学生リーグが開幕しました
大雨の被害の後は、酷暑とラクロスを行う環境としては厳しいものがありそうですね。事実開催の遅れていた中国地区クラブリーグの開幕は今週末までずれ込みました。
最後の開幕は8/26(日)9:30ドロー@福富多目的グラウンド（広島県） Wonderful Alpha 対 C-force。
そして、8月12日の週に開幕を迎えた、北海道、東北、関東地区を含め学生ラクロス界に新しい動きが起きていますのでReportします。
シーズン末になって、この動きは何だったの？になるか、この予兆を越えたカタルシスを迎えるのか？これからの注目点も挙げてみました。
北海道地区
【男子】
北海道大学の盤石感が変わらない。しかし、それでは3地区代表に勝れないのではないか？そこの課題を克服できるのか？結果でしかわからない。
【女子】
１昨年参加を果たした、北海道科学大学さんは今年も参加が叶わず7チームで始まったリーグ戦。前年優勝の北海道大学が3位の北翔大学に敗れ、2位の北海道教育大学も4位に酪農学園大学に敗れるという開幕ウィークでした。
過去にも全国大会に出場を果たしたこともある北翔大学はそれなりに分かる部分もありますが、ラクロスにおいて酪農学園大学という名前をご存知の他の地区の方は私のコラムを読まれていた方だけぐらいでしょうか？昨年北海道地区で一気に4位に進出した酪農学園大学は、確実に進化されたようです。選手も45人ぐらいと各地の上位校と同じ規模になり持続的な進化に繋がる規模になって来られたのに注目をしていました。
今年どこまで進化を遂げるのか？皆さん、この名前を覚えておいてください。
東北地区
【男子】
東北大の連覇が続いていますが、開幕戦新潟大学に辛勝。プレーオフが終わるまで、岩手を加えた3つ巴は変わらないのでしょう。
【女子】
東北大は、今年も前年2位の岩手大に大勝の開幕でしたが、その岩手は宮城学院女子にも敗れ久しぶりに東北vs宮女の構図になりそうです。
この地区はサマーステージが終わりましたが、男子 岩手 女子 東北の優勝となり地殻変動の兆しはまだなさそうです。
関東地区
【男子】
開幕戦で昨年優勝の慶應が3位の一橋のリベンジを許さず12対6と好発進をしましたが、それ以上にインパクトが強かったのは早稲田大学でしょう。
強いのには理由があります。週６日練習。伝聞ではアルバイトも禁止とか、そこまでの覚悟で臨まれると、対応するにはそれ以上にしなければなりませんね。
日体大、東京、中央、成蹊のFinal4争い、負けましたが一橋がどこまでリカバリーするかでさらに混戦度は増すことになります。
武蔵は連敗という苦しい出だし。明治は東大との引き分けを受けた次回の一橋戦で真価を問われそうです。初戦敗戦の千葉、立教も2戦目の戦いはとても重要になります。
【女子】
開幕戦 を9対6と東京農業に勝ち切った青山学院が早稲田をも飲み込んで、次戦の慶應義塾に9/1挑戦します。これは今シーズンを占う物になるでしょう。
慶應義塾は、やはり豊富な練習に裏付けられた懐の深いラクロスで立教を退けた形ですが、チャレンジャーらしさが出せなかった立教の戦いぶりの方が気になりました。東京農業が法政戦に勝った事で、がむしゃらぶりが出そうなので注目したい。今の印象ではA組慶應義塾、青山学院、立教、東京農業、早稲田、法政というような序列になってもおかしくないですね。
一方のB組では昨年のFinal4組 明治vs東海は昨年までの戦力を保持した東海が戦前の非成熟感を払しょくする、DFとのバランスで存在感を改めて示したのに対し、明治はまだこれから進化の幅が大きく悲観材料よりも好材料の方が多かった。
力強さを見せた日体大に、完成度の高いラクロスを魅せた成蹊を含めた2強争いはし烈な物になりそうです。
東京学芸、学習院が特徴的な攻撃を見せられないのが気になります。
A,B組ともスカウティングの行き届いた拮抗状態にある為、クリア力が勝敗を分けるのではないかと予想しています。
関東は2部3部4部に至る６０チームがそれぞれ進化を遂げているため、今年は久々に大きな地殻変動がありそうです。
2部では中央、駒澤 3部では玉川、東京 4部では駒沢女子、西武文理へ注目をしています。
東海地区以西は 次回レポートしましょう。
とても、動きがあります。
ラクロス ルネサンス 注目して下さい。
こぶ平
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ラクロスを見続けて10年目。大学ラクロスの進化に驚きながら女子ラクロスのキラキラと頑張りに力を貰っているオヤジーレです。
ラクロスの色々な事をお伝えできるように、毎日情報を集めています。
皆さんからの情報をお待ちしています。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
