに代が離れても母校を応援し続けることが出来るんだろうなぁと感じます。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/①-2.jpg" alt="" width="854" height="627" class="alignnone size-full wp-image-102797" /><br />
（部室に掲げている理念）</p>
<p><strong>④ 小さな変化を重ね続けることで大きな成長に繋がるということ【りりか】</strong></p>
<p>これは一見当たり前のように感じますが、実感しているといないでは言葉の納得度が違います。</p>
<p>私たちが組織の最上級生になる時に、成長する大きなきっかけとして欠かせない出来事があります。それは、前年の日本一である関西学院大学で武者修行をしたことです。２月に下級生の遠征試合があり、残った4年生全員で練習に参加した際に大きな衝撃を受けました。一つ一つのメニュー間の切り替えや声の出し方、下級生が貪欲に質問する姿、MGの存在感、質の高い練習前スピーチが、私たちのレベルとはかけ離れていて、技術のうまさ以上に、会話の質の高さに圧倒されてしまいました。また、コーチが主体ではない、(グラウンドの端っこにいらっしゃったようないらっしゃらなかったような・・・)学生が作り上げている質の高い練習に、しゅんさんに頼りがちな自分たちとの違いを痛感しました。<br />
 <br />
この経験をもとに、コーチ陣を含めたチーム全体で会話への取り組みをはじめました。フィールドで自分たちで修正できるチームになるという最終目標に向けて、最初は返事をする！くらいのレベルから、YESorNOで答えない→反省と修正５：５にして次につなげる→試合で必要な声を出す、などなど・・・少しずつ修正をくり返しながら毎日練習していました。この取り組みは、質の高い会話が“学年問わず”フィールドでできるような大きな変化につながっています。</p>
<p>ここで大事にしていたのは私たちの日々のとっっても地味な振り返りです。（自画自賛ばかりですみません。）チームを引っ張る学年として、練習前後のプチMTGや、LINEグループで全チームの振り返り報告を1日も欠かさずに行いました。</p>
<p>一進一退の日々でしたがブレずに１年やり切れたのは、しゅんさんはじめコーチの皆様が、節目節目で方向性を確認してくださったこと、後輩も私たち以上に向き合ってくれたことで変化を実感することが出来たからです。チームは少しずつ変化し、私たちの翌年には戦績面でも大きな結果を出してくれました。そこから、組織の現状を見つめ、背伸びをせずに、一歩ずつ変化を重ねることが大きな成長につながることを学ぶことができました。</p>
<p><strong>⑤ 役割を自覚し、それを全うすること【がく】</strong></p>
<p>係や委員会ももちろん役割ですし、スタメンやエースでいることも役割と言えると思います。それに加えて、“キャラ”と言い換えられるようなものも役割のひとつで、意外とそれこそが大切だということも、ラクロスから学んだことのひとつです。</p>
<p>4年生の夏が近づいた頃、それぞれが個人として持っている役割は何なのかを改めて確認する学年MTGを行ったことがあります。100人を超える組織の中で、4年生はたったの19人。その他後輩の力を最大限に生かしてこそ組織の総力と考え、「全員を巻き込む4年生」になるために各自が意識的に行うことを確認しようとしたのがMTGを行った経緯でした。</p>
<p>MTGでは、「後輩をほめるのが得意」「誰にでも厳しい言葉をかけられる」「場を盛り上げるのが得意」「以前の自分と同じ立場にいる後輩に寄り添える」など、19人それぞれが違った役割を発表していきました。最後に“妥協しない4年生”という学年テーマを掲げ、それぞれが自分の役割を最後まで全うすることを誓い合いました。</p>
<p>同じ「全員を巻き込む」という目標に対しての役割を発表したのに、それぞれが違う役割を見出していたことには正直驚きましたし、自分とはちがったアプローチを同期の誰かができるということに頼もしさも覚えました。</p>
<p>自分の役割が分かると、自分の役割ではないこと、も分かります。“これは自分よりあの子にやってもらった方がいいな”とか、“ここは頼ってみよう”とか、そうやってバランスを取れているときに、一番うまく組織が回っていた気がします。練習中の簡単な例えとすれば、誰かが全体に「そんなパスミスしてたら練習にならないよ！」と厳しい言葉をかければ、また別の誰かが、「次のプレーから切り替えてがんばろう！」と声をかける。そんなことを意識的に行っていました。すると徐々にではありますが、以前より練習の雰囲気のオンオフにメリハリがついたり、後輩からの発言量が増えたりと良い変化が明らかに増え、この取り組みの意味を見出すことができました。</p>
<p>役割を自覚すること、それをすぐに諦めず全うすること。そのひとつひとつの行動は小さくとも、長い目で見ればそういった一人ひとりの違った働きかけこそが大きな組織をも変えていくのだと学んだ経験です。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/②.jpg" alt="" width="1478" height="1108" class="alignnone size-full wp-image-102798" /><br />
（28期同期写真）</p>
<p><strong>■今振り返って、ラクロスやっていてよかったと思うこと</strong></p>
<p><strong>【ぴの】</strong></p>
<p>何よりも本当に楽しかったです！　朝はくそ寒い河川敷にぞろぞろ集まって、登校時は鉄のゴールを持ちプロテインをリュックのポケットに入れて、一日練習の日は真っ暗になるまで走り回って、誕生日には蛍光色のTシャツとBCAAをもらい、気付けば始発から終電まで同期といる…。そんな日々はもう一生こないと思います。笑　このコラムを書くにあたって思い出にひたっていましたが、今考えても楽しすぎて＆辛すぎて笑っちゃうことばかりでした。</p>
<p>そんな楽しいことと辛いことの毎日で、知らず知らずのうちに身につけたこともたくさんあったんだと思います。練習の組み立て、MTGでの部員への共有、日本一をとるチームを創る、全てにおいてトライ＆エラーを繰り返した日々でしたが、毎日の中でたくさんのことに挑戦できたことそのものがとても貴重な経験だったんだと思います。幸い、今働いている会社でもたくさんのトライ＆エラーを経験させてもらえるので、自分自身やりがいを感じることができています。しかしそれは、どんな環境下であれ、トライ＆エラーをするくせをこのラクロス部でつけてもらった自分がいるからこそのやりがいなのかもしれないな～とも思います。（もちろん毎日張り切っているわけではなく、ぽけ～っとしている日もありますが。笑）</p>
<p>その他にも、周りの人と関係を築くこと、チーム・組織として機能するためにやるべきことを考えて取り組むこと、ラクロス部では当たり前のことが今の社会人生活でおおいに役立ってくれていることを感じます。</p>
<p>そして何より『人としてどうありたいか。』ということをいつも思い出させてくれるのはラクロスです。人に元気を与えること、人の魅力的な部分を引き出すこと、とことんまっすぐに意見すること。ラクロスを通して出会えた素敵な方々＆今も一生懸命に戦う後輩がそのことを自分に思い出させてくれます。</p>
<p>改めてラクロスが好きで、ラクロスって素敵だなと思えました。しゅんさん素敵な機会をありがとうございました！</p>
<p><strong>【りりか】</strong></p>
<p>私の人生において仲間、組織づくり、発信力、スケジュール管理能力、目標までの逆算方法、美味しいお店などなど、ラクロスで出会った人は私にたくさんのことを教えてくれました。あまりに書ききれないのでここでは『前を向く力』について伝えたいです。</p>
<p>私が引退した日の日記には『後悔もあるけど、こんなに褒められて引退できると思っていなかったから嬉しい。とにかくチームが勝って終われて良かった！！！』と書いてありました。（その翌日に彼氏に振られるとも知らず嬉しそうです。）毎日バカみたいに楽しいのとスマホを手放せないほど忙しいのと気が遠くなるほどグラウンドが遠かったので、余裕はありませんでしたが、ラクロス人生でたくさん頂いた言葉の１つ１つは、私の自信になりました。（厳しい言葉でも、お褒めの言葉でも忘れられない言葉がたくさんあります。）</p>
<p>何度も力不足で逃げたくなりましたが、諦めずに向き合ってくださるコーチ、大事な試合前に必ず連絡をくださるOGさん、同じ目標に向かって走る学年を超えた仲間達に支えられながら、1日も下を向かず4年間走り切ったことは私の誇りです。</p>
<p>私はいま新卒で入った会社で人材サービスの営業職として働いています。3年間で社内異動を何度も経験し、上司は６人目です。新規企業へテレアポをしたり、大手企業の全国採用をまとめたり、研修資料を作成したりします。仕事内容も環境も目まぐるしく変わる中で、仕事がどうでもよくなることもあれば、力不足で涙ぽろりしてしまう時期もありました。そんな時ラクロスの事を思い出すと、前を向いて仕事を進めることが出来ます。仕事量が多くても、落ち着いて真摯に対応できるようになりましたし、クライアントに求められるレベルに足りず自己嫌悪に陥っても、少しずつステップアップできるようになりました。プライベートでは…Netflixで驚異の集中力を発揮できるのもあの4年間のおかげかもしれません。</p>
<p>なので、とっても長い社会人生活の一歩手前である大学時代にラクロスを始めて本当に良かったと思っています。社会人生活ではしゅんさんほど有能な上司にまだ出会えていませんが（笑）、自分に負荷がかかった時に、青学ラクロス部で培った経験がなければ前を向けないことがあったと思います。ラクロスのおかげで人生が変わったと言っていいほど、パワーのあるスポーツだと思いますし、ラクロスをはじめたことで出会った皆さんを今でも心から尊敬しています。</p>
<p><strong>【がく】</strong></p>
<p>私もラクロスをしていて良かったと思うことのすべては書ききれそうにないので、2点だけ書かせていただきます。</p>
<p>1つ目は自分で工夫し行動することの楽しさを知れたことです。私は高校までバスケ部でしたが、毎日大嫌いだった顧問の悪口を言ったり（ごめんなさい）、ただ与えられたメニューをこなしたりと、なんとなく置かれた状況にいることの方が多かったように思います。</p>
<p>しかしラクロス部に入ってから、目標を掲げるだけでなく、そこに対して自分で工夫し行動することを初めは半強制的にすることとなりました。100人以上の組織で進んでいくという未知の経験で難しいことも多かった反面、いつしかその工夫によって組織が変わっていくことにやりがいと楽しさを感じるようになっていきました。夜な夜なビデオを見たり、みんなの前で話す際の順番を何度も何度も練ったり、資料作りをしたり、MTGをしたり…信じられないほどの労力をかけていたのに、それを苦と感じたことはありません。その結果、人前での話し方や、組織運営で大切なことを学ぶことができ、まずは自らで工夫し行動するからこそ楽しさがあって、その先に更なる学びがあるのだと知ることができました。これはこれからも、仕事やその他においても貫いていきたいマインドです。</p>
<p>そして2つ目、何よりもラクロスをやってよかったと思うのは、この組織での人との出会いです。しゅんさんをはじめとする、ラクロスの技術だけでなく、考え方、生き方、人への接し方、様々な側面を尊敬したいと思えるコーチ陣との出会い。一緒に目標に向かう楽しさを教えてくれた先輩や後輩との出会い。これからの人生も絶対に楽しくしてくれるであろう同期との出会い。その他にも様々な出会いがありました。</p>
<p>私は現在も青学のコーチをしており、なぜ卒業した組織にそんなに熱を注げるかと質問されることもよくあります。自分でもはっきりとした１つの理由があるわけではありませんが、まず思うのはラクロスが好きだということ、そして多くのことを学ばせてくれた組織への恩返しがしたいということ。でも一番は、現役の部員を含め、この組織にいる人たちとより深く関われる位置にいることが自分を成長させる、抽象的な言葉になってしまいますが、人生を豊かにしてくれると感じているからだと思います。ラクロスを通じて出会えたすべての方々に心から感謝しています。</p>
<p>これからも「愛し愛され続ける青学」の出身であることに誇りと責任を持ち、あのキラキラしていた4年間が自分の人生で最高だったときにならないよう、ラクロス部での経験を生かして邁進していきたいと思います！！</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/③.jpg" alt="" width="1568" height="1044" class="alignnone size-full wp-image-102799" /><br />
（引退試合の後、勝てたことに安堵が溢れ出すぎているしゅんさんと幹部3人）</p>
<p>―――　</p>
<p>私も知らない暴露まで含んでくれていてさすがでした。</p>
<p>この代が私に教えてくれたことは、ラクロスに限ったことではないと思っています。<br />
社会に出ると、誰しもがどこかでつまずくと思います。社会人2年目で花開く人もいれば、社会人5年目、6年目までなかなか花開かない人もいるかもしれません。でも、自分の仕事の過去の実績を見て、これからも自分はできないと決めつけたら、10年経ってもきっと花開く日は来ません。過去から何を学び、どう成長するか。ぐっと我慢した先に最高の花を咲かせられるのは自分を信じてあげられた人だけです。</p>
<p>そして、最高の瞬間が訪れたとき、あなたは誰とその瞬間を迎えたいですか？もしそこにたどり着かなくても、その旅を誰とともにしたいですか？ラクロスでも、仕事でも、そして人生においても、これは最も大切な問いなのかもしれません。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-18/feed/</wfw:commentRss>
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			</item>
		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#15 全ての「ありがとう」を伝える｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-17/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-17/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 14 Jun 2020 09:03:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=102784</guid>

					<description><![CDATA[「全てのありがとうを伝えます」 これは青学の3つの行動指針のひとつです。 私は、青学で教え子と一緒に築いてきた文化の中で、この言...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「全てのありがとうを伝えます」</p>
<p>これは青学の3つの行動指針のひとつです。<br />
私は、青学で教え子と一緒に築いてきた文化の中で、この言葉が一番好きです。</p>
<p>何度かこのコラムでもお話している通り、青学には理念・ビジョン・行動指針という組織の軸があります。理念は「愛し愛され続ける青学」。ビジョンは「不動のFINAL4」。そして行動指針は、「勝つための努力をします」、「品のある行動をします」、「全てのありがとうを伝えます」の3つです。企業においてはこれらを、経営学者ドラッカーが提唱したミッション・ビジョン・バリューという3つの言葉で表現している場合も多いかと思います。2016年に実施された労務行政研究所によるアンケート調査では、ミッションやビジョンがあると回答した企業はそれぞれ約75％にも上ることが判明しました。それほど昨今では「組織の軸となる考えを持つこと」は当たり前になってきており、同様の動きはここ数年ラクロス界でも加速しています。私も今年はSELLの活動の一環で、他チームの理念づくりMTGに参加する機会が何度かありました。</p>
<p>青学で理念を作ろうとなったのは実はとても遅く、私がコーチ8年目のことでした。最初の5年ほどは部員数が少なかったのもあり、そういうものがなくとも何となく全員が青学の良さを理解し継承できていたので、敢えてそれを言語化する必要性をあまり感じていませんでした。それと同時に、人数が少ないため組織に＋αの価値を生み出すための係があまり存在していなかったことも関係しています。しかし6年目以降、新歓・育成の改革の甲斐もあり劇的に部員数が増えたため、初めて係体制を見直して、すべての班を「運営班」と「普及班」という2つに分けることにしました。「運営班」は日々部活を運営していくために必要なグラウンド係や委員会などといったものであるのに対し、「普及班」は簡単に言えば、無くても組織は成立するけれど、あれば組織の価値をさらに上げられるような係の総称です。この時に新設された係には、家族班（部員の家族にどう応援してもらうかを考える班）など、いまでは青学の当たり前になっている班も複数あります。こういった活動ができるようになったのは、＋αの価値を考え、実現できるだけのマンパワーがチームに加わったからで、部員数が100名を超えたあたりから一気に、青学ラクロス部の「価値」を高める動きは加速していきました。このような流れの中で、組織の中で大切なものを浸透させるためにも、そして内向きではなく外向きにこの組織を多くの人に知って応援してもらうための働きかけをするためにも、何か軸となる“キーワード”が必要となってきていると次第に感じるようになりました。そして8シーズン目を迎えるとき、1日かけてその“キーワード”を考える大きなMTGをさせてほしいと幹部にお願いしました。</p>
<p>2017年1月のある日、100名近くの部員を集めた大会議室で、大掛かりなグループワークを実施しました。選手は10個ほどの班に分かれ、まずは「青学ラクロス部の30年後の選手にも大切にしていてほしいものはなにか」について話し合いました。そこから、その要素を抽出し、みんなに響くフレーズを考える。いま考えるとコピーライターみたいなことをみんなでやってみたのです。そうやってみんなのアイデアから理念「愛し愛される続ける青学」が生まれ、続けてビジョンを話し合いました。今年だけでなく、長期的目線で達成したいことはなにか。「不動のFINAL4」とは、いつか青学がFINAL4に入って驚かれるチームではなく、FINAL4にいて当たり前と思われるチームになるという希望と覚悟を込めてみんなで結んだ約束です。元々は「不動の4強」でしたが、翌年やはり「FINAL4」という言葉のほうが明確に目指すものがわかるということで変わりました。そして行動指針。「勝つための努力をします」は日本一を目指す権利のある学校としての誇りであり、「品のある行動をします」は青山学院という素晴らしい学校の代表としての自覚です。そして３つ目の「全てのありがとうを伝えます」は、このチームが昔から最も大切にしてきた感謝と温かさを凝縮したフレーズです。あれから4年の月日が流れましたが、私自信がいまでも誰にも負けないようにやり続けようと思っていることが、この「全てのありがとうを伝える」という行動です。</p>
<p>これは単純なことに聞こえるかもしれませんが、ぜひ自分の一日を振り返ってみてください。みなさんは、1日で何回「ありがとう」という言葉を使っていますか？部活の後輩だったときと比べて先輩になってからその数は増えていますか、減っていますか？社会に出て1年目と5年目、どちらの方が「ありがとう」と言っていますか？私は、青学においても、SELLにおいても、日本代表においても、言ってしまえば最高責任者です。だからこそ、私がネガティブなことを言えば大きなマイナスになりますし、私がポジティブなことを言えば大きなプラスになると思っています。この青学の行動指針は、ポジティブな言葉の代表格である「ありがとう」を一度たりともこぼさずに伝えることの大切さを訴えています。1年生だけでなく、4年生が伝える。部下だけでなく上司が伝える。立場に関係なく、相手が自分やチームのために時間を割いてくれていることに対等な立場で感謝を欠かさない。そんな当たり前であって難しいことの大切さを気づかせてくれる言葉です。</p>
<p>ポジティブワードを発する、というのは実はとても簡単そうでできないことの一つだと思います。周りにイライラするとどうしてもネガティブワードが出てしまうというのは、誰にでもある経験です。しかし、1回のネガティブワードには、7回ポジティブワードを言わないと取り返せないほど大きな影響力があるのです。これは、2003年にマサチューセッツ工科大学で行われた実験で証明されています。企業の社員たちの「周囲からストレスの影響＝受動ストレス」を調べたところ、ネガティブな感情はポジティブな感情より7倍も感染力が高かったことが分かったそうです。それほどネガティブなことを一度でも言ってしまうと影響が大きいのです。</p>
<p>青学は、昨年のリーグ前に絶不調に陥ったことがありました。練習試合で全く結果が出ず、徐々にみんなの顔から笑顔が消えていきました。自信を失くしたみんなのメンタルは負のスパイラルに陥り始め、練習でも覇気がなくなり、ミスをするとさらに雰囲気が悪くなる悪循環に陥りました。打開策を模索して、メンタルトレーニングの知識があった青学のヘッドトレーナーの寺田さんに、初めてメンタル面からのアプローチをお願いしました。ネガティブワードはポジティブワードの7倍伝染するというのも、この時に寺田さんから教えてもらったことです。この活動の一環で、青学ではポジティブワードを使うことを全体で徹底する動きが始まりました。逆にいえばネガティブワードを使わないということ。そして否定言葉を使わないということ。例えば上述の文でさえも、「ネガティブワードを使わない」と「ポジティブワードを使う」は結果的には同じことを言っていたとしても印象が全く違います。フィールド上においても例えば「ボールを後ろに下げない」を「ボールを前に上げる」と言うのも同様のことが言えます。そんな言葉の持っている力の細部のディテールまでこだわって相手に丁寧に伝える。言葉の魔法をプラスに働かせようとチーム全員が奮起しました。靭帯を切って主力にもなかなか食い込めず誰よりも悔しかったはずの主将がベンチから一番ポジティブワードを発し続け、フィールド上でも先輩後輩関係なくみんながポジティブな声かけをするようになった。7月の後半、リーグ目前に戦術のことからは離れ、思い切って数週間これだけに取り組んだ結果、その活動の最中から初めて1部校相手に3連勝したのです。結局そのあと主力が続けてリーグ初戦前に怪我をしてしまい、うまくピークを合わせることができずリーグは苦戦を強いられましたが、その数週間でのチームの変化には、私自身も改めて言葉の持つ力を学ばせてもらいました。「チームの雰囲気」をつくるのは一人ひとりであって、言葉のかけ方だけでこんなにもチームが変貌できるのかと、10年目にしてまた大きな学びを得られたこと、昨年の選手にはとても感謝しています。</p>
<p>CHELのときはもっとシンプルにポジティブワードの代表格の「ありがとう」を伝える活動をしたこともあります。当時<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-10" rel="noopener noreferrer" target="_blank">主将であったロイもコラム#8</a>で書いてくれていましたが、CHELはある年、全国大会3位まで勝ち進みました。ただ、舞台が大きくなればなるほど、それは負けられないプレッシャーとの戦いでもあります。勝ち進むにつれ、元々ロイのようなひた向きな選手が多いチームだったのもあり、練習でもうまく行かないと真面目に考え込んでしまうような時間が増えていました。そんな時、Sibyllaで日本一を経験し、また日本代表でも3度W杯を経験しているレジェンドわたさんが提案してくれたのが&#8221;サンキュー活動&#8221;です。とにかくとことんサンキューと言いまくる。ミスをフォローしてくれたらサンキュー。シュートを止めてくれたらサンキュー。笑わせてくれたらそれもサンキュー。1秒で言えるこの一言で雰囲気が良くなるならもっと言っていこう、という小さな心がけが、このチームを勝ちに導く一つの原動力になりました。サンキューという言葉をただ言うだけでなく、チームの仲間を大切にし、チームの雰囲気を良くする。サンキューという言葉をきっかけに全員がそんなことを意識するきっかけにもなりました。</p>
<p>上では青学とCHELを例に、ポジティブな環境づくりのチームにおける重要性について説いてきましたが、企業においてもこれは同様です。働きたい企業を選ぶとき、どうしても「業種」や「業界」に目がいってしまうのが普通だと思います。でも実際に働いてみて分かるのは、それ以上に企業それぞれの「雰囲気」や「企業風土」と言われるものが、その会社で自分自身が毎日幸せに働けるかということに大きく影響するということです。そしてそれだけでいうなら、私は今まで働いてきた会社の中でWWEの日本現地法人が最も働きやすく居心地がよかったです。WWEの年間売上は約800億円で、日本で最も有名なプロレス団体である新日本プロレスの約16倍です。世界的に見れば超有名なプロレス団体ですが、日本法人には社員が5人ほどしかおらず、私はその中でダントツの若さでした。5人しかいないということは、それぞれが違った分野において突出したスキルと経験を持っているということです。対して、私は社会人4年目の専門スキルもないペーペー。それでも他の社員に対等に扱われていないと感じたことは一度もありません。家族のような温かさがあり、近所のスポーツバーや行きつけの美味しい居酒屋によく飲みにも連れて行ってもらいましたし、18時になったらオフィスの冷蔵庫からビールが出てくることもありました。でもやるときはやる。そして私の大したことない仕事にも「ありがとう」を伝えてくれる会社でした。それはシンガポールにいたアジアのトップであった上司や、WWEのスーパースターと呼ばれる選手たちにも共通で言えることで、プロモーションツアーなどで来日すると、明らかに下っ端の私にも必ず &#8220;Thank you&#8221;を伝えてくれました。むしろそれが物凄いスーパースターであればあるほど、顕著であったことを覚えています。</p>
<p>55万人以上の企業人と接してきた著者が「一流役員が実践している仕事の流儀」という本で、一流の人の習慣を約40項目平社員・部長・役員のレベルに分けて紹介しています。その中の1つに下のような項目があります。</p>
<p>・平社員は、上司にだけ好かれる<br />
・部長は、社内の人にだけ好かれる<br />
・役員は、清掃員からも好かれる</p>
<p>肩書きで人を見るのではなく、どんな人にも丁寧な対応をする。ここ数日、世間を賑わせている芸能ニュースもまさにそんなことを考えさせられる内容ですが、これはスーパースターや芸能人でなくても、私たち一人ひとりも自分たちのコミュニティーにおいて考えるべきことです。その少しの心がけが、誰かにとっての会社や部活をより居心地が良く、楽しく、幸せなものにするのだと思います。</p>
<p>このように多くの周りの人から影響を受け、私は「ありがとう」を大切にするいまに至るのですが、そもそも私には、感謝やポジティブに生きる大切さを学ばせてくれる最高の教科書がずっと昔から一番近くにいます。</p>
<p>それは私が最も尊敬する人でもある、母です。あの一見派手でキャピキャピな母から私がどうやって生まれたのか、かなり不思議に思われることが9割5分ですが、派手でキャピキャピしているのは外見だけで、母は本当に大変な時もいつもポジティブなタフで出来た人です。私が6歳で渡米したとき、初めは学校に行っても習い事に行っても、周りが言っていることがとにかく一言も分かりませんでした。絶対音感を持っていて耳がいい兄とは違い、残念ながら語学のセンスは全くなし。加えて、真面目で努力家の兄に比べ適当でKUMONなども長続きしなかった私は、内容が分からないからと授業もほとんど寝ていました（それはそれでいま思えば強いですが）。英語自体を覚えるのも遅かったですし、発音にもそこから4年ほど苦労しました。LとRや、SとSHの違いがうまく発音できず、言語の特別クラスを取らされるなど、決して習得まで一筋縄ではいきませんでした。</p>
<p>それでも、アメリカで英語が喋れるようになるまでの数年で、“辛かった思い出”として残っているものは本当に一つもないのです。家に帰ればいつも母が笑顔で明るく迎えてくれましたし、母も英語が殆ど話せないのにいつも前を向いていました。遠足などの引率も必ず参加してくれましたし、アメリカではハロウィンのときに、子どもがtrick or treatと言いながら近所の家を一軒ずつまわってお菓子をもらうのが習慣なのですが、引っ越して3か月ほどしか経っていない1年目のハロウィンでも、近所のアメリカ人のご家族と母と兄で一緒にまわらせてくれたのを覚えています。いま考えれば殆ど言葉が通じない中でtrick or treatに行かない家庭や、日本人のいるコミュニティーで行かせる家庭もたくさんあったはずです。しかし母のポジティブな行動のおかげで、英語が話せなかった苦労よりも、母がつくってくれたそういった機会がすごく楽しかったという記憶の方が強く残っているのです。</p>
<p>いま考えれば、現在の私と同じくらいの年齢で子供2人を連れて知らない土地に行き、母だって絶対に想像できないほど大変だっただろうなと思います。しかし大変だという素振りは一度も見せませんでした。私の記憶の中の母はいつだって明るくニコニコしていましたし、だから母がつくる家の雰囲気もいつも明るくポジティブだった印象です。中学生になり日本に帰ってきたときも、1時間半の電車通学に慣れず電車を間違えまくったり、日本の勉強に全然ついていけず同じ学校の子が行っている塾には通えなかったりと、いま考えれば辛そうなこともありましたが、家に帰れば我が家はいつも明るかったですし、本当に辛い時は寄り添ってくれた思い出があります。</p>
<p>母は今でも、「暗い顔してたら良いことないよ！」とか「せっかくだから楽しみましょ！」とか、常に前向きな言葉をかけてくれる存在です。なんでこんなにテンション高いのだろうかと思うほど朝の「おはよう」から元気で、試合の日は玄関の扉が完全に閉まるまでずっと「ヴイヴイ」といいながらにこにこピースしています。母はそうやってポジティブなだけでなく、私がラクロスをやっていたおかげで楽しみが増えたから「ありがとう」と、本当は私が言うべき言葉を私にかけてくれるくらい、最も感謝を欠かさない人でもあります。</p>
<p>小学校や中学校のときは自分自身の生活の大部分を占めるのが家での生活だと思います。だから、私の当時の人生の大部分を占めた「家に帰った時の雰囲気」がいつも明るかったことが、そのときの私にとっては大きな「幸せ」だったのかなと思います。大学になると、その大部分を占める一つの要素は必ず部活です。だからこそ、勝つ喜び以上に、その場所が自分の家だと思えるか、その場所の雰囲気が好きになれるかが非常に大切だと思います。社会人になると、大部分を占める場所が今度は会社になります。もちろん家庭や、私のようにラクロスなどの会社以外のフィールドに幸せな場所を求めるのも一つですが、そもそも一番長い時間を過ごす会社の居心地が良くなければ、どれだけ結果を出してもそれが大きなストレスになりかねません。つまり、部活も会社も、そのときのライフステージのあなたの「幸せ」を決定づける大きな要素だということです。だからこそ、ただそこに在籍するのではなく、そこがいまポジティブな場所であるかどうかを常に考えるべきであると思います。もしそこがポジティブな場所でないなら、ポジティブにするためにどうすればいいか。自分にできることがないなら、そこを離れるのももちろん一つですが、「ネガティブだから辞める」は何もそこにアプローチせずに逃げているのと同じとも言えます。ポジティブな雰囲気をつくるのは上司部下、先輩後輩関係なく“一人ひとり”です。自分自身がポジティブな雰囲気づくりに貢献できているのか、まずは自身の行動から見直すのが大切かと思います。だからこそ困ったときは、一言「ありがとう」を言う相手や回数を増やすことから始めてみてください。</p>
<p>6月は母の誕生日があります。我が家は母のおかげで、いまでも必ず全員が揃って誕生日を祝う習慣があります。母の料理は本当に美味しいので、母の誕生日以外は家族で集まるときはほぼ母の手料理のご馳走が食卓に並ぶのですが、この日だけは母に休んでほしいという想いで毎年兄とどうするか考えます。今年はちょうど昨日、兄宅で兄がレベルの高い多国籍料理をふるまってくれました。プレゼントやケーキは私が用意しました（あとは食器洗いと兄のマッサージという下っ端仕事が妹の役目です）1年に1回、「ありがとう」を言葉にするだけでなく、兄と私なりにそれを行動で示す日です。母からは昨日もまたキャピキャピした「ありがとう」のLINEが届きました。</p>
<p>来週は父の日でもあります。昨日は1週早く、父にも普段言わない「ありがとう」を大好きなお酒に書いて伝えました。これも毎年の伝統です。ちなみに、父は私のいないFUSIONの試合にいまだに応援にいくくらい筋金入りのラクロスオタクで、基本的に干渉されたくない私には99％冷たくあしらわれていますが、決して恵まれていたわけではないところから自分の努力で未来を切り拓いた人でもあります。母とは違う部分で父のことも尊敬しています。</p>
<p>家族を大切に思っている私にとって、青学で最も好きな行事は「家族感謝祭」です。全国各地から部員の家族が一堂に会し、直接日々の感謝を伝える1年に1回の大事なイベントです。青学でコーチしていてよかったなと思う日は、自分自身が何かをもらう日よりも、大事な試合に勝った日よりも（これももちろん嬉しいです）、家族に「ありがとう」を伝えている部員の姿を見ることができたときだったりもします。家族感謝祭は、その年の戦績がどんな結果であれ、会場中がポジティブで明るく、温かい雰囲気に包まれています。感謝からはじまるポジティブな循環の結晶であり、最も言葉の魔法がかかった空間の一つだと思います。</p>
<p>「ありがとう」は魔法の言葉です。家族にも、同期にも、先輩にも、後輩にも、上司にも、部下にも、「ありがとう」と言える回数分、全て言っているか振り返ってみてください。本当に全て言えば、どれくらいポジティブな環境を自分からつくれるかも想像してみてください。明日、今までは言わなかった場面や人に対して「ありがとう」を言ってみてください。その一言から、あなたの周りが明るくなるかもしれません。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#14 自主性と多様性が生むもの｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-16/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-16/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Jun 2020 09:32:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=102767</guid>

					<description><![CDATA[昨今ニュースなどでもよく聞く言葉で、多くの企業において重要視されている言葉に「イノベーション」があります。この言葉は21世紀に入...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>昨今ニュースなどでもよく聞く言葉で、多くの企業において重要視されている言葉に「イノベーション」があります。この言葉は21世紀に入ってからより注目されてきており、近年日本の企業でも“イノベーション推進部”というような部署がある企業も増えてきています。また、2007年には政府からも「イノベーション25」という2025年までを視野に入れた成長に貢献するイノベーションの創造のための長期的戦略指針も発表されました。</p>
<p>私が大学時代に通っていた慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス（通称SFC）は、起業家大国といわれており、様々な分野において新たな価値を創造し起業をしている先輩や後輩がとにかく大勢いる学校です。そのため、授業も他の学部や学校ではあまり聞かない独特なものが多いですし、1年生から研究会というゼミのようなものに入り、特定の分野の研究を徹底的に行うことも可能です。私も2年生時にスポーツビジネスについて深く研究したいと思い、そこから3年間同じ研究会に所属して、卒業制作ではマイナースポーツに特化したエージェントビジネスのビジネスプランを書き上げました。いまでも当時の教授には大変お世話になっており、何度か講義のゲストとしてスポーツビジネスについてお話させていただいたこともあります。また、当時の仲間の中にはSELLの立ち上げや現在進行中のプロジェクトに携わってくれているメンバーも複数おり、あの研究会でかけがえのない学びと出会いを得られたと感じています。幅広い分野において独自で研究を進めている人が多いので、何を勉強しているかと聞かれると一言では言い表せないような大学ですが、「イノベーション」は間違いなくSFCのカリキュラムにおける一つの軸となる考え方であり、「イノベーション」を重んじるSFCの環境があったから、独立して夢を追いかけている今があるのだと思っています。</p>
<p>では、「イノベーション」とは具体的にどのようなことを意味する言葉で、どのような歴史的背景の中で生まれたのか。イノベーションは、日本語ではよく「技術革新」と訳されますが、本来は技術に限らず広い概念を持っている言葉です。新たな考え方や技術を取り入れて新しい価値を生み出し、社会全体やあるコミュニティにおいて「革新」や「変革」をもたらすことがイノベーションの本来の定義と言われています。イノベーションの概念を最初に提唱したのは、オーストリアの経済学者ヨーゼフ・シュンペーターです。彼は1912年、わずか29歳の若さで発表した著書「経済発展の理論」（1912年）の中で、イノベーションの中心概念と5つのイノベーションのタイプを定義しています。発展にはイノベーションが不可欠というこの考え方は、100年後の現在も多くの国や国際機関、そして企業・経営者が共有している経済成長の基本の考え方です。</p>
<p>シュンペーターは、経済成長を起動するのは企業家（アントレプレナー）による新結合（ニューコンビネーション）だと主張しています。そしてこの新結合こそがイノベーションであり、さらにその新結合は5つのタイプに分類できるとしました。現在は、イノベーションの指針として、このシュンペーターの新結合の分類を基にOECD（経済協力開発機構）がまとめた“オスロ・マニュアル”というガイドラインが存在しています。その中で、イノベーションは下図の通り4つに分類をされています。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102775" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/OECD画像-1.gif" alt="" width="949" height="584" /></p>
<p>昨今でも様々なイノベーションが世界中で起きています。中でも、21世紀を代表するイノベーションとしては、Facebook、iPod(iTunes)、Amazon、そして最近ではUberなどが有名です。これらは本当に世界中を席巻した巨大なイノベーションですが、もっと小さな規模でもイノベーションは様々な場所で無数に誕生しています。</p>
<p>では、そういったイノベーションはどのような環境において生まれるのか。イノベーションを生むための大きな要素と言われているのが「自主性」と「多様性」です。</p>
<p>「イノベーション」と「自主性」の関係性については、100年以上前から結果を出し続けている企業の実例をもとに紹介したいと思います。イノベーションを次々と生み出す企業の代名詞的な存在としてよく取り上げられるのが米国の3M（スリーエム）という企業です。スリーエムは皆さんも日常的に使っているであろう“ポストイット”を創った会社として有名で、実はそのポストイットも別の用途のために作られた失敗作からひらめいたアイデアで生まれたイノベーションだったと言います。スリーエムはそれ以外にも、画期的な新製品を途切れ無く市場に導入することでイノベーション企業としての確固たる地位を築いてきました。実はSELLの選手にスリーエムジャパンに勤めているメンバーがいるのですが、彼女に入社の理由を聞いてみると、「毎日みんなが目にしているもので社員にしかわからないような自社製品があちこちに使われているのがかっこいいと思った」という答えが返ってきました。ちなみに、彼女がスリーエムを受けたのは、家でどの企業を受けようかと考えていた時に机の上にあったScotchテープが目に入り、それがどこの会社のものだろうと調べたことがきっかけだったそうです。テープが有名なScotchはスリーエムを代表するイノベーションブランドの一つです。スリーエムはダウ工業株30種の一つでもあり米国を代表する優良企業ですが、数々のイノベーションを繰り返してきた裏には、「15％ルール」という業務時間の約15％を本業以外の好きな研究に充てることを許可するルールなど、イノベーションを生み出すための独自の企業文化があると言われています。そしてその企業文化の中でも最も奨励しているのが「社員の自主性を尊重する」ことです。</p>
<p>スリーエムの有名なエピソードとして、「マックナイトの手紙」と言われるものがあります。1948年当時、創業から50年を迎えようとしていたスリーエムにも新しいものを生み出すのに苦戦する時期が訪れていました。そんな厳しい現状を打破しようと、当時の会長マックナイトは、全管理職に向けて手紙を書きました。「自主性の尊重と失敗の許容」と題されたその手紙の中で、彼はスリーエムの成長の原動力はイノベーションにあることを説き、社員の独創性の芽を大切に育むことを全管理職に向けて訴えたのです。マックナイトの手紙は、全世界のスリーエム社員に語り継がれ、いまでも起業家精神とイノベ―ションを生み出す企業文化の礎にあると言われています。</p>
<p>このマックナイトの言葉は、スリーエムジャパンの新卒採用ページにも大々的に掲載されています。また、同ページには「新たなイノベーションの創造には、そのプロセスのなかでいくつもの試行錯誤を経ることが必要であり、失敗をおそれない積極的なチャレンジこそが社員の自主性を伸ばすという考え方が根づいている」という言葉で、自らの企業文化についての紹介がされています。社員が張り切ってチャレンジするのであれば、上司はひたすら唇を噛みしめ、じっと部下を見守ること。そして、例え部下が失敗したとしても、再度チャレンジするよう励ますこと。それが結局は、イノベーションを起こすための必要条件に他ならないという認識が、管理職を含めた全社員の間で徹底されている。そういった点が、社員のチャレンジを尊重し、失敗を許容しようとしない多くの企業と新たなイノベーションを創出できる「人財」の面で差を生み、結果的にイノベーションが生まれる企業とそうでない企業の差になっていると言われています。</p>
<p>イノベーションにおける「自主性」の重要性をマックナイトが説いてから約70年、昨今のイノベーションにおいてより注目されているのが、もう一つの要素、「多様性」です。こちらは企業の実例ではなく、昨今の研究結果から重要性を説いていきたいと思います。2016年にミュンヘン工科大学とBCG（ボストン コンサルティング グループ）が共同で行った調査では、ドイツ、スイス、オーストリアの171社を対象に、多様性が実際にどの程度イノベーションに関係しているかについて調べられました。その中で、各企業におけるいくつかのカテゴリの多様性と、直近3年間の収益に占める新商品・サービスの割合を調査した結果、多様性の数値が高い企業ほど新商品・サービスの割合＝イノベーションも多かったことが判明しました。この調査で裏付けられた通り、21世紀のイノベーションにおいては、価値観や専門分野が異なる人々が集まる環境が、自分たちの常識の一つ先をいく発想を生むには不可欠とされています。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone wp-image-102769 size-large" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/diversity-1024x672.jpg" alt="" width="1024" height="672" /></p>
<p>私が以前働いていたナイキにもスリーエム同様、イノベーションを大事にする企業文化があり、それはナイキの中では &#8220;11 Maxims&#8221; という11の行動指針のようなものに落とし込まれていました。下図がその11の指針の内容です。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone wp-image-102768 size-large" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/nike11maxims-1024x459.jpg" alt="" width="1024" height="459" /></p>
<p>ご覧のとおり、まず真っ先に、「It is in our nature to innovate（イノベーションは私たちの本質である）」ということが書かれています。私がナイキにいた頃にも、一度イノベーションを生むための大々的な部署の再編成が実施されたことがあり、そのときのテーマは &#8220;cross-functional innovation（部門横断型イノベーション）&#8221;でした。つまり、部門の職能上の枠を超えることにより、各部署とそれぞれの部署の人材が持つ多様な価値観や経験、バックグラウンドを融合させイノベーションを促進させる取り組みです。このように、世界的大企業においてもイノベーションを生むためには組織内の環境が非常に重要だと考えられています。そういった意味では、ラクロスにおける環境は非常にイノベーションには適した環境だと言えると思います。</p>
<p>ラクロスはこれまでのコラムでも触れてきたとおり、「自主性」と「多様性」に満ち溢れた環境です（詳しく知りたい方はコラムの<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-5" target="_blank" rel="noopener noreferrer">#3</a>,<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-11" target="_blank" rel="noopener noreferrer">#9</a>,<a href="https://lacrosse-plus.net/column/sell-12" target="_blank" rel="noopener noreferrer">#10</a>あたりを読んでみてください）。多くの競技と違い、部活運営はほぼ学生主体で、様々なバックグラウンドを持つメンバーがラクロス部に集まります。その中で日々、イノベーションのチャンスは無数にあります。例えば、青学は今年「一度も会わずにラクロス部に入部してもらう」という新たな新歓スタイルを確立し、40名の新入生が入部を決めてくれました。これはラクロス界のマーケティング・イノベーションの一例です。自分たちでそれがイノベーションだという自覚をしていないだけで、実はこういった試行錯誤をラクロス部では日常的に幾度となく繰り返していると思います。</p>
<p>上述した青学の新歓の例は、一般的に「クローズドイノベーション」と言われるものです。この言葉は、2003年にカリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネスのヘンリー W.チェスブロウ教授が自身の著書ではじめて提唱した「オープンイノベーション」という言葉の対義語として使われています。オープンイノベーションとは、「企業内部と外部のリソースを有機的に結合させ、意図的に新たな価値を創造すること」であり、対してクローズドイノベーションとは「企業内部のリソースのみで新たな価値を創造すること」を指します。この「オープンイノベーション」という考え方に、最近では文部科学省なども注目しはじめています。文部科学省は平成29年版科学技術白書の中で、「イノベーションを巡るグローバルな競争が激化するなか、従来のクローズドイノベーションに代わり、組織外の知識や技術を積極的に取り込むオープンイノベーションが重要視され始めている」とし、我が国の産業界や教育研究機関も積極的にオープンイノベーションを導入することを提言しています。</p>
<p>青学の新歓の例は、青学の部活が持つリソースのみを活用して新たな価値を創造した「クローズドイノベーション」にあたりますが、昨今の社会の中で価値が上がっているのは上述したとおり「オープンイノベーション」の方です。ラクロス界でも、この状況下で学生からオープンイノベーションの考えに基づく活動が出始めています。「学生によるラクロス界の発展と価値向上」を目的に現役の大学生によって立ち上げられたfrom.laxや、「2020をなかった年とは言わせない」をキーワードに、こちらも大学生が立ち上げたkeep_the_fire_burningなどは、このコロナ自粛の状況下でこそ生まれた、「オープンイノベーション」に繋がる活動だと思います。また、これらを先導している学生に関しては、前述した「自主性」の面でも非常に高いものを持っているのだと思います。それぞれが自ら「やりたい」と思い、やらなくてもいい挑戦に挑んだ。勝ち負けのあるスポーツだからこそ、普段は敵として接することのほうが多い相手と面と向かって意見を交わし、一緒に考え抜いた先に何が生まれるのか、個人的にもすごく楽しみにしています。</p>
<p>SELLが大切にしている考え方の一つも「オープンイノベーション」です。元々別々のクラブチームで日本一へ向けてそれぞれが比較的クローズドな活動をしていた社会人選手が、所属チームや年齢、経歴関係なく、「もっとうまくなりたい」という一心で集まるのがSELLの平日練です。そもそもSELLという団体はあくまで各クラブに所属しているメンバーが自ら志願して参加している「やりたい」の集まりだと言えます。その自主性の先にある答えは特に誰もわからずに自由にやっています。SELLにいまあるのは本当に小さなイノベーションかもしれませんが、NeOでも、MISTRALでも、FUSIONでもない、新たなラクロスのアイデアが生まれる場所であり、やりたいことに自由に挑戦ができる場所、それがSELLであってほしいなと思っています。</p>
<p>イノベーションを生む環境には、必ず「自主性」と「多様性」があります。皆さんの組織では様々なメンバーの「やりたい」をどれだけ行動に移す仕組みが整っていますか？イノベーションの舞台がラクロスでも、ビジネスでも、それ以外でも、イノベーションに必要な要素は変わりません。まずはいま自分のいる場所から、小さな「やりたい」を異なる価値観やバックグラウンドの誰かの別の「やりたい」と組み合わせて形にしてみてください。その先にはワクワクするようなラクロス界のイノベーションがあるかもしれません。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</p>
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		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#13 逆境の功名｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-15/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-15/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 07 Jun 2020 10:39:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=102752</guid>

					<description><![CDATA[「怪我の功名」ということわざは誰しもが聞いたことがあると思います。「怪我の功名」とは「過ちや間違いが偶然的に良い結果をもたらすこ...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「怪我の功名」ということわざは誰しもが聞いたことがあると思います。「怪我の功名」とは「過ちや間違いが偶然的に良い結果をもたらすこと」を意味し、同じ意味でよりストレートな表現の「過ちの功名」という言葉もあります。今回はその表現に預かって、「逆境の功名」、つまり一見マイナスなイメージの強い環境が、ラクロスにおいてなぜ良い結果をもたらすかについて説明していきたいと思います。</p>
<p>逆境については心理学の分野でも長年、多くの研究がなされてきました。逆境は英語で&#8221;Adversity&#8221;といいますが、&#8221;Adversity&#8221;は逆境を跳ね返すという意味の&#8221;Resilience&#8221;と対で使われることが多々あります。この&#8221;Resilience&#8221;に関しては、逆境に打ち勝つための要素の研究として「レジリエンス心理学」というものも存在しています。これは1960年代に心理学者ウェルナーが行った研究が始まりとされており、研究方法として同じような脆弱劣悪な幼児環境で育った子供たち約600名を対象に長期的な観察が行われました。その結果、2/3はうまく社会適応できなかったにも関わらず、残りの1/3はきちんと社会に適応したことが分かり、ウェルナーはその差は「それぞれが持っているレジリエンス＝逆境を跳ね返す力の差である」と結論付けたのです。そしてこの力が具体的にどういった要素であるかを研究しているのが「レジリエンス心理学」です。</p>
<p>昨今では、このレジリエンス心理学と類似した考え方が人の能力を測る指標にも適用されています。米ハーバード大学ビジネススクール客員教授のポール・ストルツ博士は、1997年に「逆境指数＝Adversity Quotient」という新たな能力を測る指標を考案しました。一般的に「AQ」と呼ばれているこの指標は、「逆境に対してどのように反応/対応するのか」を数値化したもので、それまでの能力指標とは一線を画した全く新しい概念として注目を浴びました。AQはRQ＝心の弾力指数/Resilience Quotientとほぼ同義として認識されており、これらの両指標は企業などにおいて逆境を跳ね返す個々人のメンタルの強さを測る数値として使用されています。</p>
<p>能力指数の歴史を遡ると、人の能力を測る指数で最も古くから使用され有名なのは、地頭の良さを測る際に用いられる「知能指数＝lntelligence Quotient(IQ)」です。これは学歴や教養などにとらわれない「脳の性能」そのものを表す値として、1900年代初頭より使用されています。ところが、いくらIQが高い人であっても、他人の気持ちを汲み取れない人は決して成功できないという考えが次第に強くなり、20世紀後半に入るとIQ重視の風潮は見直され始めました。1987年、その結果として生まれた新たな指標が、「心の知能指数＝Emotional Intelligence Quotient(EQ)」、すなわち「他者との良好な人間関係を築く能力」を表す値です。これにより、高いIQに加え、高いEQ（＝他人の気持ちを察する力）を兼ね備えていることが、成功者の条件であると言われるようになりました。</p>
<p>そしてそのさらに10年後、ストルツ博士が自身の著書の中で初めて発表したのが、上にも記した「AQ」です。2000年代に入るとIT不況やリーマンショックを受け、厳しい時代への変化とともに「AQ」への注目度はさらに高まり、昨今のアメリカのビジネス界ではこの「AQ」こそが「現代の成功者に欠かせない要素」と言われるまでになっています。</p>
<p>さて、この「AQ」では逆境への対処方法が5つのレベルに分けられています。</p>
<p>・レベル1 逃避（Escape）：逆境に立ち向かえず逃げようとする<br />
・レベル2 サバイブ・生存（Survive）：なんとか生き残ろうとする<br />
・レベル3 対処（Cope）：とりあえず対処をする<br />
・レベル4 管理（Manage）： 逆境を管理し解決しようとする<br />
・レベル5 滋養（Harness）：ピンチをチャンスにし、さらなる飛躍を目指す</p>
<p>ご覧の通り、レベル1「逃避」のAQレベルが一番低く、逆にレベル5「滋養」が一番高くなっています。レベル1は逆境に直面すると逃避する人、レベル2はなんとか生存出来るという程度の人、レベル3はなんとか対処をする人、レベル4では逆境の中でもより良い解決策を模索する人、レベル5は逆境を逆にチャンスに変えられる人です。</p>
<p>ストルツ博士はここからさらに、人々が逆境に直面した際の対処法によって3つのタイプに分類しています。</p>
<p>・脱落組(Quitters)：頂上を目指すのを何年も前に諦めていながら、それを自ら認めない人たち。<br />
・キャンパー(Campers)：仕事はキッチリこなすが、必死に頑張るわけではなく、安全で安定した場所を求める人たち。<br />
・登山家(Climbers)：逆境に負けずひたむきに頂上を目指す人たち。</p>
<p>登山家が最もAQが高く、キャンパーが中間、脱落組が最も低い人たちです。先ほどのレベル分けを山登りに例えると、レベル1が早々に山登りを諦めた脱落組、レベル2と3が景色の良い場所で立ち止まりたいキャンパー組、そしてレベル4と5が逆境の中でも頂上を目指したい登山家組というようなイメージです。</p>
<p>重要なのはこのタイプ分けに関連する衝撃的な数値です。ストルツ博士の調査によると、企業に属する従業員の80％以上は「キャンパー」か「脱落組」であり、逆境が重なると現状に安住しようとするか、逃げ出してしまうと言います。つまり、5人に4人は、逆境に直面したときにその逆境に立ち向かうことを辞めてしまうそうなのです。その一方で、昨今の社会の中で組織に求められているのは、言うまでもなく残りの1人です。この1人は、ひたむきに頂上を目指す登山家タイプの人材です。特に経営者や管理職などのリーダー職においては、レベル4以上のAQを持った登山家タイプが望ましいと言われています。また、リーダーのAQが高い方が組織全体も成功するということは、実際に調査で分かっているそうです。逆にいえば、そういった人は「失敗は成功の元」という考え方がとことん染み付いている人でもあります。つまり、AQが高い人は失敗を常に良い方向へ捉えるため、失敗を恐れて何かを躊躇することは非常に稀であり、組織がリスクを背負って新たなチャレンジを経てさらに大きな成功を手にするためには必要な存在なわけです。<br />
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</p>
<p>このAQという考え方に私が初めて出会ったのは2015年のU19日本代表の活動にACとして携わっていたとき。当時のHCだった永島さんがよく選手に語りかけていた言葉だったため知ることとなりました。その時のU19は、その4年前が最強世代（後にNeOを創設する世代）と言われていたのに比べ、前評判があまり高くなく、さらには半年という限られた期間内、限られたリソースでの活動であり、決して条件的に恵まれていたわけではありませんでした。そんな時、永島HCは繰り返し選手にその逆境の中で「ただ存在するだけ」の選手ではなく、「その逆境に立ち向かえる」選手になることを促しており、結果的に選手たちは見事その期待に応え、プールA復帰を果たすことができました。そのあと2017年の世界大会でACを一緒にやった際にも逆境指数の話はしていましたし、最近では2020年の全国強化指定選手団の活動の中でもこの考え方を紹介していたので、永島HCの下でラクロスをしたことがある人にとってはむしろ馴染み深い言葉かもしれません。</p>
<p>そもそもこの話を永島HCが大事にするのは、彼自身のバックグラウンドがあってこそのことだと思っています。永島HCは元々関西の下部リーグの大学を卒業しており、出身も在住も九州です。私のように、もともとラクロスを始めた環境が恵まれていたわけではなく、自分が置かれた厳しい環境という逆境をむしろチャンスに変え、関西のトップゴーリーに成長し、さらには日本屈指の「勝ち方を知るコーチ」にまでのし上がってきた人です。なので、日本トップレベルの育成環境で育てていただいた私はそのような境遇には何も共感できないのですが、逆に永島HCは私が代表選手として乗り越えてきた逆境にも共感してくれ、その先で逆境を越えてきた仲間として認めてくださり、それが大きな励みになりました。</p>
<p>2009年、日本代表選考途中の私は、かなり厳しい逆境の中で戦っていました。身長がメンバー内で最も低い上に、不器用でクロスワークも人並み以下、（これは自分のせいですが）ほぼ左手しか使えない、スピードが売りと言われていたけど代表では普通。最初のころは自分の代表での生き方など全くわからなくて、正直逃げたくなることも何度かありました。でも逃げなかった先で、自分の道を必死で探した結果たどり着いた私のプレースタイルがあり、結果的にはそれが評価され、代表メンバー入りを果たすことができました。とはいえW杯メンバー18人に選ばれても、慶應では一番の点取り屋だった私も、代表の中では守備的ポジションで18人中18番目の選手。大事な試合の大事な場面では、私の定位置はいつもベンチでの応援でした。ただ、18番目の選手ということもマイナスに捉えたことはありません。見方を変えれば、その立ち位置だからできる仕事があるということ。主力の選手が大事な場面で持てる力を全て発揮できるように、与えられた場面で自分の仕事を120％でやりきる。その仕事に私なりの誇りがありました。私はたしかに誰もが憧れる日本のエースとは程遠い、日本代表の最も目立たない存在でしたが、日本代表の18枠に不要な枠など一つもありません。そしてそれはどのチームにおいても同じはずです。チームはエースや中心選手だけで成り立っているわけではない、全員が頑張らないと意味がない、と身をもって知ったかけがえのない経験です。18番目の選手、もっといえば30番目や50番目の選手も逆境に立ち向かって戦っているからこそチームは強い。今も大切にしているこの考えの原点はこういった“逆境に立ち向かう経験”です。</p>
<p>AQは持って生まれる先天的な能力の高さではありません。訓練や経験によって高めていくことが可能であり、永島HCや私に限らず、普段から逆境だらけのラクロス環境に身を置いているラクロス界の全員がAQを高めるチャンスに多く直面しているはずです。例えばグラウンドがない問題。昔は私もグラウンドが毎日当たり前に使えているサッカー部やラグビー部などが羨ましくて仕方ありませんでした。でも一つ見方を変えれば、グラウンドを求めて1時間半電車に乗る日々があったおかげでやたら電車に詳しくなったとも言えます。社会人になって車で移動するようになってからは、首都高や周辺高速道路にも相当詳しくなり、行きたい場所もラクロスのおかげで増えていきました。また例えば、朝がとてつもなくはやい問題。これも、もう少し朝寝ることができる他の部活が羨ましかった時期もあります。でも一つ見方を変えれば、こんなにも朝に強くなる部活はありませんし、朝から活動しているおかげで1日の中で部活や授業、それにバイトや友達と遊びにいく時間まで含められるくらい充実もしていました。社会人なってからも、ラクロスのときよりも朝が早かったことなど一度もなく、どれだけ早朝会議が入ったり、日中の予定がひたすら詰まっていたりするような日々を送っていても、それはそういうものだとしか思わず、苦痛とは感じませんでした。結果、SELLも早朝7時から幹部MTGをする現在のスタイルがあります。</p>
<p>ストルツ博士は著書の中で、AQを高めるために最も重要となるポイントは、何ごとも肯定的に受け止めることができる「ポジティブさ」であると述べています。AQの高い人は、窮地に追い込まれてもポジティブ思考で物事をプラスに考えて、失敗や挫折の場を成長の機会と捉える。だからこそ、例え途中で挫折しても成功するまで粘り続け、最終的に成功することができるそうです。上述した例はほんの一例ですが、ラクロス部の環境は捉え方によっては不遇と思えることもたくさんあるかと思います。しかし全ての側面にプラスな面があると考える習慣をつけ、そういった逆境に文句を言うのではなく、むしろその逆境から成長できる人になることは、ラクロスを通して得られる大きな財産だと言えるはずです。</p>
<p>今はこのような世界的逆境の状況下であるからこそ、なおさら逆境へ立ち向かう力を問われています。このコラムも「今だからできることをやろう」と、逆境の中で生まれた企画です。結果的には予想以上に幅広い方々に読んでいただいており、何年も連絡をとっていなかったような仲間からも多く連絡をもらえて、本当に嬉しく思っています。また文章を書くことがとりわけ好きなわけでもないので、大変ではないかということもよく聞かれます。もちろん大変は大変なのですが、それ以上に毎回書かないといけないという状況だからこそ色々と振り返ったり調べたりする機会が増え、自分自身にとっても非常に学びが多いのです。逆境に立ち向かおうと始めた企画のおかげで、むしろ色々と良いことがあり大変感謝しています。</p>
<p>日本代表にとっても、このコロナの自粛期間は未だかつて直面したことのない大きな逆境でした。日本代表は世界大会の1年半前から活動をしているとはいえ、リーグ期間中は日本ラクロス界の地場である各地区のリーグ戦が最優先のため活動は一時休止され、結果的に活動できる日数は合計40日以下。つまり、4年に一度の世界大会に臨むにあたって準備できる期間は大学の部活の約2か月程度ということになります。その中で、今回のコロナの影響ですでに10日間以上活動日数は減り、さらに貴重な海外との実戦の場であった英国遠征も中止になってしまいました。これは非常に残念なことですが、ここで「コロナだから仕方ない」と言って何もしない団体になってしまうと、上で書いた「ただ存在するだけ」になってしまいます。そうならないよう、この状況をどうすればプラスに変えられるか、コーチ陣や主将副将と話し合いました。その結果、いつもは大きなハードルである物理的距離が関係なくなったという今の状況を逆手に取って、毎週オンラインMTGをするという挑戦に踏み切りました。全国各地から選手が集まるため隔週活動が原則の日本代表において、これは前例のないことです。実際に4月頭から今週末まで10週にわたり、毎週欠かさず3時間近くのMTGを行ってきました。いつか話すネタが尽きるかなと思いきや、どうすればもっと面白くできるか、もっと選手に響く内容のMTGができるかと毎週考えていたら色々とアイデアが出てくるようになり、いつの間にか内容が多すぎてMTGの時間管理ができないというハプニングを頻発させるようにまでなっていました。</p>
<p>この10週間で、MTG時間としては30時間を積み重ねたことになります。これはすでに前大会の代表活動全体を通してのMTG時間に匹敵する量です。その分確実にラクロスのIQ、そしてこの逆境状況下へのAQは上がった実感はあります。また、選手はMTG以外にもたくさんの宿題を課されており、ここまでに何十時間もの自主練を積み重ねてきています。選手の進化に、例えば素振りという何気ない練習がこんなにも奥深く進化できるものなのかなど、改めて学ばされることも多くありました。そして、1キロ6分で走るのも苦しい今の自分には考えられない、1キロ4分ペースでの長距離ランと日々格闘している選手たちには尊敬の念しかありません。また、全国で元気をなくしていたり立ち止まったりしてしまっている仲間に少しでも何かアイデアや元気を与えられればと、全国のチームに向けて地区別で代表選手主催のオンラインMTGという初の試みも実施しました。こういった逆境の中で生まれた努力やアイデアがこの先どのように花開くか、非常に楽しみです。</p>
<p>コーチとスタッフも、この未知の状況の中で、毎週事前にオンラインMTGの準備もしなければならない上に、自身の理解レベルもきちんと上げなければオンラインでは何も伝わらないので、毎週新たなインプットを得て、自分たちも成長することに必死でした。それぞれの仕事もある中で、そこに惜しみなく時間と労力を懸けてくれる仲間の姿を見て、自分も「逆境になんて負けてたまるか」「この状況からでも絶対に最高の結果を出すんだ」と燃えていました。そんな発見があったのは、この状況下でもプラスになる試みを、知恵を振り絞って考えまくったからだと思っています。この期間中、うまくいったことも、うまくいかなかったこともありますが、それでも上へ登り続けたことによってチーム全員が逆境に強くなったと信じたいです。</p>
<p>この10週間の試みが日本代表にとって成功か失敗かは、2021年の7月になってみないと分かりません。むしろ、これからの1年はきっとさらに多くの逆境がこの先で待っているのだろうと思っています。ただ、少なくともこの数か月、逆境をただ受け入れるのではなく、チャンスに変える方法を精一杯考え抜いたということは誇りを持って言うことができます。「逆境をチャンスに変える」人になるために、まずは自分自身が物事の良い面を捉え、一つずつ行動に移す。その大切さを強く感じた10週間でした。</p>
<p>ストルツ博士は著書の中で、人間は仕事・プライベートも含め、1日に24回もの逆境に遭遇する、と述べています。コロナは世界最大級の逆境ですが、アフターコロナの中でも、逆境がない生活などあり得ないということです。だからこそ、いまのこの逆境をとてつもなく大きいチャンスだと捉えられるか、ただただ最悪な出来事だと嘆くか。捉え方を変えれば、大きな逆境こそ大きなチャンスです。その逆境に立ち向かうも、ただ何もしないのも、逃げるのも、自分次第です。いつの日か振り返って「逆境の功名」と言える今日を過ごしましょう。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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<p class="well">▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-102608" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" /></a><br />
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</div>
</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#12 私がラクロスから学んだもの File.003｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-14/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-14/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 03 Jun 2020 23:34:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=102732</guid>

					<description><![CDATA[「私がラクロスから学んだもの」シリーズ第3弾を書いてくれるのは、私の慶應の同期である森井（旧姓：小出）菜々子さんです。 私の同期...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「私がラクロスから学んだもの」シリーズ第3弾を書いてくれるのは、私の慶應の同期である森井（旧姓：小出）菜々子さんです。</p>
<p>私の同期は非常に個性豊かで、今となっては専業主婦として日々子育てに奔走しているメンバー、子育てとキャリアを両立しているメンバーも多数。その他にもずっと海外で仕事をしているメンバー、家業に勤しみ素敵なお店を経営しているメンバー、大学院に戻り勉強をしているメンバーなど様々です。そして慶應・日本代表・CHELで同じチームメイトとして戦い、いまは青学で一緒にコーチをしている同期以上の同志もいます。菜々子はその中でも、私に大学時代からずっと多くの学びを与えてくれている最もバイタリティー溢れる同期の一人です。</p>
<p>菜々子の周りにはいつも仲間がいます。同期の一発芸コンビのひとりで、いつも面白いことを考えていた気がします。先日も写真の整理をしていたら、海外遠行ったときに撮った菜々子のおもしろ写真フォルダが出てきて、つい笑ってしまいました。とにかく友達が多く、仲間に愛されていて、旦那さんが菜々子にプロポーズしたときも、5年ほど前にハワイで結婚式を挙げたときも、結婚式の2次会のときも、いつも高校や大学の仲間をみんな巻き込んでやるので、なぜか私も菜々子の高校の友達ともFacebookで繋がっています。菜々子はそんな仲間の輪を広げていく力がある人です。練習後にご実家にお邪魔すると、絵に描いたような優しそうなご両親がおいしい料理と楽しい会話でもてなしてくれて、菜々子の仲間を楽しませる精神はご両親譲りなのだなと思っていました。</p>
<p>それだけでなく、菜々子はとても向上心がある人です。高校時代から親元を離れて1年間海外留学に行っていたり、その期間でたった1年とは思えないほど英語が上手くなったり、社会人になってからもリクルートで表彰されたりと、とにかく頑張り屋です。大学のときは、部活後もよくアフターをして、熾烈な競争の中で試合に出るために自キャッチができるドローワーという武器を頑張って磨いていました。</p>
<p>また、彼女は仲間のために自分の時間と労力を惜しみなく割いてくれる人でもあります。社会人になってからは、青学で組織づくりに奮闘していた私に、何かできないかと自ら声をかけてくれ、リクルート流チームビルディングMTGを実施してくれたこともあります。数年前に青学が関東の決勝で慶應と対戦した際は、当時はアメリカに住んでいたにも関わらず、現地で試合のTV放映を見られる方法を必死に探ってくれました。当日は、たまたま旅行中だった同期と、同じくアメリカ駐在だった別の同期と一緒に決勝を観戦してくれ、私が試合後にLINEを開いたらそこには3人からたくさんの労いの言葉が届いていました。</p>
<p>大学時代の彼女について、印象に残っているエピソードが2つあります。1つ目は大学4年生のリーグ第4戦。その1年前に敗戦していた因縁の相手とFINAL4に進むためには絶対に落とせない一戦を目前に、主力の後輩が怪我をして出場できなくなってしまいました。その時、代わりに抜擢されたのが菜々子で、彼女はやり慣れないゾーンDFの位置を前日しか練習していないという状況で本番に臨みました。これはあとで母から聞いたことですが、それまであまり出場機会がなかった中で急にまわってきた重役に、菜々子のお母さんは「緊張して見てられない」と応援席で言っていたそうです。それでも、その日菜々子は得意なドローで試合をコントロールし、DFでもいつもその位置をやっていたかのようなパフォーマンスで見事勝利に貢献しました。当時の慶應ではHCの大久保さんが毎試合MVPを後日メールで発表してくれていたのですが、この試合のMVPは菜々子でした。あの厳しい状況をチャンスに変えた菜々子の活躍が認められて、自分がもらったどのMVPよりも嬉しかったことを覚えています。</p>
<p>2つ目はその2か月後、慶應が負けたら終わりの全日本選手権の1回戦を翌日に控えていた日のことです。前日までには大体誰がベンチ入りするかというのはわかっており、菜々子はその試合はベンチ入りが厳しい状況でした。当時、ATの最前線を別の同期と任されていた私は、クリアの連携をその同期と毎日何度も何度も確認しており、その日も残って練習をしていました。ベンチ入りが厳しい選手は、どうしてもそういう自主練には残らず帰ってしまうことが多いのですが、菜々子は約2時間、ずっと私たちのクリア練の相手DFという最高に面白くない役に徹して、自主練に最後まで付き合ってくれました。</p>
<p>その帰り、車に乗せてもらった際に彼女がずっと片手で運転していることに気づき、どうしたのかと尋ねたら手首が痛いと言っていたのですが、その日はそこまで気に留めることなく、明日は頑張ろうねと言って別れました。翌日、慶應はクラブチームSibyllaに延長戦の末負け、それが私たちの引退試合となりました。試合が終わってから私は菜々子がその日、手にギブスをつけていたことを知りました。実は前日に手首を骨折していて、その状態で自主練に付き合ってくれていたのです。私たちの自主練中はそんな素振りを一切見せなかったので、最初は耳を疑いました。そしてすぐに、激痛であったにちがいない状態を隠して私たちの自主練に付き合ってくれたことへの感謝の気持ちと、そんな仲間の想いを託された試合でチームを勝ちへ導けなかったことへの悔しさがこみ上げてきました。12年経っても、忘れられない大学ラクロス最後の1日の出来事です。</p>
<p>彼女から私が学んだこと。</p>
<p>チームのために行動すること<br />
いつでもチャレンジし、それを楽しむこと<br />
諦めずに努力し続けているからチャンスがきたときに結果を出せるということ<br />
どこまでも仲間を想うこと<br />
だから仲間に想われること</p>
<p>今回「ラクロスから学んだこと」というテーマで執筆をお願いした中で、自ら「学べなかったこと」も書いてくれた彼女だから、きっと彼女の今があるのかなと思います。そんな姿勢もまた尊敬しています。</p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p><strong>◆自己紹介</strong><br />
慶應義塾大学女子ラクロス部・商学部０９卒、森井菜々子（旧姓：小出）です。大学卒業後は、リクルートに入社、約７年間を通して、自動車部門、HR部門にて営業、人事部にて、研修、新人教育、組織活性（風通しの良い風土をつくる）の仕事をしていました。ラクロスで知り合った夫の転勤をきっかけに退職し、アメリカカリフォルニア州にて3年半住み、アメリカンな子育ての日々。2019年夏に日本に一時帰国。2020年夏には第二子が産まれる予定、現在33歳お母さん業をしています。来年にはアメリカに戻る予定で、自身の新たなキャリアに向けて、現在は幼児教育について勉強中。</p>
<p><strong>＜私のラクロス史＞</strong><br />
・高校：アメリカ留学時代にラクロス部に入り、ラクロスに魅了される。大学ではラクロスをしようと決意。<br />
・大学：慶應ラクロス（ポジションはMD。係は、新勧、応援、打ち上げ、モチベーションビデオ制作）<br />
・社会人：2部リーグ WALLOP（ワロップ）（1年目副将、2年目主将として2年間所属）<br />
・アメリカ：BAYLAX（西海岸の草ラクロスチームに所属。毎週末、練習をせず試合だけで集まり、ビールを飲んで解散するサンフランシスコ唯一のラクロスチーム）</p>
<p>上記以外では、月に１度、ビーチラクロス、ラクロックスを主催し、趣味としてのラクロスを楽しんだり、リクロスの会（リクルートラクロスの会）でサムライカップに出場したり、サムライラクロスさんの企画で、クロスを持って富士山に登って日本一高い場所でパスキャッチをしたり、東日本大震災の時はラクロスを通して現地で復興支援に参加したり、ラクロス出身者と結婚したり、気付いたら、私の人生はなんだかんだラクロスとは切り離せないものになっていました。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/12-1-1024x627.jpg" alt="" width="1024" height="627" class="alignnone size-large wp-image-102733" /><br />
（↑社会人の週末の夜はビーチラクロス・ラクロックスを楽しむ）</p>
<p><strong>◆柴田との関係</strong><br />
試合の応援にきていた私の父は、同期のしゅんのことをメッシ（サッカー選手）と呼んでいました。いつも得意の左から鋭いシュートを決めてくれるしゅんに、私は、運んだボールを安心して預けていました。しゅんと過ごした長い時間の中で、印象深く、しゅんのキャラクターを表している出来事があります。しゅんは、大学1年の時に試合のビデオを管理する係に就いていました。ある日しゅんは、別の1年生が撮影した試合のビデオがブレブレできちんと撮れていなかったことに対して、同期30人以上を集めて声を荒げたのです。「なんでこんなこともできへんねんっ！学生優勝のためにうちらができることやろうやっ！！」と泣きながらみんなに訴えかけてくれました。15年程前のことですが、そのシーンは今でも鮮明に覚えており、チームの一員としての自覚が足りなかったことに気づかされましたし、試合で活躍すること以外での学生優勝にかける本気度を見せつけられた気がしました。</p>
<p>そんな熱い同期のしゅんから、今回執筆のオファーをもらい、主に学生時代のラクロスのことを振り返っていたのですが、正直「もっとこうすればよかったな」と少し大人になった今だから思うことがいくつかでてきました。そこで、今学生のみなさんに向けて、１、私がラクロスで学んだこと、２、学生の皆さんに気付いて欲しい、私がラクロスで学べなかったこと（＝もっと学んでおきたかったこと）を書かせていただき、みなさんの一歩を踏み出すきっかけの一助となれば嬉しいです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/12-2-1024x550.jpg" alt="" width="1024" height="550" class="alignnone size-large wp-image-102734" /><br />
（↑慶應ラクロス部時代・新人戦優勝）</p>
<p><strong>◆私がラクロスで学んだこと</strong></p>
<p><strong>１、自分の居場所を見つけること・そしてその場所で価値を発揮すること</strong></p>
<p>私のラクロス部での日々は「自分にしかできないことはないか」を探し続けた4年間でした。当時の慶應では、80人以上部員がいて試合に出られるスタメンは12人。スポーツには必ずあることですが、多くの部員がリーグ戦などでスポットライトを浴びずに終わってしまいます。その中で、４年間を費やすと決めたからには、試合での貢献を目指すのはもちろんですが、グラウンド外でもチームにとって必要とされる存在になり、どう価値を発揮していくかが非常に重要でした。プレー面に関しては「ルーズボールからチャンスを作る選手」になることを目指しました。その為、ドローの練習に時間を割き、自分がメインで参加していない時間も誰かのミスを予測してフォローするよう心がけていました。フィールド外では応援係やモチベーションビデオ作成など、誰かを応援するような役割を自然と担うようになりました。大事な試合の前日にはベンチ入りメンバー発表があり、日々オーディションを受けている様なハラハラした気持ちでしたが、そんな時も、試合に向けたエールで盛り上げ、とにかく明るく元気に振る舞うような時があったことを覚えています。それにより、今その瞬間にチームのために自分がやるべきこと、価値発揮できることを全うしよう！と決めて、継続する精神力がつけられたと思います。この姿勢は、社会に出ても様々なシーンで活かすことができました。リクルート営業時代、企業の採用活動のコンサルティングをしていたときは、自身のお客さん（企業）にとって、自分がどういう存在となり、「その企業にとって、人事部にとって、採用チームにとって、どう思われ、何を提供する人になるのか」を常に問い続け、期待以上の価値を発揮しようと行動していました。仕事をしていない時も同様で、アメリカでは、知り合いゼロの所からスタートし、図書館で知り合ったオーストラリア人のママと意気投合し、子供たちに必要な環境を語り合ううちに、地域の子育てママグループを立ち上げることにしました。どのようにして自身と、周りのみんなが楽しく子育てができ、子どもたちが楽しい時間を過ごせるかを考えて、沢山のイベントを企画しているうちに、気づけばコミュニティのメンバーは20ヶ国ほどの国々から50人以上になっていました。その行動と経験が、仕事から離れていた私に、次のキャリアとして幼児教育に携わろうと決めるきっかけを与えてくれました。学生時代、組織の中で自分の居場所を見つけ、そこで価値を最大限に発揮することは、ラクロス部での4年間を充実したものにし、その後の人生をキラキラ輝かせてくれる力になってくれると思います。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/12-3-1024x628.jpg" alt="" width="1024" height="628" class="alignnone size-large wp-image-102735" /><br />
(↑アメリカでの子育てコミュニティで毎週企画したピクニックイベント)</p>
<p><strong>２、自分のやりがいを見つけられたこと</strong></p>
<p>社会人になり、週末は２部リーグWALLOP（ワロップ）に所属しましたが、忙しい平日の後の土日の練習は正直かなりしんどかったです。それでも自らチームの幹部にコミットしたのは、学生時代に培ったラクロスの経験をシェアすることで、みるみる変化するメンバーや、成長するチームを目の当たりにしたからです。その成長に自身が少しでも関われることが、自分が試合でシュートを決めることよりも興奮し、嬉しく、楽しい、と思うようになっていきました。学生からやっている同じラクロスでも、一緒に過ごす人や、チーム内での在り方が変わるだけで、新たな自分を発見することができます。ラクロスは、チーム以外にも、学連、委員会など、学外の活動がありますし、社会人になれば、自分でチームを選ぶこともできます。同じスポーツでも、関わる場所を広げて、継続していくことで、人間的な成長もそうですし、新たな自分に出会えるきっかけが沢山あると思います。私の場合は、ここで気付いた自分のやりがいが、仕事においても変化をもたらし、人の成長に関わる仕事がしたいと思い、手を挙げて人事部に異動し、研修や、新人教育の仕事をするようになりました。今は学生の皆さんも、どんどんとチームの外に出て、どんな形であってもラクロスと長く関わっていけると、より４年間のラクロス生活が生きたものになっていくと思います。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/12-4-1024x597.jpg" alt="" width="1024" height="597" class="alignnone size-large wp-image-102736" /><br />
（↑BBQ、飲み会、笑い、にラクロスと同じ情熱を捧げられるメンバー揃いのワロップ）</p>
<p><strong>◆学生の皆さんに気付いて欲しい、私がラクロスで学べなかったこと（＝もっと学んでおきたかったこと） </strong></p>
<p><strong>１、「目の前にあるラクロスが人生のすべて」になってはいけない！</strong></p>
<p>学生時代の私は、「目の前に取り組むラクロス・４年間こそが人生の全て」というくらいそのことしか考えていませんでした。しかし当然ながらそこには終わりがあり、いずれその４年間は「長い人生の中における一部」だったと気付かされます。日々目標に向かってがむしゃらに取り組めばきっと何か得られる、人生にとって良いことなんだ、というTHE体育会的な何となくの肯定感は根拠の無い自信をもたらしてくれましたが、自分の人生の先を描いた上でラクロスをしていたら、もっと沢山の学びや、人としての成長があったのだと思います。<br />
例えば、「大勢の前で話して、人に伝える仕事がしたい」という将来を描いていたら、キャプテンを務めて日々部員の前で話す機会を得ることも大切ですし、各大学の体育会の役職、学連の委員などでも実現できると思います。他にも新人育成、コーチをする、といったことも人に伝える機会が多い役職です。部活における係１つとっても、自分の将来のありたい姿と接続することができれば、自分の人生において、ラクロスがもっともっと有意義なものになると思います。<br />
ちなみに私は、「組織・コミュニティを元気に！」といったことが好きで、人生を通してやり続けたいことだと思っています。振り返ると、学生ラクロス（部の盛り上げ隊として、応援・打ち上げ・モチベビデオ制作など）、社会人ラクロス（副将、主将として盛り上げ）、仕事（人事で組織活性担当としてイベント企画や、ビジョン策定など）、家庭（毎日をいかに家族で楽しむかを日々模索）と、それぞれの場所で一貫してやりたいことをやっています。学生の時はなんとなくやっていましたが、その後は、自分のありたい姿と日常を接続させて、やるべきことを選択して、自ら取りにいっていました。もし今学生の時に戻れるなら、「組織づくり」という観点で、まずはもっと視野を広げて、他大学、他の部活の組織の良いところをリサーチして取り入れる動きをしてみたり、海外のラクロス部の組織のあり方にも目を向けると思います。特に決められた役職などがなくても、自分のやりたいことを実行して、発信すれば、きっと身になると思います。将来から逆算して今何すべきか考えることは難しい方もいると思いますが、それでも４年間考え続けて、行動してほしいです。部活内の活動でできること、部活外の活動でラクロス部のためにできること、将来のためにラクロス以外の活動でできること、考えれば沢山のことが見えてくるはずですし、自分の中で優先順位もみえてくると思います。「ラクロスの為の人生」ではなく、「人生の為のラクロス」という視点を是非もってみてほしいです。</p>
<p><strong>２、ロボット型の選手になってはいけない！</strong></p>
<p>学生時代、ラクロスのプレー面において私は、相当なロボットだったと思います。そしてこれが一番の後悔です。「ロボット」という言葉を使ったのは、自分の頭でさほど考えず、言われたことをミスなくこなすことを最優先として取り組んでいたからです。当時の慶應ラクロスでは、ミーティングでコーチや幹部から、戦術や練習メニューの説明があり、それを練習、試合で実行していく、というものでした。ポジションの幹部でもなかった私は、４年間説明を受けることしかしておらず、正直なところ、それを理解してこなしていくことで精一杯でした。そして、そこそこ期待通りに動き、大きなミスもしないという、代替の利く正にロボットのようになってしまっていました。今思えば、どうしてもっと自分の頭で考えて、疑問をぶつけたり、新しいことを考えたり、言われたことに対して想像をもっともっと膨らませて練習に臨めなかったのだろう、と後悔しています。自分の頭で考えて発信することは、学年・役職に関わらず自由です。また、運動神経がよくなかったとしても、人一倍考えて練習・試合に臨めばパフォーマンスは変わるはずです。ラクロスがもっと楽しくなるはずです。社会人になってからは、ロボットではできることが限られ、クリエイティブな仕事、責任のある決断をする仕事は回ってこなくなります。みなさんがほぼ毎日取り組むラクロスを是非有効活用して、考える力を鍛えて、自分の意思をもって発信することをやってみてください。ラクロスにおいても社会に出てからも必ずプラスの成果がでてくると思います。</p>
<p>最後になりますが、私は今、妊婦ですし、コロナによる自粛中なのですが、動けるようになったら誰かとラクロスしたい！ラクロックスしたい！慶應、ワロップの仲間に会いたい！試合の応援に行きたい！等の気持ちが沸々と湧いてきています。決して、前線で輝く選手にはなれなかったけれど、こんなに好きなことに人生を通して出会えたことがとにかく幸せだな、と思います。正直ラクロスでなくてもなんでも良いっちゃ良いのですが、みなさんの学生生活が、そんな「好き」に出会える時間になることを願っています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/06/12-5-1024x694.jpg" alt="" width="1024" height="694" class="alignnone size-large wp-image-102737" /><br />
（↑ラクロス出身者の夫とハワイの結婚式後にラクロックスを楽しむ）</p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>菜々子と旦那さんはいつも最後の写真のように二人でふざけ合って楽しんでいます。その上、どちらもとてつもなく向上心が高く、これからの人生をどのように歩んでいくのか、10年後、20年後にどこでどのような家族とどのような暮らしをしているのか、ずっと見ていたくなるような二人です。いまは日本に帰ってきていますが、大きな事業の夢とともにまた来年頃には世界に羽ばたく予定で、菜々子はそこでのグローバルな子育ても視野にいれて、幼児教育の新たな目標へ向かって勉強を始めているそうです。</p>
<p>私は、選手・コーチとしてラクロス競技の最前線にいる時間が長いですが、今回は菜々子のようなラクロスとの関わり方ができる人がもっと増えればいいのにという想いで、彼女が忙しいのを承知で執筆を依頼しました。ラクロスをどのレベルでやっていても、結局はラクロスをきっかけとして、「自分自身が何を得ようとするのか」が全てだと思います。彼女は、その環境がラクロスでも仕事でも育児でも、そこに取り組むスタンスが大事なのだと教えてくれる存在です。だから彼女の周りにはそんな彼女に惹かれた仲間がたくさんいるのだと思います。</p>
<p>「いま」を考えてラクロスをすることもたしかに大事です。しかし10年後、20年後に振り返ったときに後悔しない「いま」をつくるためには、いまの環境の中で何を得たいのか、その先で何がしたいのか、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。10年経ったとき、「2020年があってよかった」と思えるような出会いと経験を得ようと一歩踏み出せば、明日からの運命が少し変わるかもしれません。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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</div>
</div>

<p class="well">
▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" class="alignnone size-full wp-image-102608" /></a><br />
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</p>
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		<item>
		<title>【ラクロスコラム】#11 新時代のマルチタスク｜SELL代表 柴田 陽子</title>
		<link>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-13/</link>
					<comments>https://lacrosse-plus.net/fun/shibata-column/sell-13/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 31 May 2020 11:12:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会に出てから大切なことは 全てラクロスから学んだ｜SELL代表 柴田 陽子]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://lacrosse-plus.net/?p=102692</guid>

					<description><![CDATA[「マルチタスク能力」とは複数の作業を同時にこなす能力のことを指します。 現代人は仕事以外の場でもこの能力をよく使っていると言われ...]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「マルチタスク能力」とは複数の作業を同時にこなす能力のことを指します。<br />
現代人は仕事以外の場でもこの能力をよく使っていると言われており、例えば電話で話しながら資料に目を通したり、テレビをつけながらスマホでSNSを開いたりしているのも考え方によってはマルチタスクです。<br />
少し前までは、このマルチタスク能力は、大抵の場合に長所として扱われ、企業内で高評価の対象だったと言われています。しかし、脳の機能に関する最近の研究で「マルチタスク能力が高い」と思われていた人たちは、実は複数の作業を同時にこなす超人的な能力を有しているわけではないということが分かってきました。しかもそれだけでなく、むしろ同時に複数の作業を行うと生産性が落ちるということが明らかになってきたのです。</p>
<p>ロンドン大学精神医学学科のチームは「Eメールや電話によって気を散らされたときビジネスパーソンのIQは低下しており、徹夜明けの数値とほぼ同等である」と発表しています。また別の研究チームによると、マルチタスクによって生産性は最大40％も下がるという結果も出ています。スタンフォード大学の研究では、262名の生徒を対象に、最もマルチタスクしている（メール→チャット→電話と頻繁にやることをきりかえている）19名と、最もマルチタスクをしていない22名に対して、ある実験を行いました。「単一タスクにのみ集中している」という同じ状況でテストを受けさせ、両極端の彼らの結果を比較したのです。その結果、習慣的にマルチタスクを繰り返している19名のほうが、日常でマルチタスクをしていない22名よりも明らかにテストの結果が悪いことが判明しました。実際にマルチタスクの危険性を唱える研究者は多く、「ながらスマホ」「ながら運転」などの言葉は、このマルチタスクが原因の注意力低下による大事故などの危険性を訴えた言葉だと言えます。</p>
<p>ただ、企業の中で明らかに周りの人よりも早く仕事を次から次へと片付け、複数の作業を同時にやっているとしか思えないスピードでタスク処理をしている“超人”が存在するのも事実です。私も社会に出てから何回か、そういう方に出会ったことがあります。最近の研究では、彼らのやっていることが複数の作業を同時にこなすのではなく、さまざまな作業をまとめ、論理的な作業順序を決めた後、1つの作業に対して強烈な集中力で取り組んでいることであるとわかってきました。彼らは、会議中にスマートフォンをいじったり、電子メールの着信音が響くたびに手元の作業を中断してメールアプリを開いてみたりもしません。つまり、“超人”は複数の作業を同時にこなしているのではなく、単一の作業に集中して取り組み、その後迅速に頭を切り換え、次の作業に取りかかるスピード感が人よりも早いのです。中にはこれを「タスクスイッチング能力」という人もいます。</p>
<p>前職時代、私は青学の練習やSELL関連の打ち合わせを朝に入れていたため、週2,3回ほどは朝10時半に出社していました。さらに週に最低2回はMTGと夜練のために18時過ぎには退社しており、明らかに周りの人よりも仕事をしている時間は短かったです。その中でもそれなりの仕事の成果は出し、最終年の人事評価も最も高い評価をいただいていたので、周りからは「マルチタスカー」とよく言われていました。ただ、実際に振り返ってみると、昨今の研究結果の通り、同時に何か作業をしていることはほぼなく、とにかく「人が15分かけるタスクを10分で終わらす」ということを心がけ、それをひたすら繰り返していました。一般的な会社員の平均勤務時間を仮に10時間と仮定した場合、15分かかるタスクを10分で繰り返していると10時間働けば3時間20分もの差になります。つまり、同じ仕事の量を6時間40分で終えられるわけです。これを毎日やっていれば朝9時に出社して20時まで仕事をしている一般的な企業人と同じ業務量を、10時半に出社して18時過ぎに退社する生活でもこなすことができるわけです。これは私が、ラクロスと仕事を両立したいと思っていたからこそ、そのために身に付けられた能力だと思っています。</p>
<p>ラクロス部に所属していると、色々なタスクが一気に降りかかってくることは日常茶飯事ですよね。<br />
例えば学生でも、部活の練習、バイト、課題の提出、部活の係の仕事、家事、などなど。これが社会人になると、上述した私のように、仕事の中での複数のタスクに加え、トレーニングやコーチ業、私生活との両立へと変わります。現在の私の場合は、仕事の複数のタスク、日本代表のGM／HCとしてのタスク、青学のHCとしてのタスク、このコラムの執筆業、そしてラクロス以外の私生活を日々まわすのが日常です。ラクロスを始めてから15年間、内容は変わってもずっとこのような複数タスクをまわしている状況で過ごしてきました。前にも述べたように、これはだからこそ学べた能力なのです。つまり、ラクロスをしている生活はマルチタスクやタスクスイッチングの宝庫だと言えます。上手く活用すれば、一つひとつのタスクを片付けるのが大幅に早くなるかもしれません。しかし一歩間違えれば、周りにはそれが注意力散漫のように写り、自分自身の信頼を損なうきっかけにもなってしまいます。大事なのは真のマルチタスク＝タスクスイッチングを正しく理解し、適切に実行できることです。</p>
<p>タスクスイッチングを適切に実行するためには、優先事項を判別して優先順位に応じてタスクを実行していく習慣が必要です。優先事項のつけ方に関しては、スティーブン・R・コヴィーの著書『7つの習慣』の中で説明がされています。この本は、世界40ヶ国語で翻訳され、販売部数3,000万部を記録した世界的名著です。また、「20世紀に最も影響を与えたビジネス書」の第1位にも輝いている本なので、まだ読んでいない方にはぜひ一度読んでいただきたい一冊です。</p>
<p>コヴィーは本書の中で、“第3の習慣”として「最優先事項を優先する」ことの重要性について記しています。また、そのための一つの手法としての「時間管理マトリクス」というタスク管理術も紹介しています。このテクニックは、“時間管理の達人”としても有名な第34代アメリカ大統領ドワイト・D・アイゼンハワーの仕事術を元にしており、 別名アイゼンハワー・マトリクスとも呼ばれています。<br />
具体的には下図のようなマトリクスを指します。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/matrix-1024x558.jpg" alt="" width="1024" height="558" class="alignnone size-large wp-image-102695" /></p>
<p>このマトリクスは、「最も決断を急ぐべき案件が、最も重要な案件であることは滅多にない」という考え方に基づいて作られています。例えばTo Doリストを作成している人は多くいると思いますが、そこに緊急案件だけを書いてしまいがちではないでしょうか。それに対し、このマトリクスではすべてのタスクを「重要かそうでないか」「緊急かそうでないか」の２つの軸で判断して４つに分類していきます。</p>
<p>そうすると、すべてのタスクは次の４種類に分類されます。</p>
<p>ここでは、<br />
・図の左上（＝緊急度も重要度も高い）をA<br />
・図の右上（＝重要度は高いが緊急度は低い）をB<br />
・図の左下（＝緊急度は高いが重要度は低い）をC<br />
・図の右下（＝緊急度も重要度も低い）をD<br />
として説明を進めていきます。</p>
<p>それぞれを仕事に置き換えると、図に書いているような例が当てはまります。コヴィーは本書の中で、この中のBにあたる「重要だが緊急ではない」タスクの大切さを説いています。「重要かつ緊急なもの」＝Aはもちろん対処しなければなりません。しかし、その中にはトラブル対応のような危機的で、プレッシャー・ストレスを伴うものも多くあるため、私たちは「重要かつ緊急なもの」だけにとらわれてしまいがちなのです。To Do リストは、「緊急なもの」、つまりはAとCだけを取り出していることが多く、「重要だが緊急ではない」ものは、このやることリストに含まれないことが多いと言われています。そうするとどうしても後回しにしてしまいがちになり、本当に重要なことにいつまで経っても時間がかけられないこととなってしまいます。</p>
<p>私は実際にこの時間管理マトリクスを活用しながら日々のタスクを整理しています。To Doリストももちろん考えていますが、この作業を必ず定期的にやっている理由は、上述したとおり、今すぐにやらなくてもいいけど重要なことをやる時間を見つけるためです。そのためには「緊急かつ重要なもの」に対しては確実に期限までの間に時間をとりつつ、「緊急だが重要ではないもの」がどれかを判別し、それらを手際よく処理していくことが必要です。そうして初めて人よりも空き時間を捻出することができ、「緊急ではないが重要なもの」に時間をかけることができます。</p>
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</div>
</div>

<p>私の現状に置き換えて考えると、このコラムの執筆や代表の週末MTGの準備は期限がある大事なことなのでAです。これらは、自分にとっても重要なタスクでもあるので期日があっても時間をかけて考え、質の高いものを提供する必要があります。それを踏まえ、その時間をきちんと確保できるよう逆算し、作業に取り組んでいます。<br />
加えて、私のLINEには日々2，3時間放置するだけで100件近くの通知が貯まることもよくあります。そういった青学や代表やSELL、その他チームなどからの報告や相談のLINEは、私にとってはそこまで重要でないものも含まれるので、必ずしもAではなくCの場合もあります。ですが、これらも私が返信しないと相手が動けないなど、急ぎで対応を必要とするものも多数あります。こういったことはできるだけ短時間で効率よく、集中して処理し、空き時間ができればそこを活用してBを進めるようにしています。私にとってのBは、1年間の代表チームの逆算計画だったり、SELLやそれ以外の事業の長期プランの作成だったり、青学のリーグの展望だったりします。これらは、いますぐに期限があるわけではないものの、絶対に考えなければならないことです。コヴィーは本書の中で、これが実は長い目での成功を考えたときには「最重要」のタスクであると説明しています。</p>
<p>このようにマトリクスを活用することによって優先順位を整理し、本当に時間をかけるべきタスクに時間をかけるべきだというのは、社会人はもちろん、学生においても全く同じことが言えるかと思います。青学の学生にもよくこの話はしており、実際にタスク整理をしてもらうこともあります。青学の場合はその時にもよりますが、幹部のみが幹部の仕事についてマトリクスを活用し整理することも、それを部員それぞれが個人のレベルで行うこともあります。数年前、それまできちんと仕事をこなしていた幹部が就活に追われ、目の前のタスクを片付けることに精一杯になってしまったことがありました。そうすると1か月先、3か月先、リーグ戦までのことを長期的に考えてスケジュールを組んだり、いまのうちに事前に係に仕事を振っておいたりすることができなくなるので、組織としてはただ毎日を凌いでいるだけのようになってしまいます。そのときに一度マトリクスを活用し、タスクを整理してもらった際の図が下のものです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/S__49365130_0-1009x1024.jpg" alt="" width="1009" height="1024" class="alignnone size-large wp-image-102694" /></p>
<p>これは幹部が当時4年生で、就活で切羽詰まっているという状況で個人の日々のタスクを整理するために書いたものなので、このタスクがこの分類なのか、などの疑問はあるかもしれませんが、大事なのは本人がこの作業を通してタスクの優先順位を整理でき、時間を有効的に活用できるようになることです。</p>
<p>例えば今日は1時間、明日は2.5時間、これらのタスクに割ける時間があるとします。その場合、まずは毎日とにかくAに時間をかけることから始めるべきです。Aのタスク処理に2日とも1時間かかるとしたら、今日はAしかできないので、Cは頼めるなら誰かに頼んで対応してもらい、自分でやる必要がある場合は明日にまわします。翌日もAに1時間かかるとしたら、翌日Aを完了したのち、できるだけ短い時間でCを片付けます。そこまでできてはじめてB＝長期的計画を考える時間をとることができるのです。仮に30分でCを片付けられれば、1時間Bを考える時間があります。ただ、このBの存在を忘れてしまっていると、1時間半でタスクの連続処理を辞めてDをする時間にあててしまったり、Cを無駄に長い時間をかけてやったりしてしまうのです。もちろん、Dのような息抜きになることをやる時間が必要なときもありますし、むしろその方が高い緊急度のことも状況によってはあります。それはその人のその状況における価値観次第です。ただ、「緊急度」という軸だけでやらないといけないことを考えていると、空き時間ができたときにせっかくできたその時間を有効に使うことができなくなってしまいます。そうならないために、このマトリクスの考え方を活用してタスクを整理し、次から次へとタスクを切り替えていけるようになることは非常に大切な能力です。</p>
<p>新時代に求められる“マルチタスク”は、タスクの優先順位をつけた上で、取り組むタスクを次から次へと素早く切り替え片付けていく能力です。朝から晩まで学校に、部活に、バイトにと多方面で充実している毎日を送れるラクロス部の環境では、タスクの優先順位をつけられるようになることは非常に有効的ですし、その能力を付けられる絶好の環境と言えるでしょう。できるだけ少ない時間で必要な緊急タスクの処理ができれば、その先で本当に自身の役に立つ、ワクワクする未来を描くタスクにもっと時間をかけることができます。新時代のマルチタスクを身に着けた先で、自分の未来のために投資する時間をしっかりつくれるようになってください。</p>
<p>SELL代表<br />
柴田陽子</p>
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</div>
</div>

<p class="well">
▶︎Profile<br />
柴田陽子（1987年生まれ、兵庫県出身、神奈川県在住）<br />
<strong>【学歴】</strong><br />
・大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業<br />
・慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科卒業<br />
<strong>【社会人歴】</strong><br />
・アクセンチュア（SAPを専門に取り扱う部門でクライアント企業へのSAPシステムの導入プロジェクトに携わる）<br />
・リクルート（リクルート住宅部門注文住宅グループ神奈川チームにて住宅雑誌「神奈川の注文住宅」の営業）<br />
・WWE（米国最大のプロレス団体の日本法人にてマーケティング、ライセンシング、セールスなどをサポート）<br />
・ナイキジャパン（通訳チームの一員としてスポーツマーケティング、ロジスティックス、テック、CSRなどの視察や会議の通訳および資料翻訳を担当）<br />
・電通（オリパラ局の一員として東京大会の各競技のスポーツプレゼンテーションを企画。チームの国際リエゾンとして豪州のパートナー企業との交渉も担当）<br />
・Second Era Leaders of Lacrosse（代表として団体創立に携わり現在に至る）<br />
<strong>【ラクロス選手歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部（2005年～2008年）<br />
・FUSION（2009年～2013年）※2010年～2012年主将、2013年GM<br />
・CHEL（2014年～2016年）※2015年主将、2016年副将<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜（2005年）<br />
・U22日本代表（2008年）<br />
・日本代表（2009年～2011年 ）※2009年W杯参加<br />
<strong>【ラクロスコーチ歴】</strong><br />
（所属チーム）<br />
・慶応義塾大学女子ラクロス部AC（2009年）<br />
・青山学院大学女子ラクロス部HC（2010年～現在）<br />
（選抜チーム）<br />
・U20関東選抜AC（2012年）<br />
・U20関東選抜HC（2013年）<br />
・U19日本代表AC（2015年）<br />
・日本代表AC（2017年）<br />
・全国強化指定選手団AC（2019年）<br />
・日本代表GM兼HC（2020年～現在）<br />
<strong>【主なラクロスタイトル】</strong><br />
（選手）<br />
・関東学生リーグベスト12（2007年）<br />
・東日本クラブリーグ優勝（2011年・2012年 FUSION、2014年 CHEL）<br />
・全国クラブ選手権優勝（2011年 FUSION）<br />
・全国クラブ選手権準優勝（2014年 CHEL）<br />
・全日本選手権準優勝（2011年 FUSION）<br />
・全日本選手権3位（2014年 CHEL）<br />
（コーチ）<br />
・全国最優秀指導者賞（2018年）</p>
<p><div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/しゅん-120x120.jpg" alt="【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.24</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/interview/coach-interview/yoko-shibata-2">【HOW I COACH】柴田陽子｜2020年青山学院大学女子ラクロスHC</a></div><div class="cardlink_excerpt">日本の女子ラクロス界では有名人！青山学院大学女子ラクロス部のコーチ歴は11年目！2018年には日本ラクロス協会から送られる &quot;全国最優秀指導者賞&quot; を受賞し、現在は日本代表のHCとしても活躍。
大学ラクロス、クラブラクロス、日本...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<div class="cardlink"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2"><div class="cardlink_thumbnail"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/04/LEAD-LACROSSE-LEAD-BUSINESS-120x120.jpg" alt="【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！" width="120" height="120"></div></a><div class="cardlink_content"><span class="cardlink_timestamp">2020.04.23</span><div class="cardlink_title"><a href="https://lacrosse-plus.net/lacrosse-news/womenslacrosse/sell-2">【女子ラクロス団体SELL】社会人女子ラクロスの団体 &#8220;SELL&#8221; （セル）をご紹介！</a></div><div class="cardlink_excerpt">2018年に創設された日本の女子ラクロスクラブチームのメンバーが集まって始まった SELL -Second Era Leaders of Lacrosse-。
クラブチームの一つなの？よく平日練習とかあるけど、結局どんな団体なん...</div></div><div class="cardlink_footer"></div></div><br />
<a href="https://lacrosse-plus.net/sell-column-yokoshibata"><img decoding="async" src="https://lacrosse-plus.net/wp-content/uploads/2020/05/Untitled-design-10.png" alt="" width="820" height="312" class="alignnone size-full wp-image-102608" /></a><br />
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</p>
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